【試合結果】12・4 JWP仙台大会 藤ヶ崎矢子vs白姫美叶 コマンドボリショイ&ダイナマイト関西vsLeon&ライディーン鋼 中島安里紗&藤本つかさvs中森華子&大畠美咲

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『FLY high in the 25th anniversary in仙台』
日程:12月4日(日)
会場:仙台Rensa
開始:13:00
観衆:182人

▼20分1本勝負
○KAZUKI
11分45秒 デス・バイ・ロドリック→片エビ固め
●飯田美花(WAVE)

▼ビジュアルハンター矢子の仁義なき戦い 20分1本勝負
○藤ヶ崎矢子
9分49秒 旋回式ダイビング・ボディープレス→片エビ固め
●白姫美叶

▼JWPvs仙女対抗戦 20分1本勝負
○DASH・チサコ(仙女)/カサンドラ宮城(仙女)
10分13秒 勝が腰を負傷→レフェリーストップ
ラビット美兎/●勝愛実

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
○コマンドボリショイ/ダイナマイト関西(OZアカデミー)
15分52秒 ストレッチプラム・改
Leon/●ライディーン鋼

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
○中島安里紗/藤本つかさ(アイスリボン)
16分22秒 D×D
●中森華子/大畠美咲(WAVE)

JWPの中島安里紗としてはラストのベストフレンズで前哨戦圧勝!ビジュアルハンター矢子の次なるターゲットは“チビ自撮り女”あきば栞!

第1試合

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 JWPが1年ぶりの仙台大会を開催。第1試合ではWAVEの飯田美花との初対決に臨んだKAZUKIが、ニークラッシャーの体勢で後方に投げるジャガー式バックドロップからデス・バイ・ロドリックにつないで快勝。

第2試合

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 ビジュアルハンター藤ヶ崎矢子はダイビング・ボディープレスの連発から旋回式の一撃で白姫美叶を撃破し、3戦目にして初めてハントに成功する。
 マイクを持った矢子はコマンドボリショイを呼び出すと、前月にジュニア王座に挑戦した白姫からのフォール勝ちに、「12月28日の後楽園ホール大会で自分、挑戦していいってことですよね!?」とアピール。会場のファンも拍手で後押しすると、ボリショイは「矢子の実力と人気は認めるよ」と承諾する。
 さらに矢子は12・18両国KFC大会について、「次にハントしようとしている対戦相手は、あきば栞です! あんなチビのくせにツイッターで自撮りばっかり載せてるような女はな…!」と怒りをぶちまけるが、ボリショイは「チビは別にいいんじゃないの? 自撮りの何がいけないの? あなたも撮ってるでしょ?」と応戦。矢子は「いや、私は撮ってないです、そんな」と返答すると、ボリショイは卓上カレンダー10冊の販売を条件として突きつける。しかし、またしても休憩時間に早くもノルマを達成し、あきば栞戦が決定した。

第3試合

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 第3試合では『アルティメット☆ぴゅあふる』ラビット美兎&勝愛実がセンダイガールズのDASH・チサコ&カサンドラ宮城と激突。
 しかし試合が中盤に差しかかったところで、カサンドラのドロップキックを受けた勝が背中で受け身を取るとそのまま立てなくなってしまい、試合続行不可能としてレフェリーストップに。
 チサコと握手を交わした美兎は、「皆さんすみません。私も愛実もホントに悔しく思ってるんで…機会があったらこのカードでもう1度リベンジしたいと思ってます。愛実のケガの状態によって様子を見ながら…18日、もう1度アル☆ぴゅあでタッグを組みたいと思ってます。そして12月28日、私の引退試合の相手を…勝愛実を指名します。やっぱり私には愛実しかいないと思ってるんで。皆さん、最後まで応援よろしくお願いします」とアピールする。

第4試合

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 セミファイナルには翌週に引退を控えるダイナマイト・関西がボリショイとのタッグでLeon&ライディーン鋼と対戦。試合途中に関西にストンピングを打ち込んだボリショイはリングサイドにいた選手たちを呼び込むと、関西をコーナーに振ってみんなでトレイン攻撃。各選手に続いてスゴーレフェリーも惜別の一撃を叩き込む。コーナーに登った鋼を捕らえた関西がスプラッシュ・マウンテンで叩きつけると、ボリショイがピコニー・スマッシュからヒザ立ち状態のストレッチプラムにつないでギブアップを奪った。

