【試合結果】3・9 新日本プロレス後楽園ホール大会 マイケル・エルガンvs石井智也 ジュース・ロビンソンvs高橋裕二郎

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『NEW JAPAN CUP 2018』
日程:2018年3月9日(金)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,719人・札止め

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
岡倫之/●海野翔太/八木哲大
6分14秒 カナディアン・パイルドライバー→片エビ固め
[CHAOS]後藤洋央紀/矢野通/○チャッキーT

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[BULLET CLUB]バッドラック・ファレ/●タンガ・ロア
9分11秒 キラーボム→エビ固め
[K.E.S.]ランス・アーチャー/○デイビーボーイ・スミスJr.

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]内藤哲也/SANADA/●BUSHI
9分32秒 変型STF
[鈴木軍]金丸義信(フリー)/エル・デスペラード/○ザック・セイバーJr.(フリー)

▼棚橋弘至 復帰戦 30分1本勝負
棚橋弘至/デビッド・フィンレー/●トーア・ヘナーレ
13分12秒 天翔十字鳳→体固め
[鈴木軍]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/飯塚高史/○タイチ

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]○オカダ・カズチカ/YOSHI-HASHI
11分42秒 コブラクラッチホールド
飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)/●チェーズ・オーエンズ

▼「NEW JAPAN CUP 2018」1回戦 時間無制限1本勝負
○ジュース・ロビンソン
16分8秒 パルプフリクション→片エビ固め
[BULLET CLUB]●高橋裕二郎
※ジュースが二回戦に進出

▼「NEW JAPAN CUP 2018」1回戦 時間無制限1本勝負
○マイケル・エルガン
29分2秒 バーニング・ハンマー→片エビ固め
[CHAOS]●石井智宏
※マイケル・エルガンが二回戦に進出

エルガンが石井を、ジュースが裕二郎を倒しNJC二回戦に進出!棚橋が復帰戦も鈴木が膝への1点攻め!ザックが内藤との前哨戦で勝利!飯伏が「YOSHI-HASHIさんで実験します」

第1試合


 先発は後藤と岡。ロックアップから後藤がロープに押し込むも、岡が体勢を変え押し込みチョップからエルボー連打。さらにロープに振ってラリアットも、後藤が避けてショルダータックル。後藤は相手コーナーに岡を叩きつけると、その背中に八木がタッチ。

 八木がエルボー連打も、後藤はエルボ一発でふっとばしコーナーに叩きつけるとチャッキーにタッチ。

 八木はエルボー連打からロープに振るとドロップキックも、チャッキーはロープを掴んでスカすとドロップキック。チャッキーはコーナーに叩きつけてからバックドロップからフォールも2。チャッキーは後藤にタッチ。

 後藤はロープに振ってバックエルボーからフォールも2。
 後藤は首投げからサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
 後藤はチンロックからエルボーを落とし、金具がむき出しのコーナーに叩きつけて矢野にタッチ。

 矢野は金具がむき出しのコーナーに八木を叩きつけるとストンピング。八木は立ち上がるとチョップも、矢野はヘッドバッドで倒し金具がむき出しのコーナーに叩きつける。矢野はアームドラッグからフォールも2。
 矢野はロープに飛ぶが、八木はドロップキックで迎撃し岡にタッチ。

 岡はショルダータックルも、起き上がった矢野がサミングから走り込むが岡は野人ハンマー。岡は串刺しボディスプラッシュからフロントスープレックスホールドも後藤がカット。

 後藤がコーナーに押し込みエルボー連打も、岡が体勢を変えてエルボー連打。後藤は顔面を張るが、岡が張り返して倒すと、矢野にもブレーンバスターを叩き込み海野にタッチ。矢野もチャッキーにタッチ。

 海野はエルボー連打からラリアットを避けてランニングエルボー。さらに串刺しバックエルボーからコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
 海野は串刺し攻撃を狙うが、チャッキーはジャンピングニーで迎撃しボディスラム。さらにセカンドロープからのムーンサルトを投下するが、避けた海野がラ・マヒストラルも2。
 海野はエルボースマッシュから走り込むが、チャッキーは担ぐとコーナーに座らせ、そのままオーフル・ワッフルで3カウント。

