RINGS/THE OUTSIDER 12.7横浜大会 OUTSIDERが在日米軍やパンクラスと対抗戦、55-60初代王者決定戦

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

RINGS/THE OUTSIDER 〜SPECIAL〜
日時:2014年12月7日(日)
開始:14:00
会場:神奈川・横浜文化体育館
観衆:2799人

▼第1試合 55-60初代王者決定&ランキング制定トーナメント 準決勝
【沖縄グレイシーコンバット】●宮城貴志
判定1-2
【闘える放送作家】○大井洋一

▼第2試合 55-60初代王者決定&ランキング制定トーナメント 準決勝
【朝倉・弟 エンペラースコーピオン】○朝倉海
1R 22秒 TKO
【武井流伝承者 黒翼の烏】●吉野正岐

▼第3試合 体重Limit68kg
【勢傾天下 クールチャンプ】○山口勇
1R 41秒 ヒールホールド
【秘伝 都市格闘術】●Yuki

▼第4試合 体重Limit65kg
【栃木鹿沼のキッカー】●星野一磨
判定0-2
【乾坤一擲 チーム・ステイクの元帥】○福田泰暉

▼第5試合 体重Limit75kg
【リングで憂さ晴らし 大器晩成の虎】●山口幸哉
1R 21秒 TKO(レフェリーストップ)
【アメフト育ち 俺式ウォークライ】○北國泰司

▼第6試合 体重Limit70kg
【小林道場代表 喰らう前に喰らわす】●小林達哉
1R 19秒 KO
【戦慄のトマホーク・ラッパー】○滝本光成

▼第7試合 体重Limit60kg
【特攻の龍神】○高橋悠翔
2R 2分56秒 TKO(グラウンドパンチ)
【インド武術最強伝説 マハーラージャカルーリカ】●伊達礼

▼第8試合 体重 Limit60kg
【啓之輔ジムの秘蔵っ子 闘う職人】●塙洋紀
2R 1分53秒 TKO(前田代表のタオル投入)
【反アウトローボクサー】○髙橋恭介

▼第9試合 体重Limit70kg
【栃木 下野極道の昇り龍】△松林佑介
判定1-1
【九州 紅孔雀十六代目総長】△溝口廣太郎

▼第10試合 体重Limit65kg
【愛知 新世代の若武者】●健吾
1R 1分49秒 三角絞め
【普賢菩薩の生き写し】○天照シゲナリ

▼第11試合 体重 Limit70kg
【INFERNO所属 地獄体現者】○昴
1R 37秒 KO
【拳閃】●山内リョータ
第11試合

▼第12試合 体重Limit58kg
【栃木鹿沼のカネショウ】○金子翔太
判定2-0
【蠍座のアサシン】●サイレントキラーヤマト

▼第13試合 体重Limit75kg
【鹿島灘のエンドレス・マシンガン】○茂木優樹
1R 39秒 TKO(2down)
【柔道一筋 うどん県魂】●亀やん

▼第14試合 体重Limit61kg
【WANTED 三すくみ千手観音】○麦わらのユウタ
1R 1分45秒 アームロック
【沈着のカオス・ストライカー】●山本聖悟

▼第15試合 体重Limit60kg
【虎の門ストライカー】●誠哉
判定0-2
【福岡相良のパウンドファイター】○田上健太

▼第16試合 体重Limit78kg
【ダンスチンピラチーム ハニーエンジェルの百衣観音】●宮山勇介
1R 1分2秒 TKO(グラウンドパンチ)
【打撃系ゴリマッチョ】○寺石恭平

▼第17試合 体重Limit65kg
【伝統派空手の雄 殴り屋】●優
1R 51秒 TKO(前田代表のタオル投入)
【打ち合い上等 不退転の拳闘士】○野川寛人

▼第18試合 体重Limit83kg
【GTA福岡 666FIXXER代表】●ダグラス
1R 2分18秒 TKO(グラウンドパンチ)
【九州薩摩 解き放たれた人獣】○柳勝利

▼第19試合 体重Limit43kg
【反逆のタフ・スピリット】○山崎桃子
1R 1分36秒 TKO(グラウンドパンチ)
【ママさんファイター代表 ホット・ビューティー】●紗綾佳

▼第20試合 体重Limit50kg
【栃木産 女郎蜘蛛】●じゅりえもん
1R 42秒 チョークスリーパー
【殴って顔面メイク 黒帯空手ガール】○池田聖奈

▼第21試合 60-65王者挑戦権獲得トーナメント 一回戦
【天下一武闘会の新星】○松岡洋平
2R 1分27秒 チョークスリーパー
【Show You Japanese Yankee】●庵野隆馬

▼第22試合 60-65王者挑戦権獲得トーナメント 一回戦
【福岡大宰府 666FIXXERの闘犬】●ピットブルタカシ
2R 1分47秒 TKO
【COCOROZASHI TOTAL FIGHT 漆黒のストライカー】○Dark Rikuto

▼第23試合 65-70王者挑戦権獲得トーナメント 一回戦
【NOスタンド NO試合】○高橋“ルガー”大毅
判定3-0
【埼玉のリアルバイキンマン】●齊藤勇駿

▼第24試合 65-70王者挑戦権獲得トーナメント 一回戦
【朝倉・兄 ジェネラルキャンサー】○朝倉未来
1R 2分27秒 TKO
【mi vide loca】●木村一成

