【試合詳細】4・24 新日本プロレス後楽園ホール大会 SHO&オカダ・カズチカvs鷹木信悟&BUSHI YOH&飯伏幸太&石井智宏vsBUSHI&内藤哲也&EVIL 田口隆祐&タイガーマスク&獣神サンダー・ライガーvsエル・デスペラード&金丸義信&鈴木みのる

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『Road to レスリングどんたく 2019』
日程:2019年4月24日(水)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1660人(満員)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○成田蓮/海野翔大/小島聡
10分54秒 フロントスープレックスホールド
●上村優也/辻陽太/永田裕志

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
●ロッキー・ロメロ/YOSHI-HASHI/本間朋晃
10分38秒 タイチ式ラストライド→エビ固め
[鈴木軍]TAKAみちのく/○タイチ/ザック・セイバーJr.

▼獣神サンダー・ライガーデビュー30周年記念試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
田口隆祐/●タイガーマスク/獣神サンダー・ライガー
9分36秒 スモールパッケージホールド
[鈴木軍]エル・デスペラード/○金丸義信/鈴木みのる

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ドラゴン・リー/○マイキー・ニコルス/ジュース・ロビンソン
10分3秒 マイキーボム→片エビ固め
[BULLET CLUB]石森太二/●チェーズ・オーエンズ/バッドラック・ファレ

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
トーア・ヘナーレ/○矢野通/真壁刀義/後藤洋央紀
10分38秒 横入り式エビ固め
[BULLET CLUB]●ヒクレオ/タンガ・ロア/タマ・トンガ/ジェイ・ホワイト

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
●YOH/飯伏幸太/石井智宏
13分2秒 Scorpion Deathlock
[L.I.J]BUSHI/内藤哲也/○EVIL

▼スペシャルタッグマッチ 60分1本勝負
[CHAOS]●SHO/オカダ・カズチカ
19分38秒 Skull End
[L.I.J]鷹木信悟/○SANADA

IC王者・飯伏が内藤へ「IWGPヘビーを獲ってから来てください」と啖呵!SANADAがオカダの前でツームストンを放つ挑発!ライガー30周年記念試合でみのるがライガーへ総合ルールでの再戦を要求!

第1試合


 永田はこの日が51歳の誕生日。
 成田と上村でゴングが鳴ると、ロックアップからバックの取り合い、首の取り合いから上村が足を取りに行くが成田がかわしてクリーンブレイク。両者タッチ。
 海野と辻のマッチアップとなるが、辻は対角コーナーに控える小島に突撃。その隙に海野が辻をヘッドロックで捕らえていくが、辻がショルダータックルで海野をなぎ倒し、上村、小島にもショルダータックル。続けて海野にエルボーを打ち込んでロープに走るが、海野がバックエルボーでカウンターし低空ドロップキック。成田にタッチ。
 成田は海野とともにダブルのショルダータックル。成田は辻にネックロックから首投げ、スリーパーホールド。これをブレイクされると小島にタッチ。
 小島は辻へガットショット連打からコーナーに押し付けマシンガンチョップ。辻の反撃をいなしてDDTで頭から突き刺し、海野にタッチ。
 海野は永田に突撃して場外に叩き落としてから辻をコーナーに振り顔面を踏みつけていく。さらにヨーロピアンエルボーを叩き込むと、足を止めて辻とエルボーを打ち合っていく。海野はロープに走るが、辻はドロップキックでカウンターし永田にタッチ。
 永田は海野にビッグブートからミドルキック連打。コーナーに振って串刺しブートからエクスプロイダーを狙うが、海野が耐えると強烈な張り手からのエルボー。さらにブレーンバスターを狙うが、海野が着地しセカンドロープからミサイルキック。小島にタッチ。
 小島は永田にマシンガンチョップから「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫んでコーナーに上がろうとするが、永田が追いすがりニーリフトから組み付いていくが、小島はコジコジカッター。さらにエルボーパッドを外して投げ捨てラリアットを狙うが、永田がキャッチしてエクスプロイダー。両者タッチ。
 成田と上村となり、成田がフロントスープレックスを狙うが、上村が耐えてエルボー合戦に持ち込み、成田をショルダータックルでなぎ倒すと永田、辻とともにトレイン攻撃。さらに成田のアゴへ串刺しドロップキックを放ち逆エビ固め。成田はプッシュアップしてロープに這っていきなんとかブレイク。上村はかんぬきスープレックスで放り捨てフォールも海野がカット。上村はエルボー連打からロープに走るが、成田がカウンターのフロントスープレックスホールドで叩きつけカウント3を奪った。