<試合後コメント>
岡倫之
「俺はトーナメントにエントリーされなかったけど、俺は俺のやり方でNEVER……後藤さんに挑戦していく。覚悟してて下さい」

八木哲大
「せっかく、先輩方が欠場してチャンスもらったのに、何も出来なかった……。またしっかり練習して出直してきます。ありがとうございました」

海野翔太
「ヘビー級、ヘビー級、ヘビー級……」(セコンドに肩を抱えられながら何度も呟き足早に退場)

第2試合


 先発はロアとランス。ロアはスミスを挑発。ランスはファレを要求し、ロアはタッチしようとするがその背後から殴りかかりキラーボムを狙うも、これはファレがカットし場外乱闘へ。

 カウント18でリングに戻り、ロアがランスの背中にエルボーを打ち込んでいく。ランスがロープに振るが、ロアはラリアットを避けて走り込むもランスはブラックホールスラム。さらにランニングニーからスミスにタッチ。

 スミスはスリーパーで捕らえるが、ロアはエルボーで逃れようとするもスミスはコーナーに叩きつけてエルボー。スミスはランスにタッチ。

 KESはダブルのボディスラムからランスがショルダータックルで倒しコーナーでアピール。ランスはチョーク攻撃からスミスにタッチ。

 スミスは巻き投げてフォールも、返されるとスリーパー。スミスはサミングからベアハッグ。そこにランスが走り込んで合体ラリアットも、ロアはこれを避けてスミスにDDT。ロアはファレにタッチ。

 ファレはエルボー連打でコーナーに押し込みボディブロー。さらにコーナーに振って走り込むが、ランスが走り込みチョーク。だがファレもチョークで掴みボディブローからエルボー。ファレはスミスにランスを振ってまとめて串刺しボディスプラッシュも、KESは避けてダブルショルダータックルで倒すと、ランスのボディプレスとスミスのギロチンドロップの同時投下。フォールも2。
 キラーボムを狙うがファレがなかなか上がらない。ファレはスミスとランスを同士討ちさせてショルダータックルで蹴散らすとロアにタッチ。

 スミスをコーナーに振り、ロアが串刺しボディスプラッシュからファレも串刺しボディスプラッシュ。ロアはワンハンドパワーボムからフォールもランスがカット。
 ロアはヘッドバッドからエルボー。さらに走り込むもスミスはビッグブーツで迎撃しリバースDDT。フォールも2。
 スミスが走り込むも、ロアはスピアーで迎撃しエルボー連打から担ぐが、ランスがカット。ロアが交互にエルボーを打ち込んでいき交互にヘッドバッド。さらにロープに飛ぶが、スミスが担いでランスがラリアット。フォールも2。KESはキラーボムで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>
ランス・アーチャー&デイビー・ボーイ・スミスJr
ランス「ちょっと長く日本を離れすぎたかな。自分たちがどれだけ極悪で巨大で強いのかということを忘れてしまったようだな?IWGPのタッグチームタイトルは俺たち二人で獲りに行く。この男、“ブリティッシュ・ブルドッグ”デイビー・ボーイ・スミスJr、この地球上で一番強いこの男と一緒にだ」
スミス「KESが戻ってきた。今までにない強さを携えて戻ってきたんだ。病気もしっかり治して戻ってきて今日はトーアを倒したのと同じようにニュージャパン・カップも自分自身のものになるだろう。ということは、決勝は俺とランスが二人でぶつかることになって頂点を争うだろうな」

第3試合


TAKA「ニュージャパンカップ開幕戦、皆さんが予想する優勝者は誰ですか!?一回戦!内藤哲也対ザック・セイバー・ジュニア、勝つのは、誰ですか!?みなさんよくわかってないようなので教えてあげましょう。ニュージャパンカップ台風の目になるのは、いつ何時どんな体勢でも関節技、サブミッションホールドがきめられるこの男、無限のサブミッションホールドを持つこの男、ヒーイズ!サブミッションマスター、ヒーイズ、ZSJ、ヒーイズ!ザック・セイバー・ジュニア!ジャスト!タップ!アウト!それでは一回戦の前哨戦、はじめましょうか!内藤哲也!カモン、オーバーヒア!」

 先発はBUSHIと金丸。金丸が粉にエルボーで押し込みサミングから、デスペが走り込むもBUSHIは避けて金丸にコルバタからBUSHIにDDT。BUSHIはストンピング連打から背中にエルボーを落とし内藤にタッチ。