▼第25試合 70-75新王者決定&ランキング制定トーナメント 一回戦
【宇都宮オリオン通りの闇皇帝 栃木のラストエンペラー】●菱沼郷
判定0-3
【滋賀 オールラウンダーの新星】○網藤雄太

▼第26試合 70-75新王者決定&ランキング制定トーナメント 一回戦
【a.k.a 福岡製闘牛】○ランボルギーニ・ヨシノリ
判定2-1
【宮城 TEAM BADLUCKの弁天小僧】●我妻慎太郎

▼第27試合 在日米軍対抗戦 体重Limit70kg
【NOT アウトサイダー 真人間】○NAOYA
1R 51秒 ヒールホールド
【スプリング ハードパンチャー】●マーカス

▼第28試合 在日米軍対抗戦 体重Limit75kg
【動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し 北海道十勝のタイガードラゴン】○久保昌弘
判定3-0
【無力化します 任務遂行オールラウンダー】●ストラウス

▼第29試合 在日米軍対抗戦 体重Limit70kg
【長野格闘技チーム・Fearless代表】○大島渓太郎
1R 38秒 三角絞め
【ホワイト ヴォルフファング】●エドワード

▼第30試合 在日米軍対抗戦 体重Limit75kg
【法曹界の最強戦士 人権派 柔術弁護士】○堀鉄平
1R 2分49秒 腕ひしぎ十字固め
●ケン

▼第31試合 在日米軍対抗戦 体重Limit68kg
【横浜義道会初代総長 濱の狂犬】△黒石高大
判定0-0
【人間界米軍科俺属のアナコンダ】△ダリアス

▼第32試合 55-60初代王者決定&ランキング制定トーナメント 決勝
【闘える放送作家】●大井洋一
1R 24秒 TKO
【朝倉・弟 エンペラースコーピオン】○朝倉海
※朝倉海がOUTSIDER55-60初代王者となる

▼第33試合 スペシャルワンマッチ 体重Limit70.3kg
【70-75kg級初代王者 アブダビストライカー】○伊澤寿人
判定2-0
【常陸国 超新星シューター】●奥津和志

▼第34試合 THE OUTSIDER×パンクラス対抗戦 体重Limit65kg
【格闘集団CARASの一撃拳神】●樋口武大
1R 3分32秒 TKO
【TEAM大阪のマサカリ】○金太郎

▼第35試合 THE OUTSIDER×パンクラス対抗戦 体重Limit70kg
【柔道四段 格闘技界のトリッキー・ガチャピン】○Ryo
1R 41秒 フロントチョーク
【日体大レスリング部出身 グラウンドバカ】●西川純矢

▼第36試合 THE OUTSIDER×パンクラス対抗戦 体重Limit68kg
【キング・オブ・アウトサイダー 格闘彫師】●啓之輔
1R 2分3秒 TKO(グラウンドパンチ)
【柔術紫帯 MMA界の若き老練】○清水ダイキ

前田代表注目の朝倉兄弟、弟の朝倉海がOUTSIDER 55-60初代王者に!
在日米軍vs.OUTSIDERの対抗戦は4勝1分でOUTSIDERが勝利!

オープニング

故ナイマンを追悼する10カウントゴング前田代表が登場。「今日はOUTSIDERのトップ選手、それとPANCRASEの選手の胸を借りまして、日本が培ってきたOUTSIDERのレベルをこれからドンドン示していきたいと思います。どうぞ応援よろしくお願いします」と挨拶。
続いて11月に亡くなったハンス・ナイマンさんを追悼する10カウントゴングが鳴らされた。

第1試合

2014-12-7RINGS横浜_第1試合1R、大井がローで牽制。宮城のジャブに大井がカウンターのジャブをあてて行く。大井がプレッシャーを与えていくが、宮城のハイを避けてバックした際大井がスリップ。宮城は前に出るがすぐに大井は立ち上がる。コーナーに大井が押しこみヒザを連打。だが宮城がバックを取り背中におぶさるとスリーパーを狙う。だがこれはブレイク。両者攻め切れないまま1R終了。

2R、大井がプレッシャーをかけていき前へ。宮城のミドルをキャッチしロープ際の攻防。これはブレイク。大井のミドルから改めてロープ際の攻防になりヒザを入れていく。ブレイクとなり、大井のミドルが宮城のボディに入り、宮城はリングを周って体勢を立て直す。

宮城が膝蹴りを放つもこれはあたらず。大井がミドルの牽制から後ろに倒れた宮城にグラウンドを狙うが、下から宮城が蹴っていったためこれはスタンドへ。お互い顔面への細かいパンチ。そのままお互い前に出て首相撲になり、バックを取った宮城が倒しスリーパーを狙った所で時間切れ。