ボリショイ「関西さん、引退ロード真っ只中のホントに忙しい中、JWPに参戦してくださり本当にありがとうございました。今日は後輩たちの想いもぜひマイクを通して聞いてください」
Leon「今日は引退前に闘わせて頂けて本当に嬉しかったです! ありがとうございました! 関西さんが大きくしてくださったJWP、必ず守っていくんでこれからも見ててください!」
鋼「今日はありがとうございました! 関西さんみたいに自分も大きく強くなっていくので、これからも見ていてください」
ボリショイ「関西さんに対する想いが大きすぎて、上手く言葉にできないと思い…今日は歌を歌わせてください。関西さんへの感謝の気持ちを…」
関西「歌ってくれんの?(笑)」
ボリショイ「はい。今日はギターないんでアカペラで頑張ります。ハッピーバースデー・トゥー・ユー♪」(ケーキと花束がリングに登場)
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関西「ありがとうございます(笑)」
ボリショイ「本当にJWPの大きな礎を築いてくださりありがとうございました」
関西「本当に…皆さん今日はありがとうございます。そして引退前、自分の心境からいうとJWPに上がるということは、自分の中で母校に帰ってくるような気持ちで毎回やらせてもらってて。今回、引退前にこうやってJWPに上がる…ボリショイが引っ張ってるJWPに上がるということは、これも運命かなと思って気持ち良く引き受けました。実際、気持ち良かったし。後輩たちもね、“関西が大きくしたJWP”じゃないの。関西がいなくなって、ボリショイが支えて大きくしてくれた団体やから。これからみんな力を合わせてボリショイにも協力して、もっともっとJWPを存続させてほしいし、なんかあった時には相談役にもなるし、その時はいつでも言うてきて。皆さんホントにありがとうございます! これからもJWPという名前を残すためにも、皆さん1人1人の力が大事です。これからも応援よろしくお願い致します!」

第5試合

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 メインイベントは『ベストフレンズ』中島安里紗&藤本つかさvs中森華子&大畠美咲。12・28後楽園での無差別級タイトルマッチが決まっている中島と中森の前哨戦に、宮城県出身の藤本と大畠が加わる好カードは連係で上回るベストフレンズが優位に試合を進め、エルボーの連打から切り札のD×D(ディー・バイ・ディー)を炸裂させた中島が中森から3カウントを奪取。レフェリーに手を上げられた中島は、中森を踏みつけながら涼しい顔で勝ち名乗りを受けた。

中島「本日はご来場頂きありがとうございました! JWP所属としては今日が最後の仙台大会となります。そしてJWPの中島安里紗としてはベストフレンズも今日がラスト…ということらしいですが、何かありますか?(笑)」
藤本「(マイクを渡されて)え!? 先に言ってよ(苦笑)。JWP所属としては最後? 来年からのベストフレンズがどうなるかは…来年になったらわかるかな?(笑)」
中島「フリーになっても仙台でできるように頑張っていきたいと思いますので、皆さんも女子プロレスの応援をよろしくお願いします! そして…中森華子。28日の前哨戦っていうことだったけど、今日やってみて感想は今まで通り。いっさい! 負ける気がしません。せいぜい一生懸命頑張って…正直、今の状態だったらアンタの腰に無差別のベルトが似合うとは思えない。以上です」(ベストフレンズが退場)

中森「中島安里紗から3カウントを取られるのは今日で最後です。私は今まで無差別のベルトに3回挑戦してきました。無差別のベルトへの想いが強いほうが勝つものだと私は思っています。中島安里紗はもうJWPを退団します。辞めるヤツにベルトへの想いがあるなんて、私は正直思いません。28日の後楽園大会は中森華子が無差別のベルトを巻きます。その姿を皆さん見届けて下さい。来年からは私がJWPの中心となって引っ張っていきます! 仙台にもまた必ず戻ってきますので、これからも応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました」

<試合後コメント>
中島安里紗
――中森との前哨戦だったが
「ひとこと言うなら“変わってない”ですね。私の退団が決まって無差別戦が決まって、そこから変わるんならもっと早くやっとけよって話ですけど、それでも変わればいいですよ。でも、変わってないなっていうのが今日の印象で、まったく負ける気がしないですし。中森華子にベルトを獲られる姿っていうのがちょっと想像できないですね」

――ベストフレンズのコンビネーションについて
「ここのところちょっと組む機会が減っていて…っていうのがありますけど、でも阿吽(あうん)の呼吸じゃないですけど、そういうのができてきたなっていうのがすごくあるので。リング上でも言いましたけど、JWPの中島安里紗としてはベストフレンズ最後ですけど、今後どうなっていくかっていうところも楽しみにして頂ければなと思います」

――すでに今後のことも考えている?
「そうですね。でも2人で“どうしようか?”っていうのは今はないので。でも、お互いちゃんと考えてると思います、どうするかっていうのは。今はそれぞれの自分たちの闘い、私も無差別に向けて…さらにその先に向けてですね。自分の中で積み重ねてるものがあるので」

中森華子
「前哨戦でもあったし、この4人のメンバーでの試合…勝たなければいけなかったんですけど、リングでも言いましたけど中島安里紗から3カウントを聞くのは今日でホントに最後です」

――今日の中島の闘いぶりについて。
「いつも通りって言ったらアレなんですけど、いつもの中島安里紗だったと思います」

――試合後には中島から厳しい言葉があったが。
「…だとしても辞めていく人間が、だって無差別は中島安里紗にとっては1番じゃないベルトで、そんなベルトを持って試合して入場して、なんなんだろう? っていう気持ちもあるし。無差別への想いは中島にはないと思っているので、だからこそ今日は勝たなきゃいけなかったんですけど…。必ず28日は絶対にアイツの腰からベルトを剥ぎ取ってやろうと思います」

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