 内藤とBUSHIはストンピング連打から内藤がBUSHIにバックエルボー。さらにマスクを引っ張りゼロ距離バックエルボーから、マスクを引っ張りながらSANADAにタッチ。

 SANADAはガットショットから背中にエルボー。SANADAはエルボーじゃらナックルを打ち込んでいき、ロープに飛ぶが金丸がエルボーから蹴りつける。SANADAは金丸をエルボーで場外に落とすが、デスペがサミングからガットショット。SANADAはこれをキャッチし足を狩ると、パラダイスロックを仕掛けるがデスペが逃れる。SANADAは膝蹴りからロープに飛ぶが、金丸が場外から足を引っ張り引きずり落とすとそのまま場外乱闘へ。

 デスペはどこかから持ち出した手帳でSANADAを殴りつけると、チョップ合戦へ。デスペが打ち勝ちザックにタッチ。

 ザックはフロントネックで捕らえ絞め上げると、そのまま金丸にタッチ。

 金丸はエルボーからストンピング。さらに蹴りつけていくが、SANADAは立ち上がるとエルボー。エルボー合戦から金丸がエルボースマッシュ。さらにSANADAが走り込むも、金丸はレフェリーを突き飛ばしてカットすると、SANADAがコーナーに振るがこれも避けるが、SANADAはそのままエプロンに降りてスワンダイブミサイルキックで吹っ飛ばす。SANADAは内藤にタッチ。金丸もザックにタッチ。

 エルボー合戦から内藤がエルボー連打。ザックは腕を掴んでその腕にオーバーヘッドキック。走り込むも内藤はアームホイップから後頭部に低空ドロップキック。
 内藤は串刺しドロップキックから振り子式串刺しドロップキックを顔面に叩き込みフォールも2。
 内藤は投げようとするが、ザックは腕へのオーバーヘッドキックからロープに振り、内藤はジャンピングエルボーもザックは避けて卍固め。これはBUSHIがカット。
 ザックはエルボースマッシュ連発も、内藤はツバを吐いて挑発。エルボーの打ち合いからザックがエルボースマッシュ連発も、内藤は逆さ押さえ込みから回転して走り込んでザックにスパインバスター。内藤はBUSHIにタッチ。

 BUSHIはミサイルキックから串刺しニー。SANADAがビッグブーツからソバットを叩き込み、BUSHIがライトニングスパイラルからフォールもデスペがカット。
 BUSHIはエムエックスを狙うが、避けたザックがエルボースマッシュ。だがBUSHIがブラックマジック式延髄斬りからコードブレイカー。これをザックがキャッチし変形STFでギブアップを奪った。

TAKA「改めて皆さんにお聞きしましょう。ニュージャパンカップ一回戦、内藤哲也対ザック・セイバー・ジュニア、勝つのは誰ですか!?皆さん まだまだわかってないようなので教えてあげましょう。ニュージャパンカップ一回戦勝つのは、いつ何時どんな体勢でも関節技、サブミッションホールドが決められるこの男、ZSJ!ザック・セイバー・ジュニア。内藤哲也、ユージャスト、タップアウト」

<試合後コメント>
エル・デスペラード&金丸義信&ザック・セイバーJr&TAKAみちのく
金丸「あ~あ」
デスペラード「アイツなんか言ってたなぁ。声小さくて全然聞こえねぇし、なんの意志も伝わってこねぇよ。ノブさんに出てこいとか言ってるけど、テメェなんてノブさんが出るまでもねぇんだ」
金丸「まあ眼中にねぇよ。どいつもこいつも」
デスペラード「まあ、ガッチリ決めたのはコイツだからなぁ」(ザックの肩を叩いて称える)
ザック「みんな!いい試合だったね!ベルトを持って帰ってきたよ。でも俺が欲しいのはIWGPのヘビー級のベルトだ。ニュージャパン・カップも三人で盛り上げよう!そしてTAKA、ありがとう。TAKAが自分をアゲてくれるんだ。DJ TAKAとして俺に代わっていろいろ喋ってくれている(TAKAのトサカに触れながら)。もし一回戦、内藤哲也との試合に勝つことが出来たら、アイツの帽子を取り上げてその中にションベンして東京湾に投げ捨ててやるよ。……まあ、冗談だけどね(笑)」
TAKA「ザック・セイバー・ジュニアはよ、すげぇ奴なんだよ!それを知らないやつが多すぎるから俺が伝えてやろうと思ってよ。誰でもいいぞ。一回戦、内藤哲也……誰も予想してねぇだろ?ザック・セイバー・ジュニアが勝ち上がるぞ。何が起こるか分からねぇぞ。ザック・セイバー・ジュニアの真の力がこのトーナメントで発揮されるぞ。そして奴の前に立ちはだかる奴はみんなこうだ。……You just TAP OUT!!」

