大日本プロレスに流出していたアジアタッグ王座をジェイク・リー&岩本煌史が奪還!大日本勢は世界最強タッグ決定リーグ戦への出場を熱望!

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 18日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2019 DYNAMITE SERIES』が行われ、ジェイク・リー&岩本煌史が大日本プロレスに流出していたアジアタッグ王座を奪還した。

 昨年の世界最強タッグに参戦した関本大介が当時の世界タッグ王者(第83代)であった石川修司からフォールを奪ったことでグレート小鹿が「挑戦の資格アリ」と踏んで全日本プロレスへの侵略と全王座の奪取を宣言し、今年1月に関本大介&岡林裕二が石川修司&諏訪魔を破り世界タッグ王座を奪取。
 さらにアジアタッグにも照準を合わせた小鹿は2月に河上隆一&菊田一美を送り込み、当時のアジアタッグ王者であった青柳優馬&野村直矢に挑戦させるが奪取に失敗。それでも河上と菊田は諦めず、先月の大日本プロレス横浜文化体育館大会で当時の王者であるジェイク・リー&岩本煌史を撃破して悲願の戴冠を果たし、ゼウス&丸山敦の“元大阪プロレスタッグ”を退けて初防衛に成功。その後、ジェイク&岩本のリマッチ宣言を受け入れてこの日は2度目の防衛戦を迎えていた。

 河上と菊田はナックルなどを交えたケンカ殺法で試合のペースを握り、河上は正面からの逆水平チョップ、菊田は多彩な蹴り技や帯を使ったチョーク攻撃など持ち味を活かした攻撃で優勢の内に試合を進めていく。
 終盤に盛り返したジェイク&岩本は、ジェイクが河上とのヘビー級同士の打ち合いを制し、岩本が場外での一本背負いで追撃。さらに岩本が菊田にジャーマン・スープレックス、孤高の芸術と連撃してアシストし、ジェイクがバックドロップで試合を決めた。
 試合後、両組は互いの実力を認め合い、それぞれの相手と握手&グータッチを交わし、いつの日かの再戦を約束した。
 
 王者組がバックステージに戻ると、ジェイクは「甘く見てたわけじゃないけど、ホントに危なかった。あんなに強いタッグチームなんで、またどこかでやるんじゃないですか。二人ともヘビーなんだったら、もしかしたら関本大介&岡林裕二組に匹敵するくらいの何かを備えれば、そのチームが最強タッグ(世界最強タッグ決定リーグ戦)にエントリーするかもしれない。俺はあの二人の攻撃を受けてそう感じました」と河上&菊田を評価。
 岩本はリマッチを受け入れてくれた河上&菊田に感謝の言葉を述べつつ「大神(橋本大地&神谷英慶)ともやりたいし、三代目血みどろブラザーズ(植木嵩行&高橋匡哉)ともやりたい」と今後も大日本プロレスと抗争していくことに意欲を見せつつ、TAJIRI&KAI組との防衛戦を熱望した。

 一方、河上は「おいジェイク、やるじゃないか。あんくらい来い、この野郎!普段から。ブレーキかけるな、自分に。ガッチリ来い!お前のやりたいプロレスはそれか?もっとガッチリ来い!受け止めてやるよ、俺が。ガッチリ来い。大日本に来てもいいよ。ガッチリ来い!」と同じヘビー級のジェイクを強く意識し、大日本での再戦も示唆。そして「とりあえず俺らが作ったベルト入れ。巾着みたいなもん、あげるから。貸しとくから、全日本プロレスに。絶対また、完全にネクスト、獲りにいくよ。また全日本プロレス、獲りにいくよ」と全日本への再来も宣言。
 菊田も「この短期間で飛艶が全日本プロレス出て面白かっただろう。全日本ファンも全日本のレスラーも俺らの試合を見てただろう。刺激があったろう。河上さんが言ったろう。リーグ戦があるって。呼べよ。中途半端で終わらせるなよ」と全日本のタッグリーグ出場を熱望した。

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