9.14 YOUNG OH!OH!蕨大会 小林香萌vs桃野美桜 雪妃真矢vsフェアリー日本橋 藤ヶ崎矢子&門倉凛vs夏すみれ&長浜浩江

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「YOUNG OH! OH!33」
日時:9月14日(水)
会場:埼玉・アイスリボン道場
開始:19:30
観衆:45人

▼YOUNG Marvelous GO! GO! 10分1本勝負
○小林香萌
6分15秒 フィッシャーマン・スープレックス・ホールド
●桃野美桜(Marvelous)

▼マジカルビューティーOH! OH! 10分1本勝負
○雪妃真矢(アイスリボン)
5分33秒 ウィールウインド
●フェアリー日本橋(OSAKA女子)

▼ヤングガールズコレクション! 15分1本勝負
○藤ヶ崎矢子(JWP)/門倉凛(Marvelous)
9分34秒 変形リバースゴリー・スペシャル
●夏すみれ/長浜浩江

▼YOUNG WAR! 10分1本勝負
○山下りな(OSAKA女子)
8分54秒 ラリアット→片エビ固め
●長崎まる子(アイスリボン)

初参戦の桃野が「好きな食べ物はオムライス」と締め!?フェアリーが魔法を無視!?

未来さんへの黙祷

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大会前に選手がリングサイドへ。2005年9月14日に亡くなられた未来さんへの追悼を込めて、1分間の黙祷が捧げられた。

入場セレモニー

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全選手がリング上へ。代表して、初出場の桃野が「こんばんは。Marvelous新人・桃野美桜です。今日は呼んでいただきありがとうございます。一生懸命頑張るのは当たり前なのですが、『頑張る』しか出てこないので、頑張ったうえで楽しんで試合をできたらなと思います」と挨拶。初々しく「ヤング・オー!オー!」で大会をスタートさせた。

第1試合

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左肘内側靭帯損傷で欠場していたMarvelousの桃野美桜が9・12新木場で復帰。今回YOUNG OH! OH!に初参戦する。
ゴングと同時にドロップキックで突っ込む桃野。小林もかわしてドロップキックでやり返す。続く小林のボディースラムはカウント2。

逆片エビ固めで絞り上げた小林は張り付けドロップキックで追撃していく。そして延髄斬りを放ったが、かいくぐった桃野が回転エビ固め、ドロップキックでやり返す。

キックアウトされるとエルボーのラリーを挑んでいく桃野。再びドロップキック3連発からカバーするもカウント2。

小林もカウンターのドロップキックで流れを変えると4連発でお返し。マヒストラルから丸め込みの応酬となるが、いずれもカウント2。

桃野も小林のフィッシャーマンを首固めで切り返すなど善戦。小林の強烈ミサイル弾もキックアウトしてみせたが、最後は小林のフィッシャーマンSHが鮮やかに決まった。

第2試合

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初シングルとなったフェアリー日本橋vs雪妃真矢。開始早々、仕掛けて行くフェアリーに、雪妃のほうが「お待ちになって」とストップをかける。

雪妃が「フェアリーさんの試合は最初、自己紹介からじゃ……」と続けると、フェアリーも「そうだったわ。私ったらいき急いでしまった……。じゃあはじめましょうか」と、いつもの流れに。

すると雪妃も「私は雪の妖精クリスタル・スノー」と自己紹介。堂々たるその姿にフェアリーは「30秒の自由演舞」を許したが、雪妃が踊り出すと、裏切りのガットショット。

さらにフェアリーは「いい大人ならわかってるわよね」と魔法からステッキポン。魔法にかかりやすい体質だとわかった雪妃にフェアリーはステッキをプレゼント。雪妃は「ちょっとやってみたかった」と魔法を使おうとするが、フェアリーは無視。

すると雪妃は「ちょっとフェアリーさん! 言わせていただきますけど、そこそこいい大人なんだから」と諭して改めて魔法へ。するとフェアリーはフェースクラッシャーからの高速ブレーンバスターでお返しする。

怒った雪妃は大外刈りからコーナーに登るが、ここでフェアリーが魔法で振り落とす。すかさず真空蹴りを狙うも、かいくぐった雪妃がウィールウインドで勝利した。

試合後、フェアリーは「まだまだやりたいこといっぱいあったのに、油断したすきに勝手に試合終わらせて、アナタもやり残したことあるんじゃなくて?」とマイク。
雪妃が「魔法使えたし。もうちょっと踊らせてくれたら、よかったのかなって思ってるんですけど……」と応えると、フェアリーは「4年後のフェアリンピックでの30秒自由演舞していいわ」と約束した。

第3試合

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先発は長浜vs門倉。小刻みエルボーで意地を張り合う。ドロップキックをそれぞれ打ち合い、夏vs藤ヶ崎へ。