第4試合


 鈴木軍が急襲し試合開始。鈴木が棚橋の膝にストンピング連打から膝十字を狙うが、暴れて逃れた棚足がビッグブーツも避けてコンビネーションエルボー。さらにドロップキックも、飯塚が走り込んでガットショットからエルボー。これはフィンレーとヘナーレがカットしダブルショルダータックルで倒す。棚橋はフィンレーにタッチ。鈴木も飯塚にタッチ。

 飯塚がコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたフィンレーが串刺しエルボースマッシュからロープに飛ぶが、鈴木がエルボーから蹴りつけぶら下がり腕ひしぎ。そのまま場外乱闘へ。タイチがイスで棚橋の足を痛めつけリングへ。

 リングに飯塚が戻りフィンレーにストンピングから鈴木にタッチ。

 飯塚がチョークから首投げ。さらにコーナーに叩きつけて鈴木にタッチ。

 フィンレーはエルボーを打ち込んでいくが、鈴木がエルボーで倒し飯塚がストンピング。
 鈴木はチョップを打ち込んでいき、胸を蹴り上げていく。フィンレーはエルボーからロープに振ってジャンピングエルボースマッシュ。フィンレーは棚橋にタッチ。

 棚橋はエルボー連打からジャンピングエルボー。さらにタイチにドロップキックから飯塚にもドロップキック。
 鈴木のビッグブーツをキャッチしドラゴンスクリューからバックを取るが、耐えた鈴木が膝を蹴りつけ逃れると、膝へのサッカーボールキックから膝裏へのサッカーボールキックを叩き込み膝十字。棚橋はロープへ。

 棚橋のエルボーを避けた鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーの体勢も、耐えた棚橋へ膝蹴り。さらに走り込むが棚橋はスリングブレイドで迎撃。鈴木はタイチにタッチ。

 タイチがストンピングから顔面を張って挑発し、ミドルキックも棚橋は顔面を張る。タイチはソバットからバズソーキック。倒れた棚橋へタイチ式ラストライドを狙うが、棚橋は着地しネックスクリュー。棚橋はヘナーレにタッチ。

 ヘナーレはエルボー連打も、タイチはロープに振りラリアット。避けたヘナーレがショルダータックルで倒しコーナーに上るとダイビングショルダータックル。フォールも2。
 タイチをコーナーに振りトレイン攻撃からヘナーレがスパインバスター。フォールも鈴木と飯塚がカット。
 ヘナーレは串刺し攻撃を狙うが、避けたタイチが延髄斬りからパンタロンを脱ぎ捨て天翔十字鳳。避けたヘナーレがスピアーからフォールも2。
 ヘナーレは担ぐが、鈴木がカット。ヘナーレは鈴木にエルボーから走り込むが、鈴木は追走しスリーパーで捕らえると、タイチが天翔十字鳳。フォールし3カウント。

<試合後コメント>

棚橋弘至
「無事復帰戦を終えました。でも、よく考えてみると復帰戦は1月4日の試合もそう。2018年で復帰戦が二回目。もう二度と復帰戦がないように、ニュージャパン・カップ、明日サクっとタイチを倒して、その先に行きます」

――実際リングで動いてみて感覚はいかがですか
「あー、これね、少し時間かかるかなと。単なるジャンプと試合の中の動きがシンクロ、アジャスト出来てないから完全に足は動けるんだけど、リング上の動きとはまだチグハグだから、早急に治します」

――対戦相手としてタイチ選手と相対したのは初めてだと思いますが感触は如何でしたか
「いくらこの間大田区でいい試合したと言っても、長年俺の中にあるタイチのイメージはそう簡単に変わらないから。油断してるわけじゃないけどね。……あぁ、帰ってきた。ただ帰ってきたわけじゃないから。目標を持ってね。ニュージャパン・カップ、ちょっくら優勝してきます」