第2試合


TAKA「ウェルカム・トゥ・ザック・セイバータ~イム!ザック・セイバー・ジュニア、タカタイチ対、本間、YOSHI-HASHI、ロッキー・ロメロ……フッ(笑)。昨日と同一カード、昨日と同じ結果に終わることでしょう。ザック・セイバー・ジュニア、タカタイチ!略してZTT!俺たちの技が決まれば誰が相手でもジャスト・タップ・アウト!ギブアップあるのみ。本間、YOSHI-HASHI、ロッキー・ロメロ、昨日より短い時間で仕留めてやるよ。カモン!オーバーヒア!」

 ロッキーが「タイチハカエレ!」とコールを煽っていき、観客も「タイチは帰れ!」「レッッツゴータイチ!」のコール&レスポンス。
 本間とTAKAでゴングが鳴ると、ショルダータックルでぶつかり合い、本間がこれを制すると逆水平チョップを連打しボディスラムから小こけしを放つがTAKAが回避し低空ドロップキック。全員入り乱れての場外戦となり、TAKAが本間を痛めつけてからリング上で顔面を踏みつけていく。TAKAはタイチにタッチ。
 タイチは本間の首を絞め上げていき、TAKAとザックが本間の顔面を踏みつけていく。タイチはステップキックから「来いや」と本間を挑発。本間は逆水平チョップを放っていくが、タイチは「いてぇな!」と叫んでソバットからザックにタッチ。
 ザックは本間へ逆水平チョップから顔面にブート、ヨーロピアンエルボーとはなっていくが、本間がエルボーからロープに走るとザックが絡みついてコブラツイスト。本間は腰投げでこれを外してエルボーを見舞いYOSHI-HASHIにタッチ。
 YOSHI-HASHIはザックをコーナーに振って行き、ザックの蹴り足を取ってチョップから回転蹴り。さらにザックをロープにぶら下げてドロップキック。続けてフィッシャーマンを狙うが、ザックが脇固めで切り返し、グラウンドで腕固め、腕十字と形を変えながら腕を極めていくが、YOSHI-HASHIはなんとかブレイク。
 ザックはYOSHI-HASHIがテーピングをしている左肩を執拗に蹴りつけてからロープに走るが、YOSHI-HASHIはラリアットでカウンター。そして本間とロッキーが小こけしで共演しYOSHI-HASHIがランニングニーからカルマを狙うが、ザックが腕を取って外してPK。両者タッチ。
 ロッキーとタイチになり、ロッキーはタイチの突撃をいなしてコーナー上から飛びついてフランケンシュタイナー。突っ込んできたTAKAにもフランケンシュタイナーを放ち、TAKAとタイチをコーナーに振って往復の串刺しラリアット。しかしザックが介入して3人でトレイン攻撃を放つと、タイチがパンタロンを脱ぎ捨てバズソーキック。ロッキーがこれを返すと聖帝十字陵で絞め上げるがYOSHI-HASHIがカット。タイチはロッキーへタイチ式ラストライドを狙うが、これを着地したロッキーがバックスライド、外道クラッチと続けるも2。ロッキーはタイチのアックスボンバーをヒザで迎撃するが、タイチはロッキーの後頭部にアックスボンバーから延髄斬り。ふらつくロッキーをタイチ式ラストライドで叩きつけカウント3を奪った。
 試合終了後もタイチはロッキーを聖帝十字陵で絞め上げ、ザックはYOSHI-HASHIとベルト越しに睨み合った。

