堀田祐美子がアクトレスガールズの分裂と新団体旗揚げを発表!

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 15日、東京都・後楽園ホールにてBeginning『Actwres girl’Z 後楽園ホール大会』が行われた。

 Beginningは『女優によるプロレス団体』をコンセプトに、所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げ。堀田祐美子がマネージャーに就任し、現在ほぼ全ての女子団体にアクトレスガールズが参戦するほどに成長。そして10月20日&21日にサンリオピューロランドにて開催された『こすぷれふぇすたX inサンリオピューロランド』に参加しハローキティとのコラボステージを行うなど、プロレス界の内外を問わず急成長中の団体だ。

 しかし、昨今のアクトレスガールズ内部では団体を二分するイデオロギー闘争が勃発していた。
 安納サオリや万喜なつみらの“一期生”と呼ばれる旗揚げメンバーは、デビュー間もなくから多くの他団体に参戦して王座戦線に絡むなどの活躍を見せ、団体の価値を底上げするとともに3年間団体を牽引してきた。
 しかし、昨年12月にBeginningに入団した沙紀はこの状況を見て「一期生は下の世代を遮る壁だ」と批判。そして自らは「“遮る壁”でなく“立ちはだかる壁”になる」と宣言し、試合を通して若手選手を成長させるという意志をリング上で体現。今ではデビュー2ヶ月目の選手を含む5名が沙紀を慕って付いていき一つの派閥を形成していた。

 安納と沙紀はこうした方向性の違いから抗争を続けており、この日行われた初代アクトレスガールズ王座決定トーナメント決勝戦ではこの2人が対戦。両者一歩も譲らぬ熱戦の末、安納が勝利し初代王者となった。

 その後、堀田祐美子より来年1月にBeginning内で新団体『Color’s』が発足されることが発表され、今後は『アクトレスガールズBeginning』と『アクトレスガールズColor’s』の2ブランドで切磋琢磨していく方針が語られた。
 新たに創設される『Color’s』には、沙紀、茉莉、清水ひかり、未依、網倉里奈、入江彩乃、櫻井裕子、林亜佑美、松井珠紗、川畑梨瑚の10名、『Beginning』には安納サオリ、万喜なつみ、本間多惠、角田奈穂、高瀬みゆき、五十嵐乃愛、関口翔、青野未来、葉月イナ、金城真央、有田ひめか、谷もも、飴宮さゆりの13名が所属することとなり、アクトレスガールズは文字通り二分された。
 これについて沙紀は、「私がアクトレスガールズに入る経緯は、坂口代表に『一緒に団体を作ってみないか』と言われたことからでした。ユニットとかそういうんじゃなく、私達は、Color’sとして、新しいアクトレスガールズを見せていきたいと思います!Color’sの応援よろしくお願いします!」と挨拶。

 対する安納は、「いいんじゃないですか?アクトレスガールズ、5人のときとかあったんですよ。でも今は今日4人デビューして20人になって、団体が2つもできた。すごくいいと思います。たくさんアクトレスガールズが増えて大きくなってくれたらいいな」と分裂に対しての明るい見解を語った。

 

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