デビッド・フィンレー
「俺も戻ってきたけど、まだまだ自分が100%というわけではないね。ニュージャパン・カップも自分の予想で行くと、棚橋は大好きな選手だけど、親友のジュース・ロビンソン選手も同じブロックにいるんだ。どちらにも勝ち上がってほしいけど、どちらかがファイナルに上がってくれればいいと僕は思っている。しかし、ジュースも棚橋も乗り越えなきゃいけない障害がある。棚橋は復帰したばかりだし、ジュースも難しい試合が今日まさに待っている。ここで勝ってどうなるかというところだと思うので、そこを楽しみに見ていきたいね」

第5試合


 先発は飯伏とYOSHI-HASHI。飯伏がバックを取るが、YOSHI-HASHIはリストを取って逃れヘッドロック。さらにショルダータックルで倒すが飯伏はすぐに立ち上がり、走り込んで来たYOSHI-HASHIにリープフロッグから走り込むが、YOSHI-HASHIはカニばさみからスライディングキック。飯伏は避けてその場飛びムーンサルトもYOSHI-HASHIが避けると着地。両者睨み合いタッチ。

 オカダはロックアップからヘッドロックで捕らえショルダータックル。さらに走り込むとアームホイップで倒しフォールも1。
 オカダはヘッドロックも、チューズがロープに押し込みロープを使ったチョーク攻撃。さらにストンピングから飯伏にタッチ。

 飯伏はボディを蹴りつけ後頭部にエルボー。コーナーに叩きつけチューズにタッチ。

 チューズは後頭部にエルボーからネックブリーカードロップ。フォールも2。コーナーに叩きつけ飯伏にタッチ。

 飯伏はガットショットからエルボーを打ち込んでいき、オカダは構わず前に出るとエルボー。飯伏はエルボー連打から走り込むもオカダはフラップジャックで迎撃しYOSHI-HASHIにタッチ。

 YOSHI-HASHIはバックエルボーで倒し担ごうとするが、着地した飯伏がエルボーもYOSHI-HASHIは避けてヘッドハンター。飯伏はコーナーに振って走り込むが、避けたYOSHI-HASHIが串刺しチョップ。YOSHI-HASHIはヘッドバンカーを狙うが、避けた飯伏が走り込んできたYOSHI-HASHIにドロップキック。飯伏はチューズにタッチ。

 チューズはストンピング連打からロープに振ってバックエルボー。さらに後頭部にチョップを落としフォールも2。
 チューズはストンピングからショルダーアームブリーカー。YOSHI-HASHIはエルボー連打からロープに振ろうとするが、チューズはココナッツクラッシュからソバットを叩き込みネックブリーカードロップ。フォールも2。チューズは飯伏にタッチ。

 チューズが羽交い締めにし飯伏がガットショット。飯伏はチンロックもYOSHI-HASHIはロープへ足を伸ばす。飯伏はチューズにタッチ。

 チューズは飯伏が捕らえたYOSHI-HASHIの背中にダイビングエルボーからバックブリーカー。チューズは飯伏にタッチ。

 YOSHI-HASHIは逆水平チョップを打ち込んでいくが、飯伏はエルボー一発で膝をつかせる。飯伏はロープに振って行くが、YOSHI-HASHIはコルバタを狙うも飯伏はキャッチ、だがYOSHI-HASHIは着地しバックキックの延髄斬り。飯伏はビッグブーツも、YOSHI-HASHIはキャッチし蹴りつけるが、飯伏はコンビネーションキック。YOSHI-HASHIはこれを避けてバッククラッカーからオカダにタッチ。飯伏もチューズにタッチ。

 チューズはソバットからエルボー連打。さらにチョップからロープに振ってラリアットも、オカダは避けてバックエルボー。オカダはコーナーに振って串刺しバックエルボーからガットショットを叩き込みDDT。フォールも2。
 オカダはボディスラムからコーナーに登るが、チューズは立ち上がり走り込むもオカダはダイビングクロスボディを投下しフォールも2。
 オカダは担ぐが着地したチューズがコンビネーションエルボー。さらにショートレンジラリアットで倒しフォールも2。
 チューズは担ぐがYOSHI-HASHIがカット。飯伏がYOSHI-HASHIにハイキックから走り込むがYOSHI-HASHIはラリアットで迎撃し、チューズはオカダにチンクラッシャーから走り込むもオカダはドロップキックで迎撃しコブラクラッチ。チューズはこれでギブアップ。

