【会見全文】大仁田厚が『電流爆破』を商標登録出願し「プロレス界の筋を通せば損害賠償は請求しない」とデスマッチ界に警告!

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 11日、東京都・新木場1stRINGで行われた『スターダム★アイドルズ ―3rd―』にて、大仁田厚が“電流爆破”の商標登録の申請を行ったことを発表し、デスマッチ界に警告を発した。

 同興行の第1試合後、大仁田は記者会見を実施し、今年1月8日に特許庁へ『電流爆破』の商標登録願を提出したことを発表。
 その理由について大仁田は、FMW黎明期の苦しい状況の中で生み出した電流爆破が自らの手を離れたところで乱発されていることについて醜穢と感じており、その価値を守るために商標登録という手段に踏み切ったという旨を語った。

大仁田「プロレス界の発展のために電流爆破を使うのは全然構わないんですが、他団体でもしょっちゅうしょっちゅう、逆に女子のほうが電流爆破を乱発しているような気がして。もっと大事にしてもらいたいなと思ってまして。電流爆破は何十年も前に東スポ大賞を取った大事なコンテンツだと私は思っています。それを証明するように、海外からもたくさんオファーが来てまして『電流爆破を是非海外でもやってもらいたい』っていうオールドファン、プロモーターからアメリカを筆頭に、オーストラリア、イギリス、今度アメリカ行きますけど、アメリカの4月5日は手術のためサイン会になりました。サイン会と撮影会のみになりましたんで。手術の日程は、今月の21日から入院ということで、人工関節を入れますんで。その手術の経過については後日改めて。ボランティアレスラーとしてプロレス界の発展のために一生懸命頑張るつもりではありますが、今の所、他団体の人たちが乱発するのは、希少価値がドンドン削られていくんじゃないかなと思いまして。下(※配布資料に記載の指定役務)の内容、もしくは使ったからと言って訴えるという行為に走ることはありませんが、一応、筋を通して、プロレス界の筋を通してご一報願えれば。『使用しますよ』とか『電流爆破を使いますよ』とか。今の所、特許を出願中ということで」

――使用したからといって訴えるという強硬なものではなく、プロレス界の筋を通して一言かければやぶさかでない?
大仁田「そうです。全然。ただ、何もないのに乱発されるってのはいかがなものかなと。手術に関しては21日から入りますので、復帰は未定です。まあ手術後の経過に関しましてはご報告しますんで。まあプロレスに復帰できるかどうかはわかりませんが、その後の経過を見て。だって、そうでしょう?乱発することで希少価値が無くなるわけですから。やっぱり希少価値ってのは守っていくべきじゃないかなと。法的処置を取るつもりはないですけど、やっぱりね、あんまりいかにも『俺らが考えたんだ、やってるんだ』って言われると、僕も人間として腹が立ちますんで。そしたら法的処置もあり得るかも知れませんけど、ご一報頂ければそういうことはありませんけど。業界として筋を通して頂ければね。商標登録出願中であっても、次に(誰かが特許出願を)出しても僕のほうが先になりますんで。順番になりますんで。僕は一ヶ月も前に出してますんで。一応そういう処置をしましたんで。是非、極力貴重なものとして扱ってもらいたいなと」

――認められた場合、その後はまた別の対応を考える?
大仁田「結局認められると、それまで使った興行的なものとかを訴えることが出来るわけ。損害賠償として。事前に、登録中に誰かが興行をやるとするじゃないですか。それによってうちらが損害を受けた場合には、損害賠償として法的な処置をすることが出来ます。万が一のときには、『電流爆破』という単語を東スポさんが書いたとしたら……いや、しない(笑)しないけどよ!(笑)そういうことですよね、結局は。まあ、ね。貴重に扱ってもらいたいと。ある種“邪道”と呼ばれた僕なんですけど、世界中のハードコアのレジェンドとして、世界中が認めてるわけですから、それに対しての敬意は表してもらいたいと、そういうことです」

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