【会見】PURE-J1周年大会を前に各カードで火花!中森vs勝の王座戦、ボリショイvs安里紗の因縁対決など見どころ満載!

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 8月1日(水)13時よりPURE-JがGPSプロモーション事務所にて記者会見を開き、旗揚げ1周年大会となる8・11後楽園ホールに出場する各選手が意気込みを語った。

『PURE-J旗揚げ1周年記念興行~レインボーマウンテン2018』
日時:2018年8月11日(土)
開始:11:45
会場:東京・後楽園ホール

▼Dream of 8colors Battle 15分1本勝負
マリ卍
vs
米山香織(フリー)

 米山「PURE-J旗揚げ1周年、おめでとうございま~す!! 私はPURE-Jの前身であるJWPの血を継ぐ者として、今PURE-Jで頑張ってるマリ卍さんとこうして闘えるのがとても嬉しいです。PURE-Jの2年目がゴキゲンなものになりますように!…の気持ちを込めて闘いたいと思いま~す♪(笑)」

 マリ「私は旗揚げ戦ではまだPURE-Jとは出会っていなくて、この1周年…デビューして2回目の後楽園大会で、今までJWPを背負っていた米山さんとPURE-Jで闘わせて頂けることがありがたいなと思っていますし、PURE-Jの生え抜き一期生としてデビューしましたので、ここで今のPURE-Jを見せれるような闘いをしっかりしていきたいなと思っております」

――デビュー戦からの4ヶ月を振り返って。
マリ「4ヶ月って数字で考えると“4ヶ月も経ったんだ”って、あっという間だったなって感じるんですけど、試合のこと振り返ると16試合…? いろんなことがあったりとかして長かったと思うんですが、リングに立って試合することも少しずつですが慣れてきましたが、練習通りできるか? っていったらまだまだなので。あと残り少しですけれども、いま自分ができることを丁寧にやって、後楽園ホール大会で今のPURE-Jを見せれる闘いをしていきたいなと思ってます」

――ゴールデンウイークから参戦するようになったが、PURE-Jに対する印象は?
米山「PURE-Jには2回出たんですけど、なんか私とつながりがあった選手もいるし、いなかった選手もいて…。なんか勝手に遠い親戚のような感覚なので…(苦笑)。頑張ってほしいなと思いつつ、負けられないなと思ったりしてます」

▼Dream of 8colors Battle~希月あおい引退ロード in PURE-J~ 15分1本勝負
KAZUKI with阿部幸江
vs
希月あおい(フリー) with春山香代子

希月「10月7日に引退させて頂きましてJWP、ドリーム女子、PURE-Jという前身だった時からお世話になっていまして、旗揚げ戦も参加させて頂いてまして、前回の後楽園ホールでは華ちゃん(中森)の持つベルトに挑戦したりとか、すごく自分の中でも大好きな大好きな団体でして。今回最後のPURE-Jの後楽園ホール大会に参戦ということで、すごい感慨深いものもあり寂しくもあるんですけども…最後にいろいろやりたいなと思った時に、JWPさんの時にすごく大好きだった先輩(春山)がいて、こないだ浅草大会でちょうどいらっしゃったので、ちょっと使ってみたら(※試合中に武器として相手にぶつけた)いろいろあって…(笑)。今回自分のセコンドについてくださることになりまして、ホントに楽しみにしている試合となっております。KAZUKIさん!“with”は決まったんですか?」

KAZUKI「あのねぇ、私のことバカにしてるでしょ? 助けてくれる人はいっぱいいるんですよ! “with”を発表しますよ!? KAZUKI with…阿部幸江!!」
希月「ホントですか!?」
KAZUKI「今“やっぱり阿部さんですか”みたいな顔したでしょ?(笑)」
希月「ちょっと薄々気づいてたところもあるんですけれども…(笑)」
KAZUKI「阿部さんのこと、なんかバカにしてない?」
希月「いやいやいや! 自分が新人時代は奇声対決とか大声対決とかした記憶があるので。リング上がうるさくなることは間違いなしですね!」
KAZUKI「そっちが香代子爆弾で来るならね、こっちは幸江奇声爆弾。投下してやりますよ」
希月「香代子爆弾のほうが絶対強いと思います」
KAZUKI「いやいや、幸江奇声爆弾のほうが強烈だから! 耳の穴よ~く掃除しといたほうがいいと思うよ」
希月「いや、耳の穴は掃除しません。今日から掃除しないで11日に挑みたいと思います(笑)」