判定の結果2-0で大井の勝利となった。大井は「優勝します。最後まで見ていってください。ありがとうございました」と挨拶。

第2試合

2014-12-7RINGS横浜_第2試合海が強烈なストレートを放っていき、吉野はこれをバックステップで避ける。そのまま海が前に出て強烈な右フック。これが吉野の顔面に入り一瞬ヒザがガクつきフラッシュダウン。これでレフェリーがダウンをとり、開始24秒での決着。

海は「もっとやろうと思ったんですけど、決勝で見せます。ありがとうございました」と挨拶。

第3試合

2014-12-7RINGS横浜_第3試合山口が開始早々右ミドル。ジャブの応酬から山口がグラウンドに引き込みヒールホールド。これでYukiがギブアップし秒殺勝利。

山口は「超嬉しいですね!とりあえずどんどん勝って上目指していくんでありがとうございました!」と挨拶。

第4試合

2014-12-7RINGS横浜_第4試合序盤は星野がミドルやフックなどで顔面を捉えていくが、中盤福田が前蹴りやスーパーマンパンチを放ち前に前に出ていく。だんだんと星野の動きが鈍り、福田と前に出てのジャブの応酬が目立つ。福田がラッシュをかけたところで1R終了。

2R、福田が前に出ていくが足をとって星野が倒す。だがすぐに福田が立ち上がる。細かいジャブの応酬が目立ち、ミドルの相打ちなどで激しい音が会場に響く。福田のジャブやアッパーが顔面を捉える場面もあるが倒しきれず、ミドルをキャッチした星野が倒しグラウンドでバックをとるが、これはスタンドへ。近距離での激しい打ち合いの中で時間切れ。判定2-1で福田が勝利。

福田は「全然ダメだったですけど勝ててよかったです。勝てたのも遠いところから応援に来てくれた仲間や家族のおかげです。ドンドンOUTSIDER出て自分の名前とチームの名前を売って行きたいです。ありがとうございました」と挨拶。

第5試合

2014-12-7RINGS横浜_第5試合山口がローで牽制。北國が前に出てボディを連打。後ろに下がっていく山口にそのまま北國が顔面に右ストレートを入れ山口が倒れる。すぐに山口が立ち上がるがレフェリーがストップし北國が勝利。

北國は「愛知県から来たんですけど、わざわざ来てくれた友人ありがたいです。スゴイ面白かったんでまた出たいと思ってるんで応援よろしくお願いします」

第6試合

2014-12-7RINGS横浜_第6試合滝本が強烈なロー。小林が前に出てお互い顔面へフックの打ち合い。これに滝本が打ち勝ち小林が後ろに倒れる。そこに滝本が追い打ちをかけていくがこれをレフェリーが引き剥がしKO勝利

滝本は「一週間前に試合決まったんですけど調子よく勝てました。応援来てくれた皆さん、そしてまだまだ試合いっぱいあると思うので楽しんで帰ってください。減量して試合出るようになってから一回も負けてないんですよ。次はもうちょっと強い人とやらせてください」とアピール。

第7試合

2014-12-7RINGS横浜_第7試合伊達は応援団と一緒にモンキーマジックで踊りながら入場。

高橋がジャブ、ストレート、ローで前に出ていくが伊達が下がっていく。伊達の前蹴りが軽いローブローへ。一瞬試合が止まる。展開がないまま試合が続き、高橋がボディに組み付いていったところで伊達が左右から顔面へパンチのラッシュ。これで高橋が鼻から出血しドクターチェック。
試合が再開されるがすぐに1R終了。

2R、高橋のローに伊達が下がる展開。ロープ際で高橋が伊達を大外刈りで倒すもこれはスタンドへ。高橋が前に出て行くも伊達が下がるため高橋はイライラした様子で前蹴りなどを出していく。
ロープ際の攻防となり、高橋が伊達を引き倒すとラスト10秒で高橋がマウントポジションを取りパンチのラッシュ。これで高橋が勝利となった。

高橋は「ちょっとみっともない試合してすいませんでした。自分的にも納得できてないですけどこれだけは言わしてください。前田さんもっともっと練習してもっともっと強くなってくるんで55-60やらせてください。もっともっと強くなって帰ってくるんで! 皆覚えててください! ありがとうございました!」とアピールした。

第8試合

2014-12-7RINGS横浜_第8試合高橋が左右のフックを顔面に入れていき、一瞬ヒザがガクつくも塙は前に出ていく。塙がスタンディングフロントチョークからヒザ連打。コーナーに押し込んでヒザを打ち込んでいくもこれはブレイク。
両者近距離で左右のフックの打ち合い。これに高橋が打ち勝ち塙がダウン。レフェリーがカウントを数えるも前田代表からタオルが投入され高橋の勝利。

高橋は「めっちゃ鼻が痛い。一週間前、誕生日でした。1129(イイニク)の日、焼き肉です。僕の家は焼肉屋さんで〜すお願いします。ホントは練習できなかったんで、今日勝っても負けても引退しようと思ったんですけど〜やっぱ辞めらんないす。まだ続けます。次、麦わらのユウタさんやりましょう! 待ってまーす!」と軽い調子でアピールした。

第9試合

2014-12-7RINGS横浜_第9試合松林が前に出てきたところで溝口が組付きグラウンドへ。溝口がサイドポジションからマウントになるもすぐに松林は回転し亀に。スリーパーなどを狙うが松林は細かく回転しこれはブレイク。
あらためて松林が前に出たところで溝口がタックル。だが倒しきれず1R終了。

