【試合結果】3・11 PURE-J板橋大会 【デイリースポーツ認定女子タッグ】コマンドボリショイ&Leonvs藤ヶ崎矢子&小波 中森華子&安納サオリvs希月あおい&万喜なつみ 勝愛実vs佐藤綾子

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『レインボーシリーズ 7』
日時:2018年3月11日(日)
開始:13:00
会場:東京・板橋グリーンホール
観衆:113人

▼20分1本勝負
○ライディーン鋼
11分25秒 フロッグ・スプラッシュ→片エビ固め
●佐藤亜海(仙女)

▼20分1本勝負
○KAZUKI
11分8秒 ダイビング・ニードロップ→片エビ固め
●清水ひかり

▼20分1本勝負
○勝愛実
13分39秒 ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め
●佐藤綾子(ディアナ)

▼スペシャルタッグマッチ・30分1本勝負
○中森華子/安納サオリ(Beginning)
16分34秒 ディスティニー・ハンマー→エビ固め
希月あおい(フリー)/●万喜なつみ(Beginning)

▼デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
【王者組/P-Ray-L】○コマンドボリショイ/Leon
17分10秒 ピコニー・スマッシュ→片エビ固め
【挑戦者組】●藤ヶ崎矢子/小波(GPS)
※第22代王者組が8度目の防衛に成功。

P-Ray-Lが矢子&小波を降してデイリースポーツタッグを防衛し次期挑戦者にさくらえみを指名!勝が4・15後楽園大会で浜田文子とシングルで激突!

第1試合


 2週間ぶりの板橋大会は東日本大震災の被災者への黙祷からスタート。第1試合には気仙沼市出身のセンダイガールズ・佐藤亜海がPURE-J初参戦でライディーン鋼とシングル対決。
 タックルの連打から鋼の巨体をボディースラムで投げ切るなどポテンシャルの高さを見せつけるが、最後はラリアットからのコーナー弾で鋼が貫録勝ち。

第2試合


 第2試合はKAZUKIvs清水ひかり。大金星をあげてリング上で歌うことを目標に奮戦する清水だったが、KAZUKIがダイビング・ニードロップで危なげなく勝利を飾った。「もっともっと強くなって、ここのリングで歌ったらいいよ」と話すKAZUKIに、清水は「もっと強くなって自分の今できることすべてをぶつけて…もう1度挑戦させて頂きたいです」と返答。代わりに歌うよう頼まれたKAZUKIは「え? そういう試合だった?」とあわてながらも『Kinki Kids』の歌をアカペラで歌い出すが、清水やセコンドのPURE-Jの選手からもストンピングを浴びせられてしまう。

第3試合


 勝愛実は佐藤綾子と初対決。序盤でセコンドの藪下めぐみの介入はありながらも、その後は1対1の闘いとなり勝がダイビング・エルボーで快勝。
 マイクを持った勝は「今日は初対戦、メチャクチャ楽しかったんですけど。ありがとうございました。勝ち負け関係なく、何かを背負って闘ってる者は強くてカッケーんだなって思いました! またリング上でお会いできる日を楽しみにしてます。今日はありがとうございました」と佐藤と握手。
 さらに勝は「皆さんに1つご報告があります。4月15日後楽園ホール大会で私のカードが決定しました! ここ1年、尾崎魔弓選手、堀田祐美子選手、レジェンドと呼ばれる方たちとシングルで対戦してきました。4月15日もスペシャルな選手と対戦したいと思って、ある1人の選手に辿り着きました。世界の浜田文子。どんどんギア上げていくんでよろしくお願いします!」と後楽園の対戦相手を発表して会場を驚かせた。

<試合後コメント>
勝愛実
「リング上で言った通りメチャクチャ楽しくて…ついエキサイティングしました!(笑) 思ってたよりもメッチャ動くし走るし、それでいて3児のお母さんなんてホントに驚きしかないし、そんな選手と対戦することができたのはこれからの糧にもなるし、自分にプラスになるかなって思いました。今日勝てたのも自分の自信につながったし、すごい手応えもありますし。また対戦する時が来ても、また私が勝ちたいと思うので。また機会があればぜひとも対戦をお願いしたい選手の1人です」

佐藤亜海
「自分よりも何倍も体重も体格も上で…どんな技をしても敵わない。壁が高かったです。この大切な3月11日という日に2試合できるのはすごい嬉しいことだと思ってますし、プロレスを通して東日本大震災のことを伝えられる機会が増えるので頑張ります」