――今回の参戦を打診した時、阿部さんはどんな反応だった?
希月「あ、知りたい知りたい! どういう感じだったんですか?(笑)」
KAZUKI「“え? ちょっと待って”みたいな感じでしたけど…(苦笑)。でも阿部さんのことなんで、私のお願いはなんでも聞いてくれるので数日後“いいよ”ってお返事を頂きました」
希月「自分は最後に春山さんをセコンドにつかせて、かつ対戦相手にKAZUKIさん、そして引退された阿部さんがいらっしゃると思うと、もうこれ以上のことはないと思いますので。勝ちを狙って頑張り…」
KAZUKI「(話をさえぎって)いやいや、勝つのはこっちだから!(笑)」
希月「香代子爆弾でドーン!! リング上がおもしろくなるのは間違いなしなので楽しみにしています!」

――春山香代子さんとのオレンジハッピーズで特に印象に残っていることは?
希月「たくさんあります。ベルトも巻いたこともありますし、JWPのトーナメントにも優勝してますので。はぁ…寂しいですね引退って。でも、まだまだリングに上がり続ける以上はプロレスを楽しみたいと思っていますので、皆さんと一緒にハッピーになれたらなって思ってます」
KAZUKI「“引退ロード”ってついてますけど、譲りませんので…」
希月「譲ってもらおうとも思ってないですし、これはホントに勝ちにいきますので! ハッピーにさせてください!」

▼Dream of 8colors Battle 15分1本勝負
Leon
vs
真琴(フリー)

真琴「Leonさんとは私が新人の時にシングルマッチをさせて頂いて以来なんですけれども、その時ときっとスタミナとかスピードとか今と変わってらっしゃらないのがホントにすごいなと思うんですけど、もちろん自分もその時より全然成長してますし、けっこう今の自分に自信があるので純粋に試合をさせて頂くのが楽しみです」

Leon「タッグでは最近何度か対戦したことあるんですけど、シングルだとたぶん10年以上ぶりだと思うんで。今の力強い真琴選手との対戦、すごく楽しみです。2人ともスピアーの使い手なんですけど、私はスピアーに特別な思いがあります。新人時代からずっと磨き上げてきましたし、フィニッシュ技の1つですし、ボリショイさんにもホメて頂けるし…。なので、私は世界で1番のスピアーの使い手だと思ってます!」

真琴「あの…“世界で1番”というのはおそらく間違いだと思います。なぜなら世界のWWEのエッジさんからスピアーを(FUNAKIを介して)“直々伝”で教えて頂いてるので」
Leon「え、そうなの? 直接ではないんだよね?」
真琴「直接ではないですけど、エッジさんから習ったと言っても過言ではないです」
Leon「でも、すごいね。私だってデビュー前からアジャさんとかにみっちり教えて頂いたから、メッチャ自信あるから」
真琴「スピアーに関しては譲れないです。私が世界で1番です」
Leon「いや、私が世界で1番だよ。じゃあ、わかった。提案なんだけどスピアーでしかフォールカウントが認められない決め技限定・スピアーマッチでやるのはどう? 自信あるんでしょ?」
真琴「…はい、わかりました。それで大丈夫です」

――WNC時代からスピアーを使っているが、これまでどんな選手を倒してきた?
真琴「今まさにWWEで活躍されているASUKAさん(※当時のリングネームは華名)から勝ったことがあります」
Leon「私もアジャさんとかスピアーで…勝ったことはないですけど、倒したことがあります」

━━自身のスピアーはゴールドバーグより上?
Leon「はい、もちろんです!」
真琴「はい、もちろん…」

▼Dream of 8colors Battle スペシャルシングルマッチ 15分1本勝負
ライディーン鋼
vs
橋本千紘(仙女)

橋本「このたびは旗揚げ1周年大会に出場させて頂きありがとうございます。ライディーン鋼選手とは初のシングルマッチです。大きいのに動けるイメージですがパワー、スピード、ビジュアル、すべてにおいて私の方が上というところをお見せします。ものすごい肉弾戦を皆様にみて頂きたいです。そして、勝利の“ぎゅん”を皆さんとしたいと思います! ぎゅん!」(不在のため代読)