第3試合


 ライガーのデビュー30周年記念試合、ライガーが入場すると観客はライガーを祝福するパネルを掲げて大歓声。するとみのるはマイクを取って話し始める。

みのる「おい、ライガーよ。お前あのとき言ったよな?『2年くらい時間よこせ』って。オイ、いつまで待たせんだよ?それともなにか?『体力が衰えて怖いからもう貴方とは出来ません』?そういうことか?どうすんだよ。……ちょっと待て。獣神サンダー・ライガー、30周年、プレゼントだ」

 みのるはニヤリと笑ってライガーの足元にオープンフィンガーグローブを放り投げると、ライガーが怒ってみのるに突撃してゴングが鳴る。
ライガーは田口とタイガーも合わせてトレイン攻撃からトリプルドロップキック。
 田口とみのるのマッチアップとなり、田口はヒップアタックを放っていくが、みのるは田口を睨みつけながらゆっくりと回避して自爆させると全員入り乱れての場外戦へ。みのるは田口をリングに戻すとキチンシンクからデスペラードにタッチ。
 デスペラードは旋回式スパインバスターで叩きつけ再び場外へ。場外では、ライガーが椅子を持ち出してみのると睨み合う。
 金丸と田口のマッチアップとなるが、デスペラードが田口の頭だけエプロンに出すと金丸が場外から田口の側頭部にビッグブート。みのるにタッチ。
 みのるは田口にニーリフト連打。田口もエルボーで反撃するとみのるをロープに振ってヒップアタック。ライガーにタッチ。
 ライガーはみのるに串刺し掌底。みのるは「来いやライガー!」と叫んで正面から張り手の打ち合い。ライガーが低空タックルからマウント掌底、さらに頭部へメチャクチャにストンピング。雄叫びを上げたライガーはみのるが起きるのを待つが、みのるはニタニタ笑いながらライガーに低空タックルからマウントのナックルを連打。デスペラードがみのるをなだめにいくがみのるはデスペラードを吹き飛ばす。みのるは三角絞めを狙うがライガーがヘッドシザーズ・ホイップで切り返し、両者タッチ。
 タイガーと金丸のマッチアップとなると、タイガーはソバットからハイキック。金丸をコーナーに上げて雪崩式アームドラッグ。ここに田口がスライディングヒップアタックで追撃すると、タイガーは金丸へゼロ戦キックからタイガードライバー。しかしデスペラードがレフリーに掴みかかったためカウントは取られず。タイガーがこれに抗議している間に金丸が背後から忍び寄り毒霧。デスペラードがタイガーのマスクを剥いでしまい、顔を隠してうずくまろうとするタイガーを金丸が首固めで仕留めた。
 試合後もみのるとタイガーは場外でやり合い、みのるがライガーをイスで滅多打ちに。

ライガー「おい!鈴木よ!お前何がしてぇんだ?ケンカがしてぇのか?ケンカがしたいならリングを使うな!ここは……プロレスの聖地だ!会場に集まってくれてるファンはプロレスを見に来てんだ!喧嘩がしたいならどこの町中でも結構だよ。やってるよ。やるか?よし来い!ケンカしてやろうじゃねぇか!」

ライガーがイスを持ち出すとみのるも椅子を持ってリングに上がり、リング上で椅子を使ったチャンバラ戦。両者イスを放り捨て正面から取っ組み合うが、セコンド陣が必死に引き剥がす。

ライガー「おい!鈴木よ!喧嘩なら素人だってできるんだ。町中に行けばいくらでもやってるわ!プロレスは!レスラーは!練習した人間がこのリングに戦うんだよ!お前のケンカなんて誰も見たくねーよ!新日本出てけよコラ!」