<試合後コメント>

飯伏幸太
――一回戦で当たるYOSHI-HASHI選手との前哨戦でした
「いつも言ってることなんですけど、全然やり足りないです。今日はちょっと劣勢なのが多かったなっていうのは反省ですけど、まだ2日あるし、明日も対戦するし。一回で相手の動きがだいたい分かるようになるので、今のYOSHI-HASHIさんのレベルが分かりました。明日また実験します。実験します」

――今回のニュージャパン・カップについて
「自分も年齢が年齢なんで、逃げられないなと。もう闘いからは逃げない。やるのみですよ。結果を残す!」

――今シリーズ、BULLET CLUBと組むことが多いですが、それについては
「僕BULLET CLUBなんですか?ケニーにくっついていったらBULLET CLUBに入ってたんですか僕は?入ってるんですか?表記はフリーですか?僕も入った意志はなくて、ただチェーズ・オーエンズ。彼は2月23日に組んだので意思の疎通は出来るようになりました。でも他のメンバーとはまだです。わからないですね。自分はどこにも属さないといつも言ってきたし、これからもどこに属するつもりもないですけど、でも、不安ですよね。BULLET CLUBは怖いなと思ってたし、逆に言えば楽しみですね。やったこともない、組んだこともない相手なので。明日もタッグマッチも楽しみながらYOSHI-HASHIさんをマークしていきますよ。潰しますよ。元気が出てきました。実験します。実験実験」

チェーズ・オーエンズ
「三年間もこの新日本プロレスで試合をし続けてきた。そして年々試合を終えるごとに強くなってきた。今はこうやってタッグとして組み、友情を築けているかも知れない飯伏幸太とケニー・オメガらとタッグを組むことが出来るようになった。あの二人は世界でも最高峰のレスラーと言えるだろう。そんな二人とタッグを組む、そして試合をするという経験をして、俺が強くならないわけがないだろう?2018年は俺の存在感を示す年になるだろう。そしてオカダよ、ニュージャパン・カップが終わる前にこの巡業中にお前を頭から叩きつけてやる。見ておけよ」

第6試合


 裕二郎のエルボーとジュースのナックルの応酬。裕二郎がサミングも、ジュースがロープに振ってザ・テイスト。ジュースはナックルとチョップを交互に打ち込み、コーナーに振って串刺しラリアット。さらにキャノンボールも、裕二郎は避けて串刺しビッグブーツ。さらにラリアットを叩き込んで倒すと、マウントをとりエルボーを落としていく。
 裕二郎は首投げからギロチンドロップを投下しフォールも2。

 裕二郎はサミングからビッグブーツを叩き込み、さらにスライディングキックもジュースは避けてパルプフリクションを狙う。だが髪を掴んで逃れた裕二郎はそのまま場外に投げ捨て場外乱闘へ。リングに裕二郎が投げ入れフォールも2。

 裕二郎は顔面を張って挑発していくが、ジュースはボディブロー連発からビッグブーツ。裕二郎はこれをキャッチし足を刈って倒すと顔面へスライディングキック。フォールも2。
 裕二郎はスリーパーも、ジュースはそのまま立ち上がりバックドロップ。

 ジュースはロープに振ってスパインバスター。ロープにもたれかかる裕二郎をラリアットで場外に叩き出すと、プランチャを投下。さらにリングに投げ入れると、スワンダイブスピアーからナックルパート。裕二郎は避けてロープにに走ると、走り込んできたジュースをフラップジャックでロープに叩きつける。そのままジュースは場外に落下し、そのまま場外乱闘へ。

 カウント19でジュースがリングに戻るが、裕二郎はすぐさまフィッシャーマンバスターからフォールも2。
 裕二郎はコーナーにジュースを乗せると正面に登るが、ジュースはヘッドバッドからコーナー上で立ち上がるも、裕二郎は走り込んでカットすると正面に登り雪崩式フィッシャーマンバスター。フォールも2。

 裕二郎は担ぐもジュースは暴れて着地。裕二郎はトラースキックを3発叩き込むが、立ち上がったジュースへビッグブーツ。さらに走り込むがジュースはラリアットで迎撃し両者ダウン。