夏が張り付け鼻フックをしかけると、藤ヶ崎はショルダータックル、鎌固めへ。カットに長浜が入り、WAVE勢がダブルのドロップキックを決める。矢子もショルダータックルでやり返し、門倉と交代。

門倉は夏にクロスボディーでやり返すと、夏も同じ技。続く長浜はドロップキックを連発していく。
これをキックアウトした門倉もドロップキックでやり返す。ボディースラムもキックアウトされると藤ヶ崎とチェンジして5分経過。

長浜vs藤ヶ崎は激しくエルボーで衝突。今度は串刺しドロップキックの打ち合いとなり、長浜がサクラ落としでカウント2。藤ヶ崎もドロップキックでお返しする。

長浜が夏とスイッチするとブロンコバスター、ジャベで追撃。藤ヶ崎もブーメラン式ドロップキック、ミサイル弾でやり返していき、ダブルリストアームサルトでカウント2。すぐさま旋回式ダイビング・ボディープレスを投下するもこれは自滅。

もう一度、藤ヶ崎は夏にダブルリストアームサルトを敢行すると、ダイビング・ボディープレスにつなげる。キックアウトされると旋回式ダイビング・ボディースラムを投下するが、これは長浜がカットイン。ならばと藤ヶ崎は変形リバースゴリーで夏からギブアップを奪った。

第4試合

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メインは山下りなvs長崎まる子の初対決。序盤から山下がショルダータックルでガンガン押していく。長崎もボディースラムの体勢に入るも「重い……」と持ち上げられず。山下が「重くないわ!あげろや!」と長崎を踏みつけていき、ジャイアントスイングへ。

そしてサーフボードストレッチに捕らえた山下。堪えた長崎がドロップキックで巻き返しにかかる。今度はボディースラムでカウント2。すぐさまミサイル弾を投下するも、かわした山下がタックル。そして串刺しラリアットでやり返すと張り付けラリアット、バックドロップと畳みかける。

残り時間3分となり、長崎がカウンターのまる投げで攻勢に。ミサイル弾を発射させる。
これをキックアウトした山下はバックドロップ、トラースキックを放つも、長崎も意地をみせてカウント1で返していく。
そして丸め込み技を連発。いずれもカウント2に終わると、すぐにロープに走るが、山下がカウンターのラリアットで仕留めた。

エンディング

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飯田「リングに上がってください。初参戦だった桃野選手、感想を」

桃野「はじめて参戦させていただいて『ヤング・オー!オー!』ということで参戦選手がみんな若い方で、今日は小林選手と当たらせていただいたんですけど、身長もあまり変わらず、なのに凄いマッチョですし。試合をして、たくさん学ぶことができました。ありがとうございます。ぜひまたよろしくお願いします」

飯田「GAMIさん、お願いします」

二上社長「今日は諸先輩、方々がたくさんいらっしゃっていますので、聞きたいと思います。ちょっと待ってくださいね。KAORUさん、お願いします。KAORUさんがWAVEに出ていただいていたころにはなかったものです」

KAORU「まずお客さまに対してありがとうございます、今日は。ご来場ありがとうございます。大勢で駆けつけてしまい、すみません。心配で。若い子たちには今しかない自分たちの勢いというか、若さというものを惜しみなく、お客様に感じていただけるよう今を懸命に頑張ってください。今日はいいものを見せていただきました。ありがとうございました」

二上社長「ありがとうございました。入場者数はちょっと今日は残念でした、45人です。毎月開催するのは残り3回なので、若い子がこんなに集まる大会も毎月できなくなるので、みなさん、あと3回通ってください。よろしくお願いします。ラスト3回なので、ヤングだった人もちょっとずつSareeeちゃんとかね。まだオファーはしてないですけど、締めは終身名誉顧問のチェリーさんにしてもらって、やっていきたいと思います。来月はまだギリヤングな世羅さんに出場していただくことが決まっています。たぶん矢子ちゃんも出ると思うから、よろしくお願いします。あと来月、藤田あかねAIDをやろうかと思います」

飯田「本当は今日やろうと思ったのですが、彼女今日入院でいないので……来月退院したらやろうと思っています」
二上社長「ウチも会社なので全額を差し上げますとはいかないので、何かを考えて藤田あかねさんAIDをやりたいと思いますので、みなさんたくさんきてください」

飯田「誰に締めてもらったらいいですか」

二上社長「そうですね、入場式の挨拶がとても印象的だったので締めもやってもらいましょう」

桃野「好きな食べ物はオムライスです。今日はご来場ありがとうございました。ヤング・オー!オー!」

(記事・写真提供 プロレスリングWAVE)

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