2R、松林が首相撲からグラウンドになりマウントを取るも、溝口がポジションを取り直しサイドポジション。だがこれはお互いポジションを取りきれずブレイク。
溝口が息が上がってくるが松林も攻めきれず2R終了。時間切れとなり判定1-1のドローとなった。

第10試合

2014-12-7RINGS横浜_第10試合開始早々ローの打ち合いで健吾が天照にローブロー。健吾に口頭注意。
再開し組み合うとそのままグラウンドへ。天照が左腕をとり、健吾は細かく殴っていくがそのまま天照は三角絞めに移行。健吾がタップし天照の勝利。

天照は「俺が! 天照シゲナリ! よろしく! これからガンガンOUTSIDER盛り上げていくんでよろしくお願いします! ありがとうございました!」と挨拶。

第11試合

2014-12-7RINGS横浜_第11試合昴が前蹴りとハイで牽制。山内が前に出ようとしたところで昴の右ストレートがカウンターで顔面に入り山内がダウン。昴は追い打ちをかけようとするがレフェリーがストップし昴が勝利した。

昴は「くんにちわ! 力み過ぎちゃってパンチ一発もらっちゃいました。ホントはもっとさらっと勝ちたかったんですけど、今日はこんな感じで。みんなありがとう!」と笑顔でリングを後にした。

第12試合

2014-12-7RINGS横浜_第12試合お互い細かいフックの打ち合い。金子のフックが顔面を捉えていくが、決めきれずコーナーで組み合うとヤマトが倒しグラウンドへ。そのままスリーパーをヤマトが狙うが、決めきれず1R終了。

2R、金子のワンツーが顔面を捉えていくがヤマトが前に出て組み付くとグラウンドへ。しかし両者展開が作れないままブレイク。金子のフックなどが当たるもお互い動きが鈍くなっていき、組み付いてもつれ倒れると金子がサイドポジションから鉄槌を落とす。すぐにヤマトが離れるもそのまま2R終了。
判定2-0で金子が勝利。

金子は「勝ったぞ! カネショウ! すいません、判定で。もっと早く決めようと思ったんですけどKOできなかったです。すいません。次、決勝で朝倉選手が行くと思うんですけど、朝倉さんともっと練習して頑張るんで応援よろしくお願いします」と挨拶。

第13試合

2014-12-7RINGS横浜_第13試合茂木が1.5kg体重を超過し減点1、さらにイエローカード1枚で試合が開始。
開始直後茂木の強烈なフックが顔面に入り亀やんがダウン。試合が再開されるもすぐに茂木の右ストレートが顔面に入り亀やんは2度めのダウン。これで茂木の勝利となった。

茂木「減量失敗すいませんでした。応援来てくれた方、トランクス作ってくれた社長ありがとうございました。お疲れ様です」とふてぶてしく挨拶した。

第14試合

2014-12-7RINGS横浜_第14試合山本のパンチが軽く顔面を捉え、下がったユウタに山本は飛び込んでジャンピングニー。これはユウタはガード。山本はコーナーに押しこむもこれはブレイク。山本が前に出て行くが、ユウタがグラウンドに引き込み腕固め。これはレフェリーがストップしユウタの勝利となった。

ユウタは「おれが麦わらのユウタだ! 今日は代表が出っからそこまで応援よろしくお願いします!」とアピール。

第15試合

2014-12-7RINGS横浜_第15試合田上が全力フックで前に出ていくが、誠哉が首相撲で捉え左右のニーを顔面に打ち込んでいく。距離が開くと誠哉のワンツーがとらえていくが、田上は怯まず前に出ていき全力のパンチを放っていく。それを誠哉が首相撲でとらえ顔面にヒザを入れていく展開が続く。そのまま1R終了。

2R、田上がずんずんと前に出ていきサモアンフックを放っていくと、その一発が誠哉をとらえダウンを奪う。
再開し、誠哉が首相撲からヒザを打っていくが、まったく田上は怯まず左右のサモアンフックを全力ではなっていく。ゼロ距離のヒザとサモアンフックの攻防から両者もつれるようにリングに倒れグラウンドへ。誠哉が肩固めでとらえるもこれはブレイク。お互い全力のフルスイングをはなつが2R終了。2-0で田上が勝利となった。

田上は「楽しかったです! いい試合できたんで楽しかったです! OUTSIDERは打撃の大会だと思ってるんでやりたいことできました! ありがとうございました!」と笑顔で挨拶した。

第16試合

2014-12-7RINGS横浜_第16試合寺石がローとハイで牽制。宮山が前に出ていきもつれるようにグラウンドへ。上になった寺石が強烈な鉄槌を連打していきこれでレフェリーストップ。

勝利した寺石は「初めてでちょっと緊張したんですけど、これからもっと頑張って全力でやるんで応援よろしくお願いします。ありがとうございました」と照れながら挨拶した。

第17試合

2014-12-7RINGS横浜_第17試合野川がフックからローで牽制。優がパンチで前に出て行くが野川は組み付いてきた優のボディにヒザを的確に入れていく。野川が左右のフックでダウンを奪う。
再開されるが野川が組み付いてきた優に左右のフックを連打。これで前田代表からタオルが投入され野川の勝利。