 再びマイクを持ち怒りをあわらにするライガーを見て、みのるはニヤニヤと笑いながら退場していった。

<試合後コメント>
獣神サンダー・ライガー
「今日来た会場のファンに申し訳ない。悲しい。30周年ということ出来てくれて、ライガーコールをくれて、そのファンの前でアレはなんだ?!PANCRASEの総合ルールでもなんでもない!プロレスでもない!じゃあ何だ?!ただのケンカだろ!ケンカなら街中行ってみろ、いくらでも見れるよ!タダで見れるよ!練習していようがいまいが誰だって出来るよケンカなんて!ファンは高い金払ってそんなもん見に来てんじゃねーんだ。ケンカじゃない。戦いを見に来てるんだ!新日本プロレスという、プロレスの戦いを見に来てるんだ!それが出来ない人間が新日本のリングに上がるな!自分がやりたいことを勝手にやっときゃいいじゃねえか!ウチのリングを利用するな!ケンカ売るなら『ケンカやろう』って言えや!中途半端なことしくさりやがって!俺がPANCRASEルールでやったときの、あの頃の鈴木みのるじゃねぇ。ただのチンピラだよ。あんなやつと試合組まれるのも嫌だよ。なぜリングに上がるんだよ?なぜ会社は新日本のリングに上げるんだよあんな奴を!プロレスが出来ないやつはプロレスのリングに上がるな!……お前ら(マスコミ陣)もちゃんと書けよ?プロレスの記者なんだろ?プロレスが好きなんじゃねぇのかよ?!ただ仕事だからやってるだけなのか?プロレスが好きなら俺の言ってることが間違ってないって分かるだろ?!新日本プロレス……プロレスのリングなんだ。ケンカするところじゃねぇんだよ!」

第4試合


 ジュースとチェーズのマッチアップでゴング。
 チェーズは「ディス・イズ・レスリングマッチ!」とジュースのナックルを牽制してから手4つで組み合い、真っ向から押し合って力比べ。ジュースはナックルを放っていくが、チェーズがソバット。チェーズはロープに走るが、ジュースがジャンピングラリアット、串刺しラリアットからキャノンボールと畳み掛け、介入してきたファレにダブルアックスハンドル。チェーズはその隙に背後からトラースキックを放ちジュースの腰にエルボーを放って場外に放り出し、石森とともにリーを痛めつける。
 ジュースがリングに戻ると、チェーズはファレ、石森と3人でジュースに全体重を載せながら踏みつけ、ファレにタッチ。
 ファレはジュースにショルダークローからハンマーパンチ。石森にタッチ。
 石森はジュースの長い髪の毛を掴んで絞り上げ、コーナーへ振ろうとしていくがジュースが抵抗すると石森はスワンダイブ式クロスボディで飛んでいく。これをキャッチしたジュースはブロックバスターで投げ捨てリーにタッチ。
 リーは石森の突撃をかわして組み付き高速カサドーラから振り子式ドロップキック、串刺しドロップキック、続けてパワーボムを狙っていくが、石森が着地してエルボー合戦へ。両者膝蹴りの応酬から石森がロープに走るが、リーはバックを取って高速ジャーマンからラリアット。両者タッチ。
 マイキーとチェーズになると、マイキーが串刺しラリアットからラリアット2発、さらに旋回式スパインバスター。続けてマイキーボムを狙っていくが、これをかわしたチェーズはマイキーをコーナーに叩きつけ3人でトレイン攻撃からチェーズがランニングニー。チェーズはパッケージドライバーを狙っていくが、マイキーがショルダースルーで切り返し、回転エビ固め。これを返したチェーズがロープに走るが、待ち受けていたマイキーがマイキーボムで叩きつけカウント3を奪った。
 マイキーはダメージが大きく顔をしかめながら退場していき、ジュースとリーは互いのベルトを交換して持ち合うなど喜びを分かち合いながら退場していった。