鋼「自分は橋本選手とメチャクチャ(×4)やりたくて仕方なかったんですよ! だから今回初シングル、メチャクチャ嬉しいです! 橋本選手はパワーもあり若手の中でもトップだと思うんですけど、カッコ良くて。自分はパワーも体も全部負けてません! なので橋本! オマエに勝って“ぎゅん”をさせないからな。(ペットボトルのドリンクを飲み干して)ぎゅ~~んっ!!」

▼Dream of 8colors Battle ビジュアルハンター矢子の仁義なき戦い 15分1本勝負
藤ヶ崎矢子
vs
藤本つかさ(アイスリボン)

矢子「藤本さんは2日前にお誕生日を迎えたんですよね? 35歳お誕生日おめでとうございます! いや~ホント35歳に見えないですよね。オバサンにしてはホントに! 私この8月でデビュー5周年を迎えるんですけど、自分の5周年にふさわしい相手だなと思ってますので、ホントすごく嬉しいですね」

藤本「…だから何だよ?(苦笑) で…? 終わり? それ、おもしろいと思って言ってんの?
矢子「たぶん藤本さんだけだと思いますよ。おもしろくないと思ってるのは」
藤本「というか、ビジュアルハンターって何年やってるんですか?」
矢子「2年ですね」
藤本「2年…2年もやってるんだ? それ、おもしろいと思ってやってんの? そろそろお客さん飽きてんじゃないの? 別に藤本つかさvs矢子で見たいと思うよ、普通に。ブジュアルハンターって言葉でごまかしてんじゃないの?」
矢子「いや、私はまだ後楽園で1回も成敗成功してないので、今度こそ必ず成敗したいと思ってるんです」
藤本「成敗してどうすんの?」
矢子「次の上の人を狙うだけです」
藤本「確かに昔は矢子ちゃんに成敗されるっていうこと、指名されることが誇りに思うというか嬉しいことに感じたけど、今もう飽きてる思うよ。ビジュアルハンターって。いつまでやってんの?」
矢子「私は自分で飽きるまでやりますよ」
藤本「全然飽きてないんだ?」
矢子「飽きてないです」
藤本「そうですか。頑張って成敗してください」
矢子「全力で挑みます」

――ビジュアルハンターとしての最終目標は?
矢子「まぁ今まで成敗できなかった貴子さんとか1回失敗してるので、藤本さんから勝ってもう1回貴子さんとか上の先輩にチャレンジしてみたいなとは思ってます」

――おそらく勝つとは思われていないが、そういう状況についてどう思う?
矢子「後輩しかほとんど成敗できてなくて、さすがにもうヤバイっていう状況は自分でもちゃんとわかってはいるんですけど…そればっかり気にせず私はいつも通りのビジュアルハンター・矢子でやるだけだなと思ってます」

――矢子にはビジュアルハンター以外のものはない?
藤本「ビジュアルハンターという言葉に頼らなくてもいいんじゃないかなって思います。たぶん、この試合順(第5試合)とかも期待されているんじゃないですかね? 矢子ちゃんに団体が」

▼Dream of 8colors Battle スペシャルシングルマッチ 15分1本勝負
コマンドボリショイ
vs
中島安里紗(SEAdLINNNG)

中島「1周年おめでとうございます。1年持って良かったですね」
ボリショイ「オマエ余計な心配いらねぇよ」
中島「これで1年も経たずになくなったとなったら、JWPを辞めたことを本当に後悔していたと思います。でも前回(5・5)板橋に参戦して鋼とシングルしたんですけど、確かに強くはなってました。なってましたけど…特有の閉塞感というかすごく感じたので“相変わらずなんだな”っていうのを思ったのが1つ。でも、それって無差別級チャンピオン(中森)が(自分の)参戦を反対っていうか否定的だったことに対して、ボリショイさんの意見のほうが通るっていうことがその閉塞感のすべてなのかなと思うので。今回私が勝つことによってその閉塞感っていうのを打破できたらいいなと思います」