野川は「OUTSIDER自分でも個人的に見に来た大会で興味があったんで、まさか自分が出ることになるとは思いませんでした。また機会があったらよんでください」と挨拶。

第18試合

2014-12-7RINGS横浜_第18試合お互い前に出て組み合うとロープ際でダグラスが引き倒し潰していく。ブレイクとなり柳がコーナーに押し込んでいくと、柳のヒザがダグラスにローブローとなり口頭注意。
両者ロープ際での攻防から中央に出てのパンチの応酬からもつれて倒れる。ダグラスが足を取っていくも柳がパンチを落とし、怯んだところでマウントポジションで。そのまま柳がパウンド連打でレフェリーストップ。柳が勝利した。

柳は「薩摩の純情です。今日ちょっと手こずっちゃいました。前回ガイジンの人とやらしてくださいってお願いしてたんですけど、今日段階的にハーフだったんで、次は外人の人かなと思いながらまた来るんで応援よろしくお願いします」と挨拶した。

第19試合

2014-12-7RINGS横浜_第19試合桃子がサイドからパウンド連打。だが紗綾佳がなんとか立ち上がり距離をとる。あらためてパンチの応酬から桃子が倒しパウンド連打。ポジションをマウントに変え改めてパウンド連打したところでレフェリーストップ。

桃子は「前回の試合は格闘技初めて1か月ぐらいだったんですけど、それから頑張ったんで、なんかTwitterとか見てて他に出たい子いっぱいいて頑張ってるって書いてくれてるんですけど、自分が気持ちでどんだけやれるかこの上で示していくんで、他にも出たい子できると思うんで、これから女アウトサイダー盛り上げていこうと思います。それと、ここで絶対言いたいことあって、今日自分のお姉ちゃん誕生日なんですよ。おめでとう! またよろしくお願いします」と挨拶した。

第20試合

2014-12-7RINGS横浜_第20試合じゅりえもんが前に出て行き前蹴り。更に押し倒してパウンドを落としていくが、ポジションを変えた聖奈が裸締め。これでじゅりえもんからギブアップを奪った。

聖奈は「皆さんこんばんわ、池田聖菜です。昔から好きだったOUTSIDERに出れて勝てるなんてめっちゃ嬉しいです。遠い所から応援に来てくれた皆や今まで始動してくれた方々に感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました」と挨拶した。

第21試合

2014-12-7RINGS横浜_第21試合松岡が750kg超過し、減点1とイエローカード一枚から開始。
開幕庵野が水面蹴り。松岡のミドルや左フックが捕らえていくがきめきれず、松岡が倒してグラウンドになるが庵野がバックから体勢をかえ腕をとる。だが決めきれず1R終了。

2R、パンチで前に出た松岡。押し込まれ倒れこんだ庵野はTKシザースを狙うが、松岡はパンチを振り下ろしてからバックをとりスリーパー。庵野はギブアップを頑なにしないがレフェリーがストップ。

松岡は無言でリングを後にした。

第22試合

2014-12-7RINGS横浜_第22試合ヒットアンドアウェイのパンチの応酬からお互い組み合っての膝の打ち合い。距離をおきタカシがミドル。タカシが組み付くも倒れずRikutoが顔面にハイを打ち込むも浅い。決定打がないまま1R終了。

2R、Rikutoはジャブからアッパーのコンビネーションで牽制、タカシはミドルから組み付くもRikutoは倒れない。両者近距離で打ち合いRikutoがパンチでダウンを奪い勝利。

Rikutoは「しょーもない試合しました。まあほんとに今日は大阪からきてくれて感謝してます。もうKOしか狙っていかないんで、このスタイルが好きって方応援よろしくお願いします」と挨拶した。

第23試合

2014-12-7RINGS横浜_第23試合開始早々齊藤の強烈なミドルがローブローに。齊藤に口頭注意から2分間回復を待つことに。
試合が再開し齊藤はローからストレートを狙うがルガーはカウンターのストレートをはなっていく。ルガーはローで牽制し、お互い前に出ようとしたところで齊藤のローがまたもローブローに。これで齊藤にイエローが提示される。
再開し、お互いパンチの打ち合いへ。決定打が出ずラウンド終了。

2R、齊藤が突っ込んだ所をルガーがニー。齊藤はハイキックとパンチのコンビネーション。齊藤はタックルを狙うが組み付けず。お互いヒットアンドアウェイで攻めるが、齊藤が飛び込んだ所をルガーが倒しグラウンドへ。しかしこごで時間切れ。3-0でルガーが勝利。ルガーは無言でリングを後にした。

第24試合

2014-12-7RINGS横浜_第24試合未来がローから木村がワンツーで前に出ていく展開。組み付いて木村がヒザ。お互い自分の距離になると的確にパンチをはなち相手の顔面とボディをとらえていく。
木村のパンチからもつれグラウンドになるもすぐに立ち上がる。未来のパンチで一瞬木村がヒザをついたかに思われたが続行。未来が木村が攻めてきた所に左右のフックをあわせダウンを奪い勝利。