第5試合

 BULLET CLUB勢の奇襲から場外戦となりゴングが鳴る。
 リング上ではヒクレオがヘナーレをコーナーに押し込んでエルボーを放っていくが、ヘナーレもフライングショルダーで反撃しバックフリップを狙う。これを耐えたヒクレオはロープに走るがヘナーレが再び担いでバックフリップ。さらにヘナーレは逆水平チョップを放ってラリアットを狙ってロープに走るが、場外から邪道がヘナーレを竹刀で殴打。再び場外戦となりBULLET CLUBがこれを優位に進めると、ヒクレオはタマにタッチ。
 タマはロアとともにヘナーレにダブルのドロップキック。真壁がこれを救出に来てダブルラリアットを狙うが、再び邪道が場外から真壁の足を引いて引き倒す。ロアはヘナーレを変形ゴリースペシャルで痛めつけ、そこへヒクレオが胸板に逆水平チョップを叩き込んでいく。ロアはジェイにタッチ。
 ジェイはヘナーレにバックエルボーからフェイスロック。ヘナーレは立ち上がって逆水平チョップで反撃するが、ジェイも逆水平チョップからブレーンバスターを狙う。これをブレーンバスターで切り返したヘナーレは後藤にタッチ。
 後藤はジェイにミドルキックからタマとロアを排除し、エルボー連打から串刺しラリアット、バックドロップ、サッカーボールキック2連発と猛攻をかけ、力を溜めてラリアット。フォールもタマがカット。ならばと後藤は牛殺しを狙うが、ジェイが着地して組み付き、変形裏投げ。両者タッチ。
 矢野とヒクレオになると、矢野はサミングからコーナーマットを外してヒクレオに投げ渡し、レフリーにチェックを要求。その隙に矢野は走り込むがヒクレオがショルダータックルでなぎ倒し、三兄弟でトレイン攻撃。真壁がタマとロアをダブルラリアットでなぎ倒して救出すると、後藤がジェイにラリアットで場外に落としてプランチャで飛んでいく。ここで邪道がエプロンに上がると矢野はレフリーにチェックを要求。レフリーがそちらに気を取られている間に矢野はヒクレオの股間を蹴り上げ、スクールボーイでカウント3を奪った。
 矢野は強奪したタッグベルトを持って即座に逃げ帰り、激怒したタマは矢野を追いかけて退場していった。

第6試合


両軍が入場し、石井とEVIL、飯伏と内藤、YOHとBUSHIと互いに意識し合う相手と睨み合い。
 YOHとBUSHIのマッチアップでゴングが鳴ると、YOHが即エルボーを放っていき、BUSHIもこれに応戦。BUSHIがエルボー速射もYOHはロープに走ってきりもみ式のバックエルボーを放ち石井にタッチ。石井が出てくるとEVILがタッチを要求。BUSHIはEVILにタッチ。
 石井とEVILは真っ向からショルダータックルでぶつかり合い、バチンバチンと激しい音を会場に響かせる。両者はラリアットを狙い合う攻防から再びショルダータックルでぶつかり合い、十字ロープワークも交えたEVILがこれを制して倒すと内藤と飯伏、BUSHIとYOHが場外戦。
 リング上ではEVILと石井が正面からチョップを打ち合い、これを制したEVILが石井をコーナーに押し付けてストンピング。石井は「来いよこの野郎!」と倒れながらも睨みつけるとEVILは内藤とBUSHIも呼び込み3人でストンピング。内藤にタッチ。
 内藤は石井にネックブリーカーから後頭部へ低空ドロップキック。BUSHIにタッチ。
 BUSHIはTシャツを脱いで石井の首を絞め上げ、スイングネックブリーカー。EVILにタッチ。
 EVILは石井を起こすとチョップを打たせていき、自らは一発で石井をなぎ倒す。続けてサソリ固めに入ろうとするが、石井が下から張り手を見舞っていくとEVILはラリアットを狙っていくが、バックを取った石井がジャーマンスープレックス。EVILは内藤にタッチ。
 内藤は石井にツバを吐きかけブレーンバスターを狙うが、石井が逆に投げ返して飯伏にタッチ。
 飯伏は内藤へスワンダイブ式ミサイルキック、内藤が場外に逃れるとプランチャで追撃し、内藤をリングに戻してコンビネーション打撃からその場飛びのカンクーントルネード。続けて飯伏はジャーマンスープレックスを狙っていくが、これをバックエルボーで外した内藤はロープを踏み台にしたスイングDDT。内藤は飯伏をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、飯伏が回避すると浴びせ蹴り。飯伏はハイキックでやり返し両者ダウン。ダブルタッチへ。
 YOHとBUSHIとなり、YOHがBUSHI、EVILをドロップキックでなぎ倒し、BUSHIへ二発目のドロップキック。さらにYOHは串刺しバックエルボーからソバット、ファルコンアローと畳み掛け、これを返されるとロープに走るがBUSHIは延髄斬りでカウンターしライトニングスパイラル。BUSHIはEVILにタッチ。
 EVILはYOHへ串刺しラリアットからダークネスフォールズ。これを返されるとEVILはEVILを狙うが、ここに石井が介入、EVILは石井をラリアットでなぎ倒すと、飯伏がEVILにオーバーヘッドキック、内藤が飯伏へ浴びせ蹴り、石井が内藤にラリアットと入り乱れ、YOHがEVILへファイナルカット。これを返されるとYOHはドラゴンスープレックスを狙うが、ここにBUSHIが入ってきてバッククラッカーで援護すると、BUSHIがYOHを抑えている間にEVILがラリアット。YOHがこれを返すとEVILはサソリ固めでどっしりと腰を落とし、YOHからタップを奪った。