ボリショイ「何が言いたいの? 意味わからん。私に勝つことで閉塞感がどうとかこうとか、オマエに関係ないでしょう?」
中島「関係なくないですよ! 私、呼ばれて来てんですよ? 呼ばれて闘うんですよ。そこに意味を作らなかったら意味がないですよ」
ボリショイ「だから、この試合にはもっと別な意味があると思う。私たちは1年間PURE-Jをやってきて、別に中島に私たちの未来を心配されるようなことは1つもないから。自分たちで一生懸命やっていくから。この試合は私が背負ってるもの、中島が背負ってるもの、オマエが何を背負ってるのかよくわからんけど…。いちレスラー同士、体ひとつで私はオマエと思い切りできる、それだけで十分やと思う。JWPを辞めた人間が、私たちがどんな思いでPURE-Jを旗揚げしたか、わからないようなヤツになんか…」
中島「その気持ちをぜひリングで私に感じさせてください」
ボリショイ「見せてやるよ。オマエが今どんな試合してるのかも楽しみだしな。こないだ(4月)対戦したけどタッグマッチだったからよくわからんし…」
中島「そうですね。前回新木場にわざわざ来て頂いて“相変わらずやな”っていう言葉を置いて帰られたんですが、どっちが相変わらずかっていうところをリングで見せられたらいいんじゃないかなと思います」
ボリショイ「私がこの1周年の試合で中島を指名したこと…中島に伝えたいメッセージ、PURE-Jの選手に伝えたいメッセージ、お客さんに届けたいメッセージ…ぜひ会場の1人でも多くの人に受け取ってほしいので。ぜひ見に来てください」

――“伝えたいメッセージ”というのは会場で見ないとわからない?
ボリショイ「まずは私の試合を見てほしいです。試合を通して、見た人にしっかり伝えられると思います」

――PURE-Jに対して全員倒そうとか、乗っ取るというスタンスでの参戦ではない?
中島「いや全然そんなつもりもないですよ。だって乗っ取ったところでどうすんですか。辞めてんのに…って感じですけど。前回板橋に出た時に“8月11日空けとけよ”って言われましたけど、やっぱり私の中でもボリショイさん以外、相手として思うところはなかったですし。今回このシングルになったっていうのはホントに感謝でしかないです。楽しみです。“それ以上にない”っていう感じですね、PURE-Jに対して」

――4月の新木場での中島の印象について。
ボリショイ「良くも悪くも相変わらず…乱暴者。そして協調性ゼロ」
中島「協調性なんてね、いらないですよリングに。協調性がどんだけこのPURE-Jに蔓延して邪魔をしてるかっていうのを、もうちょっとわかったほうがいいと思いますね」
ボリショイ「プロレスは1人でできないんだよ。周りを見ろよ」
中島「どっちが正しいかっていうのはね、リングでしか証明されないと思うんで…」

――JWPを辞める時以来のシングルマッチで、その時は30分ドローだったが。
ボリショイ「中島がJWPを辞めるっていう時に、なんか壮行試合みたいな感じのはやりたくないと思ってやるつもりなかったんですけど、最後のシングルだと思って挑んだことは覚えてます。私の中で正直、もう中島とは手を合わせることはないだろうなという思いでシングルをやって、決着はつかなかったけども、私の中で中島安里紗とのケジメはついたのかなと思った試合になったんですけども。それがある日突然、ふらりと亀アリーナに来て、花束かなんか持って来て。“コイツ、頭おかしいんちゃうか?”って。人の気持ちをまったく考えない、そこらへんが協調性がないって言ってんだよ。私は言われればどこへでも行くし、逃げる必要もないし、まして逃げたとも思われたくないし。こないだの新木場で終わったかと思ったら、私たちが今作り上げてるPURE-Jに“ぜひ上がって欲しいな”と思って…。私たちがどんなふうに生きてきたか見せてやりたいなという思いです」

▼PURE-J認定無差別級選手権試合 30分1本勝負
【王者】中森華子
vs
【挑戦者】勝愛実

コミッショナー・今野氏「PURE-J旗揚げから1年経ちまして、紆余曲折いろんなことがあったんですけれども、このまんま団体が立ち止まるわけにはいかないと思います。そのためには団体の中の競争、活性化というのがますます必要になってくるんじゃないかなと考えています。そういう意味では団体の中の2人がタイトルを巡って熱い闘いを繰り広げるということが、さらなる団体の活性化につながると信じております。夏の暑さをさらにヒートアップさせるような熱い闘いになることを期待しております」

