雷神矢口が悲願の浅草プロレス旗揚げ!故・力道山の墓前で昭和プロレスの伝承とご当地プロレスの普及を誓う!

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 ご当地プロレスのオーソリティーとして、これまで各地でプロレスによる町おこしを手がけてきた、「まち元気プロレス」矢口壹琅代表(雷神矢口)の悲願であった「浅草プロレス」の旗揚げが正式決定。台東区の後援を得て11月17日に記念すべき第1戦が開催される。

 その舞台となるのは、隅田公園山谷堀広場。古くは力道山&豊登がアジアタッグ王座を防衛し、現役時代の吉原功・元国際プロレス代表が日本ライトヘビー級王座に就き、ジャイアント馬場とアントニオ猪木がデビュー戦に臨んだ会場として知られ、ラッシャー木村vsオックス・ベーカーの東都初金網デスマッチを矢口自身が幼少期に目撃した台東体育館(現・台東リバーサイドスポーツセンター)に隣接する、昭和プロレスの佇まいが息づく場所だ。


 この旗揚げ戦に際して矢口は、日本プロレスの始祖・力道山と昭和の大横綱・大鵬の孫である力と納谷幸男にトリオ結成を打診。戦後日本最大のヒーローとなった力道山が津々浦々に根づかせた大衆娯楽の王者たるプロレスの原点に立ち返り、お年寄りから子どもまで三世代で楽しめるプロレスを追求して、ご当地プロレスの普及に努める矢口の姿勢に、父の百田光雄ともども力も共鳴。過日、力道山の眠る池上本門寺に百田父子と詣でた矢口は、力とともに墓前に健闘を誓った。

 また、納谷とはリアルジャパンのリングで対戦を重ね、その潜在能力の高さを身をもって知る矢口は、「幸男の持っているものを最大限に引き出したい。彼のデビュー戦から闘ってきた俺だからこそ、思いっきり爆発させることができる」と、納谷の練習場所である興義館を訪ねて直談判で共闘を申し入れ。闘いを通じて矢口の懐の深さを感じていた納谷も、大先輩の“表敬訪問”を受けて二つ返事で要請を快諾した。

 旗揚げ戦のメインでトリオを組むことが決まった矢口&力&納谷には、いずれ劣らぬ熟練の曲者・AKIRAとリッキー・フジ、さらに「KPG」所属と称する謎の浅草KIDが立ちはだかる。そのほか、浅草ヒーロー軍と実力派ヒール軍の激突、谷津嘉章が特別出場して懐かしの神格闘十字軍を迎え撃つSPWF同窓会マッチや、PURE-J提供タッグ戦、まち元気プロレス交流戦など、それぞれにファンの興趣を煽る全6試合のラインアップが出そろった。

<記事・写真>小野 仁


まち元気プロレス「浅草プロレス」旗揚げ戦
日時:2018年11月17日(土)
開始:13:00
会場:東京・隅田公園山谷堀広場
※小雨決行(荒天の際は延期)

▼メインイベント 浅草プロレス旗揚げ記念 矢口壹琅デビュー25周年特別試合 
スペシャル6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
[浅草昭和軍]雷神矢口(浅草出身) /力(力道山三世) /納谷幸男(大鵬三世)
vs
[浅草ヒール軍]AKIRA(魔界)/リッキー・フジ(K-DOJO)/浅草KID(KPG)

▼セミファイナル 浅草プロレス “昭和”スペシャルタッグマッチ60分1本勝負
[浅草正規軍]駄菓子屋戦士ベーゴマン/招福亭今戸キャット       
vs
[浅草ヒール軍]デストロイマン/ミスターアトミコ

▼第4試合 PURE-J女子プロレス提供タッグマッチ45分1本勝負
コマンドボリショイ(PURE-J)/勝愛実(PURE-J/浅草出身)
vs
Leon(PURE-J)/KAZUKI(PURE-J)

▼NPO天真体道 演武

▼第3試合 SPWF同窓会マッチ タッグマッチ 45分1本勝負
谷津嘉章/大角比呂詩(新宿鮫)/X
vs
【神格闘十字軍】エキサイティング吉田(浅草出身) /デンジャラス内田/ザ・マーダラー
スペシャルリングアナウンサー:千春、特別レフリー:メイドインチャイナ

▼第2試合 まち元気プロレス女子プロオールスター戦 タッグマッチ30分1本勝負
サルビアン・レッド(町田プロレス)/藤娘紫音(横須賀プロレス)
vs
プリンセス小桜(三浦プロレス)/川瀬ミーナ(町田プロレス)

▼第1試合 まち元気プロレスオールスター戦 シングルマッチ15分1本勝負
お茶戦士カテキング(沼津プロレス)
Vs
エンペラー・ド・アサギリ(富士宮プロレス)

▼子ども&親子プロレス教室(担当=元IWA.JAPANプロレス所属選手・菅原裕二)

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