 試合後、飯伏はエプロンにインターコンチネンタルのベルトを置いてベルトを指差すと、内藤は歩み寄ってベルトをまじまじと見つめてから飯伏と額を突き合わせて睨み合い、両者はニヤリと笑ってから退場していった。

<試合後コメント>
石井智宏
「昨日、アイツ試合後言ってたよ。『負けたんだったらさっさと帰れ』って。オイ、なに甘っちょろいこと言ってんだ?オイ。試合終わってもな、俺が負けなきゃ終わりじゃねぇんだよ!俺とシングルやるってのはそういうことだ。オイ、EVIL。折れるもんなら折ってみろ!」

飯伏幸太
「内藤さん、今、今このベルトが欲しいのは分かりましたよ。IWGPヘビーとインターコンチ、2つ欲しいからこのベルトが欲しい……そういうことですよね?じゃあ先にIWGPヘビー級のベルトを獲ってから来てください。でも僕はこのベルトをOKしたので、いつでも待ってます。いつでも、待ってます」

第7試合


 オカダとSANADAのマッチアップでゴング。
SANADAコールの方が上回りオカダが耳を澄ませるポーズを取る。それでも声援の量が覆らないとオカダはしょんぼりした表情を浮かべてから組み合っていき、腕取りからオカダがグラウンドに引き込んでいき、サーフボードストレッチから腕取りフライング・メイヤーを巡る攻防から足払いの応酬。クリーンブレイクから両者タッチ。
 鷹木はSHOに突っ込んでいきヘッドロックからショルダータックル。SHOも踏ん張って倒れずショルダータックルでぶつかっていき、鷹木のセントーンをかわして走りショルダータックルでなぎ倒してサッカーボールキック。鷹木は「もっと来いよ!」と挑発すると、SHOは容赦なくサッカーボールキックをもう一発。SHOはハーフダウンの鷹木へエルボーを連打していくが、鷹木はレフトハンドラリアット一発でなぎ倒すとSHOを場外に連れ出し鉄柵に叩きつけるなど痛めつけていく。鷹木はSHOをリングに戻すと、ボディスラムからSANADAにタッチ。
 SANADAはSHOにボディスラムから鷹木にタッチ。
 鷹木はSHOをボディスラムからSANADAにタッチ。
 SANADAはSHOにボディスラムから鷹木にタッチ。
 鷹木はSHOにブレーンバスターからフォールも2。鷹木は倒れるSHOの頭をつま先で蹴り上げていき、コーナーに押し付けて逆水平チョップ、串刺しラリアット。SHOはふらつきながらも倒れず鷹木を睨みつけチョップで応戦。鷹木はダブルチョップから追走ニー。SHOはスピアーを狙うも鷹木がキャッチ。SHOはドロップキックで切り返すと改めてスピアー。オカダにタッチ。
 オカダはバックエルボー連打からランニングバックエルボー。オカダは鷹木をコーナーに振って串刺しバックエルボーからDDT。これを返されるとオカダはリバースネックブリーカーを狙うが、鷹木は着地すると足を止めてのエルボー合戦を挑む。鷹木は組み付いて熨斗紙を狙うが、オカダがかわすと組み付いてDDT。SANADAにタッチ。
 SANADAはオカダのぶーとをキャッチして引き倒し、パラダイスロックを狙うもオカダが蹴りつけて抜け出し回転エビ固めを狙うが、SANADAが足をキャッチしてパラダイスロックからの低空ドロップキック。SANADAはバックドロップを狙うが、オカダは背後に着地してロープへプッシュ。跳ね返ってきたSANADAをフラップジャックで放り捨て、ツームストンパイルドライバーを狙っていくが、SANADAが背後に着地してドラゴンスリーパー。Skull Endに行く前にオカダはこれを抜け出して担ぎ上げリバースネックブリーカー。両者タッチ。