第4試合


 セミファイナルは中森華子と希月あおいが、それぞれアクトレスガールズをパートナーに前哨戦の第3ラウンド。中森がシャイニング・ウィザードからディスティニー・ハンマーにつないで万喜なつみを下した。
 試合後に中森の入場曲が流されると、希月は「私は今日この音楽を聞きに来たわけじゃない! 昨日今日勝ったからって、勝った気でいるんじゃねぇぞコノヤロー! 安納サオリの入場を見て、私は1度もPOPのベルトを巻いたことない。けど何度か挑戦している。その悔しさも含めてな、4月15日やってやるからな? 私の悔しい気持ち、昨日見たよね?(※REINA新木場大会で試合後もやり合う)あなたが“笑顔を消す”っていいう意味でしょ? 私はその悔しい気持ちがあれば、私は笑顔だって捨てれる勇気がある! 次のPURE-Jは4月8日…約1ヶ月空いちゃうんですけど、それまでベルト、キレイに磨いて待っとけよ!!」とアピール。中森は「今の言葉おぼえとけよ? オマエの笑顔を消して私が必ず防衛してやるよ」と返答する。

第5試合


 メインイベントは『P-Ray-L』コマンドボリショイ&Leonの持つタッグ王座に、藤ヶ崎矢子&小波が挑戦。タッグ結成は2回目ながらも好連係と勢いで引けをとらず熱戦を繰り広げるが、最後はLeonのスピンキックからボリショイがピコニー・スマッシュで矢子を仕留めて8度目の防衛に成功した。
 Leonが「4月15日、次の挑戦者にさくらえみを指名します! PURE-J乗っ取らせるわけにはいかないんで」と改めて宣言すると、ボリショイは「本気で言ってるの? 正直ちょっと苦手なんだよね。口八丁手八丁…過去にベルトも獲られたこともあるし…。でも選手がやりたくない相手がお客さんが最も見たいカードだっていうプロレス界の都市伝説みたいのがあるけど、やっちゃう? 皆さん見たいですか?」。会場からの拍手を受けて決定すると、パートナーはさくらに一任することに。「さくらが誰を連れてくるのかはわかりませんが、私たちチャンピオンなので、何も怖いものはありません!」と言い切った。

<試合後コメント>
P-Ray-L
――矢子&小波組について。
ボリショイ「それぞれ成長はすごく感じました」
Leon「若さを勢いは感じたんですけれども、まだ経験の差というか…自分たちはチャンピオンなので負けられないですね」

――これで晴れて、4・15後楽園でのさくら戦となるが。
Leon「自分は前の花やしき大会で3カウントをさくらえみに獲られて悔しい思いをしたし、“PURE-J乗っ取る”とか言われたんで…」
ボリショイ「乗っ取らせないよ」

――パートナーはさくらに任せるとのことだが?
ボリショイ「どうなんですかね? ここはLeonに一任してるんだけど、イマイチまだ実感が湧かないんですけど…。ここに来て心中複雑なんですけど、今日の勝敗に私の心中が盛り込まれなくて良かったです(苦笑)。しっかり防衛して、相手が挑戦してくるのであれば正々堂々と受けます。さくらえみがどんなパートナーを連れてくるのか、楽しみ&恐怖で」

――3・25北千住大会はLeon18周年記念試合で、2人のシングルマッチが決まっているが。
Leon「18年あっという間なんですけど、やっぱりボリショイさんと闘いたいっていうのもあったし、ちょうど後楽園前にパートナー同士でより絆を深めるためにも、シングルで闘えることがすごく嬉しいです」
ボリショイ「新しい会場なので新しいプロレスの見方もできるかなと思って。新しいルールを考案したいなというので、とりあえずルールは未定という形で。私とLeonにしかできない闘いをやって絆が深まるのか? 溝が深まるのかわかりませんが…(笑)」
Leon「いやいや!」
ボリショイ「楽しみにしていてください」

藤ヶ崎矢子&小波
矢子「あとちょっとだったのにね」
小波「やっぱり長年されているキャリアの差が出てしまったんじゃないかなと。フレッシュさでは負けてなかった」
矢子「年齢ではね、2人足してもあの2人に及ばないもんね」
小波「その“生きてる差”が試合に出たと思います」

――組むのは2回目という話だが。
小波「ぜんぜん覚えてないんですよね! 初タッグだと思って…」
矢子「いや、『Grouth』(グロウス)で1回組んだじゃん」
小波「あ! それか! 初めて組むわりには合うなと思ってたんですよ。2回目だったんだ!」
矢子「さすが練習生の頃からね、一緒だったからね。小波だったらたぶん簡単に(王座挑戦を)OKしてくれるだろうなと思って」
小波「ウザ!(笑)」

――これからも組んでいきたい?
小波「今後も組みたいと思います。だってボリショイさんとLeonさんがずっと組んできて、こっちは2回目なのに自分の中ですごいできたなって思ったので。今後もっともっと試合を重ねていったらベルトを獲るのも夢じゃないと思うので」
矢子「“また、すぐに”ってわけじゃないけど、2人でいろいろ練習して他団体のベルトとかね…『Grouth』でベルト作ってよ? 今はシングルよりも小波とタッグのベルトが欲しいなって思ってます」
小波「私も組みたいと思うけど、なかなかスケジュールが合わなかったりで…」
矢子「お互い忙しいからね」
小波「でも、今後とも矢子とはタッグじゃなくてシングルマッチでも闘いたいと思ってますし、切磋琢磨してお互いに強くなっていける存在でもあると思うので。これからもどんどん試合していきたいと思ってます」

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