【試合結果】8・20 PURE-J板橋大会 尾崎魔弓vs藤ヶ崎矢子 中森華子vs万喜なつみ KAZUKI&Leonvs勝愛実&安納サオリ

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『GO!GO!PURE-J!!』
日時:8月20日(日)
開始:17:00
会場:東京・板橋グリーンホール
観衆:115人

▼ビジュアルハンター矢子の仁義なき戦い・20分1本勝負
○尾崎魔弓(OZアカデミー)
10分38秒 オザキック→片エビ固め
●藤ヶ崎矢子

▼初代PURE-J認定無差別級王座決定 予選リーグ【Powerブロック】・20分1本勝負
○アレックス・リー(フリー)
10分20秒 アレックス・ニー→片エビ固め
●ライディーン鋼

▼同予選リーグ【Risesブロック】・20分1本勝負
○中森華子
8分46秒 ディスティニー・ハンマー→エビ固め
●万喜なつみ(Beginning)

▼同予選リーグ【Utilityブロック】・20分1本勝負
○希月あおい(フリー)
9分47秒 ラ・マヒストラルを切り返す→片エビ固め
●コマンドボリショイ

▼スペシャルタッグマッチ・30分1本勝負
○KAZUKI/Leon
16分1秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
●勝愛実/安納サオリ(Beginning)

▼故・プラム麻里子さん追悼 オンリーギブアップバトルロイヤル・時間無制限
○コマンドボリショイ
11分24秒 ストレッチプラム・改
●藤ヶ崎矢子
※ギブアップを奪われた選手は退場、最後の2人になったら2カウントフォールルールが追加。
※退場順…KAZUKI&勝愛実、中森華子、ライディーン鋼、Leon、矢子。

初代PURE-J王者決定戦の予選リーグが開始!ビジュアルハンター矢子は美魔女・尾崎に完敗?!プラム麻里子さん追悼マッチが実施!

オープニング


 旗揚げ第2戦は板橋大会。入場式ではこの日から開幕する初代PURE-J認定無差別級王座決定・予選リーグに出場する選手たちが、ブロックごとに分かれてリングイン。亡くなってから今年で20年が経つプラム麻里子さんへの黙祷が捧げられた。

第1試合


 オープニングマッチの藤ヶ崎矢子の相手とされていた「X」は尾崎魔弓。試合前に矢子が「オマエ、ホントに自分のこと可愛いと思ってる?」と挑発すると、尾崎は「思ってるよ。いけないわけ?」と平然。黙ってしまった矢子に「オマエ、打たれ弱いな」と言い放つ。
 試合が始まると尾崎の一方的なペースとなり、オザキックで仕留めてみせた。

第2試合


 第2試合からはリーグ戦が3試合。アレックス・リーは二段蹴り式のニーアタックでライディーン鋼を撃破。

第3試合


 中森華子はハイキックからディスティニー・ハンマーにつないで万喜なつみに快勝。

第4試合


 続いてのコマンドボリショイvs希月あおいは、ボリショイの猛攻を凌いだ希月が、丸め込みを切り返して3カウントを奪取。優勝候補の1人・ボリショイが大きなピンチを迎えてしまう。

第5試合


 セミファイナルはKAZUKI&Leonの取締役2人に、初タッグとなる勝愛実&安納サオリが挑戦。KAZUKIがリバース・スプラッシュ式のニードロップから、コーナー最上段からのダブルニードロップで勝にとどめを刺した。

第6試合


 最後に行なわれたのはプラムさんへの追悼を込めた・PURE-J7選手によるオンリギブアップルールのバトルロイヤル。テッシー・スゴーレフェリーも巻き込まれた8人でのストレッチプラムの応酬などを経て、最後はボリショイが矢子からギブアップ勝ち。
 マイクを持ったボリショイは、「JWPから旅立って、そしてプラムさんと共に私たちは新しくPURE-Jとして、これから歩き出していきます。まだまだ頼りないし、ぜんぜん弱いし、足りないところもたくさんあるけど…それでも一生懸命、一歩一歩成長していきます。どうか温かく、そして厳しく私たちを見守って応援し続けてください。今日はありがとうございました」と締めた。

<試合後コメント>
コマンドボリショイ
――リーグ戦の初戦で不覚をとってしまったが。
「今まで希月選手と何度も試合してきて、負けると思ったことは正直なかったんですけども…決して油断したわけでもないし、すごい執念を感じました。試合してる中で初めて“お!コイツ怖い”って、ちょっと…それにしても、まだ自分でも信じられないですね。あと1戦しかないので絶対落とさないようにして、同点に持ち込んでもけっこう(危ない)…。ユーティリティーブロックはキャリアに裏付けされたものを要求されてるので、1番キャリアの長い私は不利かなとは思うんですけど、なんとかあきらめないで持ち直したいと思います」

――プラムさんが亡くなって20年になるが。
「ホントに“20年経ったのかな?”って思うぐらいにあっという間だったと思います。今日は尾崎も来てくれて、変わらずあの頃と同じようにリングに上がっているのは尾崎と私だけになってしまって…。でも私たちの心にはプラムさんが生き続けて、こうしてPURE-Jを、みんなをまとめてくれている存在になってると思います」

――旗揚げ第2戦を終えての印象は?
「正直、旗揚げ戦に関しては本当に整えられた舞台で、選手それぞれ力を発揮できたと思うんですけど、今日の闘いを通してまだまだ伸びしろがあるし、もっともっとできると思うので。もっともっと努力してほしいし、まだまだ足りないと思います。いま自分たちがやってることを努力だと思うんだったら、それは努力じゃないし。私は胸を張って“PURE-Jはすばらしいよ”って…まだ言えない。だけど、みんなの気持ちと伸びしろはまだまだあるので無限だと思います。何も怖がらず自由にできるリングなので、未熟なところからさらけ出して。ここでカッコつけてもしょうがないので、それが今のPURE-Jで1年後、2年後…成長した姿を絶対見せられると思うし、今で満足はしてないです」

希月あおい
「勝ちは嬉しいいんですけど…ここまで攻め込まれてしまったっていうのがあるので、チャンピオンになるからには、リーグ戦少ないですけども自分の思うチャンピオンらしい試合をして、PURE-Jのベルトを絶対に獲りたいと思っています。初代とかみんな言ってますけども、そんなの私には関係ないので。ベルトのみ…ベルトのみしっかり狙っていきたいと思います! 団体がどうこうとか関係ないとホントに思ってます。以上」

尾崎魔弓
「OZでもこないだ(7・17)名古屋でやって、なんで短期間で2回も…しかも今日、緊張してんの、あれ? もっと言ってくるかと思った。ちょっとビビったんじゃない? 私の美貌に」

――矢子は自分のことを可愛いと思っている選手を成敗しているが。
「私は“可愛い”じゃなくて“キレイ”だから。本物の美人が来たからさ、言えなくなっちゃったんじゃない? もうちょっと愛嬌のあるブスのほうがさ、矢子も言いやすいんじゃないの? あいつがビジュアルハンターやってんのは、みんなニセモノだもんね」

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