 SHOは鷹木にドロップキックから串刺しラリアット。鷹木もラリアットで応戦し正面からラリアットが激突。エルボー合戦から鷹木が左右のエルボーからパンピングボンバーを狙うが、SHOがラリアットでカウンターして止めると、今度はラリアットの打ち合いからSHOがジャンピングニーで鷹木のラリアットを撃ち落とし、ラリアットを2発クリーンヒットさせる。SHOはバッククラッカーから腕を取って腕十字に入るがSANADAがカット。オカダがSANADAを排除してSHOに勝負を託すと、SHOはぶっこ抜きジャーマンスープレックスを狙う。これを耐えた鷹木へSHOが左右のエルボーからロープに走るが、鷹木が懇親のパンピングボンバーを叩き込んでSANADAにタッチ。
 SANADAはSHOにバックドロップからSkull Endを狙うが、SHOは一瞬の隙をついて身体を反転させブレーンバスター。さらにぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドを決めるがSANADAが2で返す。SHOはパワーボムを狙っていくが、鷹木が背後から後頭部にラリアット。SHOはラリアットで鷹木を蹴散らすと、向かってくるSANADAをオカダがドロップキックで排除。SHOはショックアローを狙うが、SANADAが組み付いてSkull End。オカダがこれをカットしてレインメーカーを放つが、SANADAはこれを回避してエプロンからスワンダイブ式ミサイルキック。SANADAはオカダに見せつけるかのようにSHOをツームストンパイルドライバーで突き刺してからSkull Endでタップを奪った。

鷹木「お今手SHO!お前、今までで今日が一番つえーじゃねーかこの野郎!だがな!残念ながら昨日に引き続き今日も試合を大の字で倒れてるのはお前だSHO。明後日も広島のタイトルマッチ、おそらく……いや!間違いなく今日と同じくお前は試合後に大の字で倒れているだろう。
お前はどうしても俺から勝つことにこだわってるみたいだが、お前は俺から3つ撮ることを優先してるのか、ジュニアタッグのベルト撮ることを優先してんのかどっちなんだ
優しい先輩が
二兎を追おうものは 俺の云いたいことは、以上だ!」
SANADA「オカダさん。ちょっとだけ、ちょっとだけ、熱くなってきました。最後のツームストンは俺からのギフトだよ。そして、そして、皆さんにいい報告があります。東京で一番、ここ後楽園ホールが好きです。オイ後楽園!See you next time!!」

<試合後コメント>
鷹木信悟
「おい、SHO。これだよ。俺が求めていたのはこの強烈な刺激だよ。おもしれぇじゃねぇか。だがな、前にも言ったけどやっとスイッチ入ったかもしんないが今更おせーんだよ、SHO。あのベルトは俺とBUSHIがいただく。前にも言ったようにしっかりと明日にでも激落ちくんで使ってベルトをピカピカにしておけ!」

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