青柳政司が魔世軍総帥となり大仁田邪道軍壊滅を宣言!

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 邪道・大仁田厚が27年来の宿敵・青柳政司とリング上で邂逅した。
 昨年5月に交通事故で右足の30箇所を粉砕骨折する重傷を負って現役生活を退いた青柳は「もう一度、館長の蹴りを受けたい」という大仁田の“ラブコール”に応えて再起を誓い、手勢を集めて結成した“魔世軍”の総裁として大仁田に宣戦を布告。ファイヤープロレス9・20名古屋で大仁田邪道軍と青柳魔世軍の抗争の火蓋が切って落とされた。

 大仁田と青柳は、1989年7月2日に「格闘技の祭典」後楽園ホール大会で、プロレスと空手の威信をかけて初の日本人同士による異種格闘技戦で対決。そこで生まれた因縁を持ち込んで同年10月6日、大仁田が興した旧FMWは名古屋の地で旗揚げを迎えた。大仁田にとって青柳は、いわば“邪道伝説”の幕開けに立ち合った忘れ得ぬ好敵手。空手家の命である蹴り足に重傷を負った青柳を大仁田が見舞い、無理を承知で奇跡のカムバックを要請するのは当然のことだった。
 邪道流の激励を意気に感じた青柳は、刺客集団を率いて地元・名古屋で大仁田を迎撃。新格闘プロレス時代の同僚・雷神矢口とダンプ松本と手を握り、空手とプロレスの素養を持つ相当な実力者とおぼしきマスクマン魔世軍2号を差し向けた。これに対し、大仁田は懐刀である邪道軍の副将・保坂秀樹、89年9月に旧FMWに女子1期生として入門した“愛娘”クラッシャー前泊をパートナーに配し、両軍は電流爆破デンジャラス鬼棒6人タッグデスマッチで激突。

 乱戦に乗じて青柳がリングに踊り込み、大仁田をいたぶった挙げ句に電流爆破鬼棒で痛撃! 大仁田と前泊が魂の師弟連係で魔世軍2号に電流爆破鬼棒のサンドイッチ攻撃を浴びせて邪道軍が辛くも勝利を得たものの、大仁田は試合後に青柳の襲撃を受ける屈辱にまみれた。
 それでも大仁田は、「嬉しいじゃないか。死にかけた男がこうしてリングに戻ってきたんじゃ。それだけでオレは嬉しい!」と青柳の“復帰”を歓迎。そして、「何が嬉しいかって、前泊と組めたことじゃ! 前泊は16歳の時に名古屋からやってきました。それから時が経っても、こうやってオレたちはリングで友情を確かめられる。オレと前泊はプロレスが大好きなんじゃあ!」と絶叫。旧FMW時代を含めて大仁田と初めて共闘した前泊も、「こういう機会を与えてくださった大仁田さんに感謝します。大仁田さんがリングに上がっているかぎりは、自分もまた一緒に闘っていきたいです」と感慨深げに語った。
 前泊に向けられた「時が経っても、こうやってオレたちはリングで友情を確かめられる」という大仁田の言葉は青柳に対しても当てはまり、「大仁田が病院に見舞いに来てくれたことが私に火を点けた。アイツのように、いつまでも輝いていたいと思った。この軍団を作って牙を剥くことがオレの輝きであって、(大仁田とリングで再会して)異種格闘技戦や電流爆破デスマッチでやりあっていた頃の気持ちに戻りましたね」と青柳も大仁田と通じ合うものを感じたようだ。

 だが、返す刀で「ずっとトップを走ってきたアイツを引きずり下ろして、この魔世軍がプロレス界を制する。大仁田を潰すまで、次々に刺客を送り続ける。魔世軍総裁として(誠心会館)館長を捨てて、プロレス界に旋風を巻き起こす。それが私の夢である。覚悟しとけよ、大仁田!」と改めて邪道軍壊滅を宣言。サンドイッチ爆破攻撃に沈んだ魔世軍2号も、おびただしい火傷を負った両腕を突き出して「これを見ろ! このままで終われるか!」と吼えた。

 「還暦電流爆破まで、あと1年と少し。邪道の最後に宿命のライバル青柳が出てきて、それも原点の地・名古屋で襲われるっていうのも…オレの歴史にふさわしい。青柳館長…いや、青柳総裁か。望むところだよ。売られた喧嘩、とことん買ったろうじゃねぇか!」と大仁田が受けて立つ意思を示し、邪道軍と青柳魔世軍の仁義なき闘いは早くも長期抗争化の気配を漂わせる。

(小野 仁)
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『ファイヤープロレス』
日程:9月19日
会場:愛知・名古屋市枇杷島スポーツセンター

▼大仁田邪道軍VS青柳魔世軍初遭遇~電流爆破デンジャラス鬼棒ミックスト6人タッグデスマッチ時間無制限1本勝負
○大仁田厚/保坂秀樹/クラッシャー前泊
10分40秒 前泊との鬼棒ダブル爆破攻撃→片エビ固め
雷神矢口/ダンプ松本/●魔世軍2号

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