新生・プロレスリングWAVEが3ヶ月ぶりの“再起動”!新社長の桜花由美が「全国制覇」を宣言!

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 1日、東京都・新木場1stRINGにてプロレスリングWAVE『Reboot』が行われた。

 WAVEは、昨年12月29日の後楽園ホール大会を最後に3ヶ月の休業に入っており、その間に体制を一新。新社長に桜花由美が就任し、長年フリーとしてWAVEに参戦を続けていた宮崎有妃、旧姓・広田さくら、野崎渚が正式に入団。年度も改まったこの日に“再起動”を迎えた。

 第1試合では、新生WAVEを背負うという覚悟を語っていた長浜浩江がSEAdLINNNGの中島安里紗と対戦。長浜も粘りを見せるが中島の怒涛のラッシュからのドラゴン・スープレックスホールドに沈んだ。
 試合後、長浜のガッツを称える中島に対して長浜は「お前に褒められているうちはまだまだだと思っておくわ」と毒づく新たな一面を見せ、令和の次代に向け「HIRO’e(ひろえ)」に改名することを宣言した。

 桜花由美&野崎渚の新タッグ“Black Widow”はMarvelousの強豪タッグ“NEW-TRA”の彩羽匠&門倉凛に快勝。
 一方、現・WAVE認定タッグ王者組でありコミカル路線を牽引する“奇跡”宮崎有妃&旧姓・広田さくら組は、センダイガールズの“ビューティー・ベアー”橋本千紘&岩田美香と対戦するも、広田ワールドに順応したビューティー・ベアーが互角の戦いを繰り広げ、最後は岩田が三角蹴りで宮崎を沈めた。

 メインイベントでは、タッグチーム“MAX VOLTAGE”を組む水波綾と高梨奈七永がシングルで激突。
 BEYOND THE SEA(SEAdLINNNGシングル王座)を持つ奈七永に対して水波は真っ向勝負。ラリアットの打ち合い、雪崩式技の掛け合い、ダイビング技の請け合いと息を呑む白熱した試合展開となるも、最後は水波が新技・RED VOLTAGEを炸裂させて、熱戦に終止符を打った。

 エンディングで登場した桜花は、入場者数が344名の超満員札止めであることを発表。そして「こんなに入ったということは、WAVEが、今後のWAVEが期待されているということで、WAVEが女子プロ界のトップを独走したいと思います!」と高らかに宣言した。
 最後は、観客全員が立ち上がって作るウェーブを起こすという新しいムーブから、おなじみの「これが、WAVEだ!」の掛け声で締めた。

 大会終了後、今後の指針を聞かれた桜花は、「(今日の大会を見て)お客さんがどう思ったか。ちょっと変わったなと思ってくれているのか、何も変わってないじゃんって思っているのか。それはお客様の目線からなので、私からは変わったでしょ?とは言えない。だからこれからお客様が『変わったな、WAVE』って思ってもらえるように努力していきたいと思います」と抱負を語り、今後の野望は「全国制覇」と気合を見せた。

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