未来は「朝倉家今レベル違うんでOUTSIDERで。やっぱ負けることないかなって。弟も今日チャンピオンになるんで最後まで応援よろしくお願いします」と嬉しそうにアピールした。

第25試合

2014-12-7RINGS横浜_第25試合網藤のワンツーが菱沼の顔面をとらえていくが菱沼は動じず前に出て行く。
的確に顔面をガードしながら打ち合う菱沼、だが菱沼のパンチはなかなか当たらず。グラウンドになりサイドから網藤がパンチを落としていき、亀になった菱沼のバックを取る。だが菱沼はそのまま回転し上を取ると、体重をかけて潰していくが網藤も転がってバックを取り直すとスリーパーを狙う。菱沼は背後の網藤の顔面をコツコツ殴っていく。スタンドになると菱沼が顔面から出血がありドクターチェック。

2R、菱沼が前に出てハイキックやフックを打っていく場面が出るが、網藤が引き倒しバックをとるとスリーパーを狙うがきめきれず。スタンドとなり、ラスト十秒足をとめて殴り合い。ラウンドが終わるとお互い健闘を讃えて笑顔で抱き合った。判定3-0で網藤が勝利。

網藤は「菱沼選手ありがとうございます。ほんとは倒したかったですけど力んでしまってカッコ悪い試合見せてしまって、せっかく来てくれてるのに申し訳ないです。ごめんなさいありがとうございました」と挨拶した。

第26試合

2014-12-7RINGS横浜_第26試合ランボルギーニがフックで前に出ていき、我妻の蹴りをタックルで避けて足を取ろうとするが取りきれず。頭を下げたランボルギーニの顔面に我妻はパンチとヒザを入れていく。再度タックルに来たランボルギーニを首相撲でとらえヒザを連発。ランボルギーニは押し込んでグラウンドに持ち込むも1R終了。

2R、ランボルギーニのパンチが我妻をとらえはじめ、我妻はヒザを中心に試合を組み立てるも、ランボルギーニがグラウンドに引き込みバックをとるとコーナー際でスリーパー。これで決まるかと思われたが我妻は体勢をかえ上を取る。しかし両者決めきれず時間切れ。判定2-1でランボルギーニの勝利となった。

ランボルギーニは「ちょっと酸欠で頭のなかクラクラなんですけど、次も頑張ります我妻さん今日はありがとうございました」と挨拶した。

第27試合

2014-12-7RINGS横浜_第27試合NAOYAはローで牽制。NAOYAが延髄斬りをはなってリングに落ちたところでマーカスが前に出るが、その足をNAOYAがとりヒールホールド。これでレフェリーストップとなった。

NAOYAは「今回米軍対抗戦、こんな機会与えていただいてありがとうございます。打ち合いたかったんですけど、勝ちたかったんで寝技で決めちゃいました。次出る時はバッチバチにド突き合うんで応援よろしくお願いします」と挨拶した。

第28試合

2014-12-7RINGS横浜_第28試合久保がガツガツと打ち込んでいき、コーナーに押し込んで鉄槌を放っていく。これは場外にストラウスが出てしまっているためブレイク。
スタンドとなり、ストラウスはハイで牽制。久保が前に出ていき倒すと、ハーフガードの状態から鉄槌を打ち込んでいく。
決定打がないまま1R終了。

2R、前に出てもつれ久保が上になりボディと顔面にパンチを落としてはブレイクになる展開が続き、その繰り返しで2R終了。
判定3-0で久保が勝利。

久保は「こんな試合内容で勝ったって言ってもスカッとしないと思うんですけど、またしっかり練習して帰ってきます。今日はありがとうございました」と息が上がりながら挨拶した。

第29試合

2014-12-7RINGS横浜_第29試合エドワードが契約体重を2kgオーバー。イエローカード、減点1からの開始。
大島がミドルとパンチで前に出ると、エドワードがトリッキーな蹴りで牽制。お互い前に出てもつれグラウンドになると、大島が右腕をとりそのまま三角絞め。上からエドワードは殴っていくが限界が来たかタップ。

勝利した大島は「いやー、もっと殴りあいたかったんですけど、なんか勝っちゃいました。俺別にトップとかチャンピオン目指してなくて、昔のOUTSIDER見てここに立ってるんで、昔のほうが盛り上がってて、俺がもっかい昔のOUTSIDERみたいに盛り上げられたらと思ってるんでよろしくお願いします」とアピールした。

第30試合

2014-12-7RINGS横浜_第30試合ライアンは怪我のため欠場となり急遽ケンが出場。
ケンの右ミドルをキャッチし堀がグラウンドへ持ち込む。マウントで鉄槌を落としていくがケンは回転して亀へ。スリーパーを狙うとケンが回転してマウントに戻る。そのまま堀が腕を取り、ロープ際で腕ひしぎ。これでケンはタップした。

堀は「大声援くれてありがとうございました。来年は75か70かどちらか必ずベルトを獲ります。ありがとうございました」とベルト挑戦をアピールした。

第31試合

2014-12-7RINGS横浜_第31試合お互い大ぶりのフックが空振りローだけが当たる展開が続く。黒石が前に出た所でダリアスのパンチが放たれ黒石はスリップ。そこへダリアスが覆いかぶさりグラウンドへ。黒石が両腕をおさえ膠着しブレイク。
展開のないまま1R終了。