 ジュースはキャノンボールから山折り。フォールも2。
 ジュースはパルプフリクションの体勢も、裕二郎はレフェリーに突き飛ばしてから急所攻撃を叩き込み首固めも2。
 裕二郎はマイアミ・シャインからフォールも2。
 裕二郎はピンプ・ジュースを狙うが、ジュースは担ぎ上げるも裕二郎は着地し担ぐと東京ピンプス。フォールも2。
 裕二郎はピンプ・ジュースを狙うが、突き飛ばしたジュースが裕二郎の前蹴りをキャッチし担ぐと、そのまま背後に投げ捨てる。裕二郎は走り込むが、ジュースはナックルで迎撃しサンダーファイヤーパワーボム。フォールも2。
 ジュースはパルプフリクションで叩きつけてフォールし3カウント。

<試合後コメント>
高橋裕二郎
「なんでこうなるんだよぉ~!?去年のよ、ニュージャパン・カップの一回戦でアイツは俺に勝って素晴らしいキャリアを積んだ。今日はよ、そのお返しのはずだろ?今年のニュージャパン・カップは俺がアイツに勝って俺がG1に出て、俺がキャリアを積むはずだった。なんでこうなるんだよぉ~!?そんなはず無いだろ。なんでこうなるんだ。何かの間違いだ。昨日、東京ドームホテルでおねーちゃんを部屋に連れ込んだせいか?そんなわけないだろ。俺は“ザ・トウキョー・ピンプ”だよ。どんな試合の前でも俺の仕事……プロレスの仕事じゃないぞ。夜の仕事だ。キッチリこなす!それが“ザ・トウキョー・ピンプ”だよ。OH,SHIT!!」

第7試合


 ロックアップからエルガンがロープに押し込みクリーンブレイク。ロックアップからエルガンが担ぐも、着地した石井がショルダータックル。エルガンは受けきり、石井は再度ショルダータックルからエルボー連打。石井はロープに飛んでショルダータックルも、受けきったエルガンがエルボーからショルダータックル。石井もこれを受けきり、エルボー合戦からショルダータックルの打ち合い。互角の応酬から石井がたたらを踏むも、走り込んできたエルガンを石井がショルダータックルで迎撃し倒す。石井が走り込むもエルガンはリフトアップし投げ捨てフォールも1。

 エルガンは逆水平チョップから背中にエルボーを落とし、チョップを打ち込んでいきさらにナックル。倒れた石井を起こすとラリアットも、石井は受けきり逆水平チョップ。エルガンもチョップを打ち込むが、石井がチョップ連打から喉元にチョップを打ち込んでいく、エルガンもチョップで返すとエルボー。エルガンはロープに飛ぶが石井はパワースラムで迎撃。
 チョップの打ち合いからエルボーの打ち合い。エルガンがビッグブーツも石井は左右の掌底連打からナックル。エルガンは尻もちをつき、石井はロープにもたれかかる。

 石井はエルガンを起こすとヘッドバッドからバックを取るが、耐えたエルガンが延髄斬り。石井は避けて走り込むが、エルガンは避けてバックを取る。
 石井は走り込むがエルガンは延髄斬りで迎撃し、バックエルボーからボディスラム。エルガンはエプロンに降りるとスワンダイブボディプレスからバックを取る。石井はエルボーで逃れるがエルガンはフロントスープレックスから串刺しエルボー。さらにミサイルキックからファルコンアロー。フォールも2。
  
 エルガンはコーナーに振り走り込むが、足を伸ばしてカットした石井に強烈なチョップ。石井は崩れ落ちる。
 エルガンはチョップを打ち込んでいき、石井は自らロープを掴んで挑発。石井は体勢を変えるとチョップ連打。エルガンもロープを掴んで挑発。石井はチョップを連打も、エルガンは体勢を変えてチョップとエルボーを交互に打ち込む、石井も体勢を変えるとチョップとエルボーを交互に打ち込んでいき、エルガンはこれで崩れ落ちる。
 エルガンはコーナーに振るが、石井はすぐに走り込んでバックを取るとバックドロップ。
 石井は投げようとするが、耐えたエルガンがブレーンバスター。すぐに石井が立ち上がりガットショットからブレーンバスター。
 エルガンもすぐに立ち上がりエルボー合戦。石井がエルボー連打からロープに飛ぶが、エルガンは追走ラリアットからラリアット。石井は避けて走り込むが、エルガンは担いでコーナーへのスパインバスター。石井がロープに振ってエルボーも、避けたエルガンとショルダータックルの相打ち。さらにラリアットの相打ちから石井がロープに飛ぶも、エルガンがラリアットで迎撃。石井がすぐに立ち上がりショートレンジラリアットも、受けきったエルガンがラリアットでなぎ倒す。