勝「これまでに団体の至宝に挑戦するのは4度目となりまして、もう正直ここできっちりと決めきりたいというのもありますし、自分が今まで言われ続けてきた“未来”ということを8月11日は“今”に変えてですね。新時代の幕開けを皆さんにお見せできればいいなと思っています」

中森「3度目の防衛戦となります。私は1年の半分以上の期間をPURE-Jのチャンピオンとして、顔として団体を支えて、背負ってやってきました。昨年末には髪切りマッチも経験してベルトと髪の毛を失ってしまいましたが、あの試合があったからこそ今の私があると思っているし、転生した私が今ここにいると思っています。旗揚げから1年経った今、言えるのは私こそがPURE-Jであり、PURE-Jこそが私だと断言できます。この1年やってきたことが間違いじゃなかったことを証明するためにも必ず防衛して、PURE-J2年目、いいスタートを切りたいと思っています」

(2人が調印書に署名)

――前哨戦は五分の戦績でききてるが、お互いの印象は?
勝「やっぱりチャンピオンとしての一戦一戦に懸けてくる思いだとか、そういうのはすごい対戦するたびに伝わってくるんですけど…自分もベルトを巻きたいっていう気持ちは揺るぎないので。それはもう一切変わりないので…。前哨戦だろうと常に“中森華子から勝つ”っていう思いを胸に私は闘ってきて。最初の前哨戦で今までずっと温めてきた新技(バイオレット・ドライバー)を出して勝つことができて、自信につながったのは確かにありました。先日の王子では借りを返されてしまって…自分はどうしてもPURE-J1周年のメインに、PURE-Jの新チャンピオンとして立っていたいという思いもあるし、絶対に負けたくないという思いもあるし、それはチャンピオンの中森華子のもあると思うんですけど、それをタイトル戦が決まってから毎日考えてきたし、何が何でも負けたくはないです」
中森「タイトルマッチが決まってから、愛実のベルトへの気持ちはすごく伝わってくるものがあったし、ベルトにしか興味がないっていうふうに私は感じ取っていて、中森には興味がないというふうに思ったんですけれども。前哨戦を重ねていくうちに新しい技で負けてしまったり、チャンピオンなので負けることは本当にありえないことなんですけれども。なんか“(手の内を)読まれてるな”っていうのも実感したし、おもしろくなってきたって自分でも思ってるし。愛実とだったらこの1周年の記念大会で、今のPURE-Jと未来のPURE-Jを見せることができるんじゃないかなって思うようになってきました。でも負けるわけにはいかないし、チャンピオンとしてやっていかなければいけない部分もたくさんあるので。必ず防衛したいと思っています」
勝「確かにPURE-Jのエースとして団体のトップに立っていたのは中森華子だけれど…私がJWPの時に、ファンの時に見てきたJWPのトップに立ってたのは春山香代子さんだったり、日向あずみさんだったり…もう生え抜きの選手だったんですよ。正直、途中から移籍してきた選手がその団体のトップに立つっていうのは悔しかったし、刺激になることもたくさんありましたし…(涙)。“ホントにありがたいな”って思った時もありました。だけど、こういうのもここで終わりにしたいなっていうのはあるし、これからは勝愛実がPURE-Jの無差別級チャンピオンとして、PURE-Jをしっかり引っ張っていきたいと思っています」
中森「なんで泣いてるのかもよくわかんないし、生え抜きっって言葉が出ましたけど、言いたいことも何となく雰囲気でわかるんですけど、これはPURE-Jのベルトなので。1年前に7人で旗揚げして、JWPの歴史を継いでる団体ではありますけど、生え抜き・生え抜きじゃないっていう小さい部分があるから、たぶん1年経っても愛実が青コーナー、中森が赤コーナーっていう構図が変わんないんだと、私は今思いました。これはPURE-Jのベルトだから、PURE-Jの強い人間が巻くベルトだと思っています」
勝「今まで私は何度も挑戦してきて、獲れなかった悔しさ…昨年の初代の決定戦でも負けてますし、その思いを返す時が来たなって。私はずっと溜めてきたし、ここで爆発させないと自分の中で消化できない部分がずっと残ってしまうし…。それが上手く前に進むことができない1つの原因でもあるんじゃないかな? って最近思い始めてきたんで。やっぱりここはしっかり中森華子から勝つことが重要だと思ってます。中森華子とPURE-Jの無差別のベルトしか見えてません。勝つことしか見えてません」

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