ASUKA PROJECTが5年の歴史に幕!SMASH、WNCの遺伝子を受け継ぐ篠瀬三十七も引退し「最高の7年、それ以上のなにものでもない」

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 18日、東京都・後楽園ホールにて『ASUKA PROJECT解散興行~夢~』が行われた。

 ASUKA PROJECTとは、TAJIRI率いるWNCで2012年に37歳でデビューした篠瀬三十七が2014年に旗揚げしたプロレス団体。同年に解散したWNC、その前身たるSMASHの流れを汲む団体として活動し、この日の大会が5周年大会となっていた。
 しかし、篠瀬がプロレス界に入る以前から抱えていたという脳腫瘍が悪化し、今年1月にASUKA PROJECTの解散と自身の引退を表明。それ以降の約2ヶ月間は引退ロードを駆け抜けつつ、後進の育成に全力を注いでいた。

 この日のメインイベントで行われた篠瀬三十七引退試合では、篠瀬三十七&田中将斗&高橋匡哉&仲川翔大vsTAJIRI&児玉裕輔&勝俣瞬馬&ジョシュ・オブライエンという篠瀬の歴史を彩る選手たちによる8人タッグマッチが実施。
 試合は篠瀬が集中攻撃を受ける展開となるが、田中ら3人が篠瀬をアシスト。これに応えた篠瀬は発奮して猛反撃に移り、最後は必殺のバズーカエルボーでWNC時代にプロテストの相手を務めたオブライエンから勝利を収めた。

 引退試合で勝利し有終の美を飾った篠瀬は、ASUKA所属の5選手にこれまでの感謝の気持ちと師として最後まで面倒を見ることが出来なかった後悔を述べ、今後もプロレスラー生活を続けていくという所属選手たちにエールを送った。
 引退式を終えて仲間たちに胴上げを受けた篠瀬はバックステージに戻り、「5年間ありがとうございました。短い5年間でしたが、仲川(翔大)、瀧澤(晃頼)、佐山(駿介)がデビューして、できる素材をもった選手がそろってくれたというのはありますけど、ウチみたいな小さな団体に入ってくれて、いろんな団体に引き上げてもらえた。恵まれた環境にあったなと。最後を後楽園で飾れて、いちばんいい形で終われたんじゃないかと思います。病気はスマッシュに入る前から分かっていた。TAJIRIさんも練習だけは受けさせてくれて、結果的にデビューできて。無我夢中でやりましたけど、体を思うように動かせないという現実を突きつけられて、自分には制限があるんだなって。だから体が全く動かなくなる前に足を洗った方がいいと思い、引退という形を取らせてもらいました。最高の7年、それ以上のなにものでもない。36で入って、37でデビューして、当時若手のナンバー1になったりしたけど、独立して団体を興して、後楽園も単独で3回もやれて。ボクは格好いい選手ではない。ボクは生き様でしか体現できない、不器用な人間。それでも応援していただいた皆さま、ありがとうございました」と語り、プロレス界を後にした。
 
 この日の観客動員は950人(主催者発表)で大台にあと一歩届かなかったが、後楽園初進出の際(14年11月27日)の784人を大きく上回り、過去最高記録を更新。さらなる飛躍の可能性を惜しまれつつ、ASUKA PROJECTは5年の歴史に終止符を打った。

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