2R、お互いローとパンチで牽制しリングを周る。黒石が胴に組み付きお互いヒザを打っていくがブレイク。
決定的な動きがないまま2R終了。判定0-0でドローとなった。

第32試合

2014-12-7RINGS横浜_第32試合海が前に前に出てパンチのラッシュ。そのまま大井からダウンを奪う。
再開されると、リングを回った後改めてコーナーに押しこみパンチのラッシュ。これでレフェリーが試合をストップし、初代チャンピオンは海となった。

海「まず応援してくれた方、サポートしてくれた方ありがとうございました。チャンピオンになってめちゃくちゃ嬉しいですけど、これで満足せずにもっと上目指していくんで応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」と喜びを爆発させた。

OUTSIDER55-60初代王者となった朝倉海

第33試合

2014-12-7RINGS横浜_第33試合奥津の強烈なミドルで試合開始。奥津はプレッシャーを掛けてロープ際に押し込んでいく。伊澤は前蹴りで距離を取る。奥津がタックルで伊澤を倒すと、ハーフの状態でパウンド。これはブレイク。
ケリをキャッチし倒すと伊澤が腕ひしぎ。だが決めきれず1R終了。

奥津のタックルからグラウンドへ。コツコツと落としていくが決定打にならずブレイク。
伊澤がロープに押し込みそのままもつれるように倒れグラウンドへ。伊澤が上になりコツコツと落としていき、マウントをとるが奥津が回転し奥津が上に。そのままコツコツ殴り2R終了。

伊澤は「すいません判定で。今年最後の試合勝てて良かったです。皆さん、僕が世界で活躍できるように応援よろしくお願いします。前田さんよろしくお願いします」とアピールした。

第34試合

2014-12-7RINGS横浜_第34試合樋口のジャブに金太郎が強烈なストレートを合わせる。樋口がリングを回っていくが、少しでも動きが止まると金太郎がラッシュをかけロープに追い込んでいく。今度は金太郎がリングを周り様子を見ると、突然前に出て金太郎が左右のフックをあて樋口は一回転しうつ伏せに倒れKO。

金太郎は「何喋っていいかあんま分からないですけど、とりあえず一番最初に言いたいことは、樋口選手のおかげで強くなれたと思ってます。ホンマに樋口選手ありがとうございました。前田さん、僕どっか勝手にプロの団体行ったって言ってると思うんですけど、僕はいつでもここの団体背負って戦ってるつもりなんで。OUTSIDERからプロになったと思ってるんで。あと、オカンありがとう。これからもプロでもしっかりリチャンピオンになります。今これでもOUTSIDERの選手であることはないのかもしれないけど、前田さん、いい話くれたらいつでも戻ってくるつもりでいるんで。僕、RINGS好きなんで。またよろしくお願いします」と照れながら挨拶した。

第35試合

2014-12-7RINGS横浜_第35試合Ryoが開始早々パンチでラッシュをかけ、西川が頭を下げたところでフロントチョーク。そのまま落としてRyoが勝利した。

Ryoは「遅くまで本当にありがとうございました。対戦してくれた西川選手ありがとうございました。あとは言いたかったこと……もういっか! そう一つだけ、ごめん。パンクラスさん、RINGS・OUTSIDERをナメんなよ! あと、オレのことナメんな!」とアピール。

第36試合

2014-12-7RINGS横浜_第36試合啓之輔が清水の蹴りをキャッチし顔面をコツコツあてていく。2度繰り返した後、清水がロープに押し込んで脇をさしていくが、これは啓之輔は倒れず。一度距離を取り、前に出た清水が左ストレート。これが入りリングに倒れこんだ啓之輔に清水が後ろからパンチをラッシュしレフェリーがとめKO勝利。

唖然とする啓之輔をよそに清水は「こんばんは。すいません、遅い時間までありがとうございます。PANCRASE ENERGY美味しいです。手短に。OUTSIDER出してもらってスゴイ面白かったです。でもほんと、パンクラスのほうが面白いんで観に来てください! ありがとうございました!」と叫んだ。

表彰式

ベストストライキングテクニック賞:朝倉海
ベストグラウンドテクニック賞:Ryo
根性賞:大井洋一、誠哉
ファイティングスピリット賞:田上健太
THE OUTSIDER九州支部長賞:朝倉海
苫米地英人特別賞:堀鉄平
織田龍一賞:Ryo
THE OUTSIDER九州支部長特別賞:山崎桃子
鹿砦社奨励賞:田上健太
PX2奨励賞:池田聖奈
ベストバウト賞:第15試合 田上健太vs.誠哉

最後に前田代表が「アメリカ軍との対抗戦は、色々入れ替わっていたりしてもうちょっと高いレベルの人でも良かったのかなという感じはします。対抗戦に関してはプロが相手だっていうんでちょっと肩に力が入りすぎるんかなという感じがします。この大会全体見渡して、朝倉兄弟、20代前半でチャンピオンが出てきた。今回のマッチメイク、割と若い子達が出てきてベテラン連中にやられてしまった試合が多かったように思います。どうぞこれからもこいつらを応援よろしくお願いします」と挨拶した。

