ゴールデン☆ラヴァーズがヘビー級を目指すウィル・オスプレイを査定も不合格?!「体操選手みたいな試合をしていればいい」

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 8日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』が行われ、セミファイナルでケニー・オメガ&飯伏幸太&高橋裕二郎vsウィル・オスプレイ&石井智宏&矢野通の6人タッグマッチが行われた。

 この試合は9月15日の広島大会でIWGPヘビー級王座戦が決まっているケニーと石井の前哨戦でもあり、ゴールデン☆ラヴァーズの2人がヘビー級を目指すと口にするオスプレイを一方的に査定するという側面を持つ試合として注目を集めていた。

 試合はケニーと石井の注目の2人で始まるが、石井はチョップやショルダータックルでケニーをなぎ倒すとオスプレイにタッチ。続くオスプレイはケニーと対峙するも飯伏が出てくるよう要求。
 これに応えた飯伏がタッチを受けて飛び出していくと、互いの飛び技や蹴り技を回避し合うスピーディーな攻防を展開。裕二郎のアシストもあり、その場飛びムーンサルトプレスでこれを制した飯伏は余裕のアピール。
 続く矢野は早速コーナーマットを外しに行くが、先読みされて妨害されると裕二郎の髪を掴んで攻撃。他選手も次々と入って来て髪を掴み、数珠つなぎの様相を呈するが、ケニーは石井の頭髪を掴むことが出来ず石井のショルダータックルで全員なぎ倒されてしまう。
 ここから混戦となり、ケニー、飯伏、オスプレイが次々と場外に飛んでいくと、矢野がレフリーのブラインドを突いて裕二郎に金的攻撃を入れてからの丸め込みで勝負を決めた。

 バックステージに戻ったケニーが飯伏へオスプレイの印象が昨日と変わったかどうかを聞くと、飯伏は「変わってないね。なにもない」と手を広げ肩をすくめる。
 するとケニーは、「オスプレイはナイスガイだし、バックステージでは楽しいイイ奴だとは思うけど、ヘビー級のメインイベントを任されるようになるためにはもう少し経験を積まなくちゃいけないんじゃないかな。そうやって体操選手のようなアクロバティックなプレイを見せてくれればいいと思うよ。でも、それだって一時的なものだとは思うけどね」とオスプレイへ皮肉を込めた評価を下した。

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