鈴木秀樹との同期対決を終えた松本都が「私のほうが技能がありました。技能賞は私です」

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 31日、2017年最後の後楽園ホールでの女子プロレス興行『RIBBONMANIA2017』に鈴木秀樹が参戦。松本都とシングルマッチを行った。

 2008年デビューの松本都と鈴木秀樹が同期対決を行う事が決定したが、戦前の会見を欠席した鈴木は松居一代ばりのコメントを送り『潰す』と書いたFAXを別途送りつけていた。
 これに都は「何かと言えば潰す潰す、潰すおじさんと呼んでるんですけど、確かに男子選手なので力は私より強いし、試合を1、2秒で潰すのは簡単だと思うんですね。それが初めてのアイスリボン参戦の正解だとは私は全く思いません。今まで同期対決ということで岡林裕二選手や浜亮太選手と錚々たる選手とやってきましたけど、彼らの正解は全然違うものでした。技能賞とってますけど、鈴木秀樹さんの試合見たことあるんですけど印象とか残ってないしプロレス大賞が残念だなと思いますけど、どっちの技能が上かお客さんに判断してほしいですね。ビル・ロビンソンの弟子ですけど、ビル・ロビンソンはすごいですけど彼がすごいとは思わないので、ダブルアームスープレックスは喰らわないように気をつけますけど食らったとしても私は大丈夫です。ビル・ロビンソンさんの技じゃないので、鈴木さんは別にすごくない」と痛烈批判していた。

 試合が始まると、開始直後に突っ込んでいった都の足を鈴木が取り、そのまま押さえ込んでカウント3。わずか6秒での決着に都は「オイ!お前プロレスナメんじゃねぇぞ?!お前もあたしと同じプロでしょ?!プロならもう一回やれ!!」と逆ギレし二本目が開始。同様の展開で5秒でのスピード決着を終えた鈴木が帰ろうとすると「オイこの野郎コラ!お前絶対分かってねーじゃねーか!こんなんでいいと思ってんの?お前今日、ノーギャラにするぞ?!いいでしょ?!もう一回やって!!」と強制的にゴングを鳴らし三本目へ。
 今度は鈴木は都に付き合い、猪木アリ状態となった都をスルーし、卍固めを足を極めて軽々逃れ、フライングクロスチョップを歩いて交わし、お尻ペンペンでお仕置きするとジャイアントスイングで投げ飛ばす。最後はロメロ・スペシャルで捕らえながら「お前何歳?」と問いかけ、都が「20歳……!」と答えたため「嘘つけ!」と絞り上げ、年齢を答えたくない都はギブアップした。

 退場していく鈴木に都は「鈴木くん!強かったよ!さすが、あたしの同期だね!まあ、あたしの方が三ヶ月センパイだけど。今日のことをいい勉強にして、来年も同期として頑張っていこうね!」と声をかけ、さらに「ああいう人も需要あると思うんですけど、彼の普段出していない面を引き出せたということで私は誇りに思います。今日は私のほうが技能的に頑張っていたので、私のほうが技能がありました。技能賞は私です。技能賞を獲ったのも、なんかBASARAで優勝したのも私との試合が決まった後なので、私あげまんなのでそういったことだと思います」と強気のコメントを残した。

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