 エルガンは串刺しラリアット連発からショートレンジラリアットも、避けた石井がバックを取る。だがエルガンが切り替えしてシットダウンパワーボムからフォールも2。

 エルガンはエルボーを打ち込んでいき、石井はそのまま前に出て受けきりコーナに押し込むとエルボー。エルガンが今度は前に出てエルボーを受けきっていくと、強烈なエルボーからボディスラム。エルガンはコーナーに登るが、石井はすぐに担いでパワーボム。フォールも2。

 石井はスライディングラリアットも、エルガンは避けて丸め込むが石井はすぐに立ち上がり走り込むも、エルガンは担いでコーナーへのデスバレーボム。エルガンはダイビング・ボディプレスを投下しフォールも2。

 エルガンはエプロンに降りた石井をぶっこ抜き雪崩式ファルコンアローからフォールも2。
 エルガンは担ごうとするが石井はリバース。ラリアットの相打ちから石井がジャーマン。すぐに立ち上がったエルガンがソバットから走り込むも石井はニールキックで迎撃。両者ダウン。

 石井は串刺しラリアットも、キャッチしたエルガンが力任せに正面に叩きつけ、コーナーに石井を設置すると雪崩式パワーボムを狙う。耐えた石井へエルボーも、石井はジャンピングヘッドバッドを叩き込み、正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。

 石井はラリアットも、エルガンは避けて担ぐが石井はDDTで切り返しラリアット。フォールも1。
 石井はラリアットからフォールも2。
 石井はブレーンバスターを狙うが、エルガンが担ぐも石井は着地しエルボー。エルガンは避けて後頭部にエルボーから二段蹴りも石井はキャッチしヘッドバッド。エルガンはガットショットから延髄斬りを叩き込み両者ダウン。

 石井がエルボー連打もエルガンもエルボー。エルガンは振りかぶってエルボーを打ち込み、石井はコーナーにもたれかかる。エルガンは左右のエルボーを連続で打ち込んでいき、ローリングエルボーを狙うが石井はエルボーで迎撃しエルボー連打。エルガンはエルボーからローリングエルボーを叩き込み、倒れた石井にぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドも2。
 エルガンはぶっこ抜き投げすてジャーマンからラリアットでなぎ倒しフォールも1。
 エルガンはラリアットから旋回式サイドバスターで叩きつけてフォールも2。

 エルガンはコーナーに座らせると雪崩式スプラッシュマウンテンを叩き込んでフォールも2。
 石井はターンバックルパワーボムからエルガンボムを狙うが、石井はフランケンで投げ捨て延髄斬り。両者ダウン。

 ラリアットの相打ち連発から石井がエルボー。ハーフダウンのエルガンへスライディングラリアットからフォールも2。石井が投げようとするがエルガンがブレーンバスター。エルガンはハーフハッチスープレックスも石井が立ち上がるがエルガンはローリングチョップからターンバックルパワーボム。石井はすぐに走り込みラリアットでなぎ倒す。
 石井は走り込むもエルガンはカウンターのシットダウンパワーボム。フォールも2。
 エルガンはバーニングハンマーで叩きつけて3カウント。

エルガン「俺がプロレスラーを志したのは、常に競争というものに飢えていたからだ。今日戦った石井、彼は自分が望む競争というものを実現させてくれるベストレスラーだ。我々が闘い目標とは、勝つことだ。今日は自分がその勝利という道に戻ることが出来た大切な一戦だ。2018年のニュージャパン・カップの勝者は“ビッグ・マイク”だ」 
<試合後コメント>
マイケル・エルガン
「今日は勝利を挙げることが出来た。今日、石井はすごくタフな相手だったけど、自分のほうが上回っていた。だから勝てたんだ。自分が戦っているのは自分の息子のためだ。彼こそが自分にとっていちばん大切なもので、戦い続ける理由でもあるんだ」

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