<前田日明代表総括>
「ひとまずは、米軍のレベルちょっと失敗しましたね。時期的に部隊が動いてるみたいで、結構変わっちゃって。もうちょっと強いの組んでもよかったかなと。特別な連中あてても大丈夫なのかなと」
――印象に残った試合は
「今回は、やっぱりあの、OUTSIDERからいつのまにかパンクラスに行ってた金太郎ね、あれよかったですね。あとは田上健太。あのパターンになると、だいたいジリ貧でボディドンドン蹴られてスタミナ消費してパンチ打てなくなってなんですけど、逆転KOでよく勝ったなと。あのへんのなんか負けん気っていうのは強いですね彼」
――55-60のチャンピオンに朝倉海がなりました
「朝倉海はまだ21歳でしょ? 楽しみだね。21であのレベルっていうのにね、今までなかったよね。17、8歳ぐらいだったよねOUTSIDER出始めの時。そん時いいなと思って、その後順調に伸びていって。お兄ちゃんの方は手の甲折ったりしてちょっと試合休んでたけど、兄弟揃って確かに毎大会毎大会、どういう指導者がついてるかわからないですけどいいトレーニングしてますよね。なんかあの、前回この辺硬いかなと思ったの修正してきますからね。確実に強くなってきてますよね。樋口がちょっと金太郎にビビりすぎましたね(苦笑)。精神的に飲まれていた所が多かったと思う。パンクラスの試合は、なんかあのプロとやるっていうのに皆構えちゃいましたよね。なんかあの、なんていうんですかね? ちょっと普段の力が出ない。メインもふっと気を抜いた時、ボンっとやられちゃって」
――70-75のソルジャーボーイ一樹がタイトル返上というのは
「チャンピオンだから、年に2回防衛戦やるって決めたんですよ。今まで結構ね、チャンピオンになったらそれが最終目標になっちゃって、チャンピオン抱え込んだままうち応募が主だから、出てこなくなるんですよ試合に。それは意味が無いんで、年に2回試合しなさいと。ある程度契約で縛ってやってるんですけど、それをしなかった。彼は特別な契約がほしいと。ほかの地下格闘技も出たいって言うんでそれはちょっと、それやられると今のOUTSIDERの透明性がなくなっちゃうんですね。それは返上だよと。返上というか没収だよと。しょうがないですね。なんかあの、正直言って、彼に関してはちょっと残念な所があるんですよね。イマイチ彼が格闘技に入った状況というか、状況がよくなかったなと」
――女子の試合は
「女子はまあまあ始まったばかりだから。これからドンドン。ちょっとレベルの高い女の子のいる場所は知ってるんですけど、その女の子達はまだちょっとね、自分たちの道場同士じゃできないんで、まだ出せないんですよ。ある程度上がってきたらその子達も上げたい」
――来年に向けては
「今回マッチメイク見ながら一人ひとりなんかこう…年齢つけながら、年齢見ながらやったんですけど、なんか意外となんか若い年齢が多くなってきてるんですよね。すごいね、何よりよかったのが朝倉兄弟の21歳、22歳のタイトルホルダーができたというのは一番いいですよね。タイトル獲るの若くても26、7だったんですけど、21歳とか22歳とか、今後が楽しみですね。どんどん上を目指して。あとね、思ったのはOUTSIDER内でOUTSIDERという枠に慣れ過ぎちゃうと、外に対する免疫がなくなるんですよね。自分の実力が出しきれなくなるんかなと思いましたね。年に2回試合をこっちから『ああいう試合をやりなさい』と指示して経験を積ませる事が大事だなと思いました。
あと、つい最近残念なことがあって、武井勇輝がひき逃げでしょ? あいつはもうOUTSIDERに出て注目されて、ストリート系のファッションモデルから自分でアパレル起こして。それで成功して、今度はラッパーとしてデビューするとかの直前でしょ? 最後、仮面ライダーのあれに2連敗だか3連敗だかして試合しばらく出てこなくて。手の甲も折ってましたし。ウエイトやってたみたいで、ウエイトの素質があったんですよ。あの体でベンチプレスを140kg上げるとか。試合も面白いなと思ったんですけど、ちょっと今の状況に溺れているみたいなところあったんで、ちょっと心配してたんですよね。案の定、(事故起こしたのは)早朝でしょ? 死亡事故はね…交通事故はやっぱり不注意が生むことですから。格闘技までやってた男が不注意で人をはねて、武井自分では意識してないんだけど、OUTSIDERにいて武井のように注目されて頑張りたいと思ってた子達がガッカリする。ちょっとたまたまこの横浜文化体育館の関内署だったので、おまわりさんに『面会できますか?』と聞いてもらったり。罪を償って(ほしい)。今回(の事故で)OUTSIDERに出て手にしたもの全て失うでしょう。賠償金もありますし。夢もチャンスも失うし、裸一貫でまたリングに戻ってくるんだったらそれは受け入れるつもりです」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

月別

ページ上部へ戻る