全日本vsWRESTLE-1の対抗戦に武藤がコメント!AKIRAが征矢学監修“ノガザップ”に入会!

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 都内GSPメディアセンターにて武藤敬司選手が記者会見を行った。開催が決定した「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2016」及び8月11日(木・祝)「プロレスLOVE in YOKOHAMA」の自身のカードが決定したことについてコメントを発表。

武藤敬司
「去年に引き続きトーナメントが開催されることになりました。これがトーナメントの枠組みです(トーナメント表を公開)。正直、季節の変わり目で俺自身が風邪をひいてしまってですね。この1週間調子悪くしてるんですが、まぁ約一ヶ月先ですから選手たちもコンディションよく整えてトーナメントに臨んでいただき、素晴らしい数々の試合を作り上げていってほしいです。そしてこれが来年、再来年と続けていけるように。6月が来たら“トーナメント始まるぞ”って周りが騒ぎ出すようなトーナメントになって欲しいと思います。そしてこのトーナメントを勝ち上がった一人が8月11日の横浜文体でタイトルに挑戦することとなります。以上です」

――8月11日の横浜文化体育館大会の自身の対戦カードについて

武藤「まぁ6人タッグということで。コメントしろと言われてもまだこのトーナメントもあるし、じゃあ誰を選抜するかって言われても俺自身の中ではまだ決まってないというか。その中で対する秋山選手。3年前は同じ釜の飯を食って。そこから彼が社長になり俺はWRESTLE-1で代表になり。境遇は非常に似ているという中で、たぶん俺個人的には秋山と戦うことで“確かめ”というか。とにかく若手を引き連れていくということは未来の懸け橋にもなるような試合になればいいかなと思っています」

――改めて全日本プロレスと試合をする、秋山選手と試合をしたいと思ったのはなぜなのでしょうか?
武藤「いやまぁ境遇が似てるじゃないですか。お互いたぶんこの3年間というのは苦労しているだろうし。それは経営者としても人材育成という部分でも。ちょうどこの3年目の節目ということでお互いのさっき言った“確かめ”という部分。それは秋山も感じてると思うんだよね。だからこの試合に限っては俺がやりたいという希望でリクエストした試合で、すぐに良い返事も来たんで。彼自身も望むところだったんじゃないかと思っております」

――3年という時間が武藤選手の中ではちょうどいいタイミングっだということでしょうか?
武藤「そうですね。秋山が言っていたとおり、俺の知らない若手がいて。うちにも秋山が知らない若手がいる中で。まぁ時という物は過去のどうとかそういったものを踏みつぶしながらずっと日々生きていかなければならないからね。その中で、果たして俺たちがやってきたことは間違っていなかったのか間違いだったのかという“確かめ”。いろんな“確かめ”という意味がありますね」

――この3年間の間、武藤選手から全日本プロレスについてはどのように見えていたのでしょうか?
武藤「いや、あんまり。俺にはWRESTLE-1という物があるから意識して、あえて見ようとはしていなかった気がするね」

――そんな中でさえも秋山選手の言っていた、若い選手が気になってはいると言事でしょうか?
武藤「興味ありますよね。うちの中で、たぶん今の時点では誰が出るかわからないけど、どうしても育ちの違いっていうのは出てきますからね。ある意味非常に楽しみですよ」

――WRESTLE-1側の若手で目星をつけている選手はいますか?
武藤「いやこのトーナメントがあるからさ。このトーナメントも観察しながらチョイスしていかなきゃならないよね。俺がこのトーナメントで一番期待してるのはやっぱり若手であって。下剋上を期待してますので。しかも優勝者はチャンピオンシップに出るから、俺のパートナーだったら困るわけだよ。まぁまぁ彼だ!こいつだ!ってのは全然決まってないですよ。相手も決まってないからね。相手も知らないからさ。これ向こうから先にわかるのか?相手の駒見てこいつをぶつけるってのはあったりするのか?俺分かんねぇよ」

――いずれにしよ7月1日の決勝が終わった段階で、なるべく早く決めるということでしょうか?
武藤「そうですね。幸いにもこれトーナメントですから。負けたら終わりですからね」

――パートナーの条件は若手というほかにあるのでしょうか?
武藤「ほかに?やっぱりこの3年…この3年以内にデビューした奴っていうと限られるのか?まぁ秋山が知っている奴でもこいつは変わった、いい意味で変わったレスラー、上達したレスラーと組む可能性もあるよね」

――秋山選手は俺は点として出るけれどこれを線にするのはその若手次第だとおっしゃっていましたが、武藤選手の考えはいかがでしょうか?
武藤「一緒ですね。ある意味で言ったらこれをチャンスにしてほしいですね。ただ俺自身はとりあえず横浜文化体育館での試合しか考えてないよ」

――トーナメントであえて期待する選手は、名前を挙げると擦れば誰でしょうか?
武藤「まぁ若手ですよね。うーん、どこからどこが若手になるんだ?俺から見たらみんな若手に見えるからなぁ。KAI対芦野の敗者…タイトルマッチがあるんだな。ということはチャンピオンは出ないってことだな。まぁみんな頑張って欲しいよ」

 今年も開催されることとなったWRESTLE-1 GRAND PRIX。トーナメント覇者は8.11神奈川・横浜文化体育館大会で、その時点の王者に挑戦となることを武藤敬司が明言した。さらに自身の対戦カードが全日本プロレスと6人タッグマッチの対抗戦となることについてもコメント。徐々にではあるが、8.11横浜文化体育館大会へ向けWRESTLE-1のリング上が加速を始める。2016年内、WRESTLE-1最大ビッグマッチに期待せざるを得ない。

2016-05-16w_1会見1
 続いて、開催が決定した「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2016」を辞退したアンディ・ウーがその心中を語った。

アンディ・ウー
「このトーナメント表見てクルーザー級王者の名前が無いし、自分はクルーザー級1本で戦っていきたいと思ってます。それだけです」

――逆に言うと鼓太郎選手がチャンピオンではありますが、近いうちに挑戦するということでしょうか?
アンディ「そうですね。みんなが無差別級タイトルマッチに照準を絞るなら、自分はクルーザーを独占します」

――現状、鈴木鼓太郎選手とAKIRA選手がシングルマッチを戦うのか王座戦になるのかは今のところ未定ですが、仮に王座戦となった場合どちらの選手と戦いたいなどはありますか?
アンディ「どちらでもこだわりはないですけど、今年鈴木選手には2回負けてるんで。できれば鈴木選手が王者でいてほしい」

――そのためにまだ実績を積み上げていくということですか?
アンディ「そうですね」

 アンディはWRESTLE-1クルーザーディビジョンの王座に挑戦するため、このWRESTLE-1 GRAND PRIXへの出場すら辞退した。確かに言葉は少ない。ただ意思の強さはその語気に表れている。自分がこのクルーザーの世界を背負うという強い気持ちが今回の行動を生んだのだろう。マスクの上からでもわかる並々ならぬ闘志とその覚悟が、WRESTLE-1のクルーザーディビジョンの未来を見せていく。

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