WAVE 4・2新木場大会 桜花&宮崎vsハム子&もち 春日&長浜&あおいvs文子&山縣&フェアリー

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『8時だヨ! 全員集合!〜SAKURASAKU3.7〜』
日程:4月2日(土)
会場:東京・新木場1stRING
観衆:183人

▼【8時だヨ!】チャレンジWAVE15分1本勝負
○桜花由美
10分47秒 ビッグブーツ→体固め
●夏すみれ

▼【8時だヨ!】Wonderful WAVE20分1本勝負
[ハッピーポシェット]春日萌花/○長浜浩江/希月あおい
9分51秒 ジャックナイフエビ固め
[WWFF]浜田文子/山縣優/●フェアリー日本橋

▼【8時だヨ!】スクランブルWAVE20分1本勝負
水波綾/○大畠美咲/藤本つかさ(アイスリボン)
12分28秒 花マルどっかん。→片エビ固め
●小林香萌/朱崇花/山下りな

▼旧姓・広田さくらプレゼンツ〜俺たち○○○〜20分1本勝負
○下野佐和子<ナンデスカマン>/チェリー<知っとるケ>
9分17秒 横入り式エビ固め
飯田美花<ホタテマン>/●志田光<ケンちゃんマン>

▼HAPPY BIRTHDAY WAVE〜艶女〜【3.7】30分1本勝負
○桜花由美/宮崎有妃
15分14秒 ビッグブーツ→片エビ固め
[らぶりーぶっちゃーず]星ハム子(アイスリボン)/●宮城もち(アイスリボン)

WAVEのメインでらぶりーぶっちゃーずが桜花と初遭遇!32人参加の「Catch the WAVE2016」ブロック分け発表!

オープニング

2016-04-02WAVE_オープニング 午後7時55分、法被姿の二上美紀子社長がリングに上がり前説。段取りを説明したあと、8時の時報とともに桜花由美がリングへ。桜花が「8時だヨ!全員集合!」と発声すると、法被姿の選手たちもステージに集結し、全員でドリフダンス。国民的お笑い番組さながらの盛り上がりをみせるなか、桜花は四方に「おいっす!」。そして「本日は8時だヨ!全員集合!にたくさんのご来場誠にありがとうございます。今日はオバかな試合から激しい試合まで5試合、思う存分声を出して楽しんでいってください!」と挨拶し、大会をスタートさせた。

第1試合

2016-04-02WAVE_第1試合 37歳の誕生日を迎え、本日2試合を行う桜花由美。夏すみれとの対戦は14年8・6新木場大会以来で、夏の復帰後、初のシングルでもある。

ロックアップから桜花がヘッドロックで絞り上げる。そして桜花が先に女子プロムーブ。夏もやり返そうとするが、桜花が阻止。串刺しビッグブーツにつなげる。夏もドロップキックを連発していき、「桜花、お誕生日おめでとうございます! 37歳!!」と串刺しヒップドロップでお祝いする。桜花もロープに走るが、夏が追走式ネックブリーカードロップ。ダイビング・クロスボディー4発をお見舞い。キックアウトした桜花はバリエーション豊かなビッグブーツでやり返していく。夏もカウンターの首固めでカウント2を奪うと、間髪入れずにTo be continuedを狙うが、これはニアロープ……。
切り返した桜花がキルスイッチ、ビッグブーツと畳みかける。返されると、垂直落下ブレーンバスターを敢行。しかし、カウントの途中で夏を引き起こすと、ビッグブーツ。すでにフラフラの夏だったが、桜花は「起きろ!」ともう一発。さらにダメ押しのビッグブーツを叩き込み夏を葬った。

試合後、マイクを握った桜花は「夏、自分で起きろ。起きてこい。レスラーだったら自分の足で起きろ。お前はCatch the WAVEに入れなくて悔しくないの? 所属でCatch the WAVEにも入れなくて下剋上もぜんぜんうまくいってない。アナタには迷いがある。私は夏に強さなんて求めてない。夏の生き様、悔しい気持ち、負けたくない心を、夏のファンは見に来てるんじゃないの? いますぐ強くなれって言わないよ。言わないけど、アナタの生き様、もっとリングの上で見せてよ。私がアンタのことを3年後、5年後、女子プロレス界のトップに立たせる!」とファンに宣言した。

第2試合

2016-04-02WAVE_第2試合 1月からメキシコに里帰りしていた浜田文子が帰国。WWFFとして活動していた山縣優&フェアリー日本橋と合流し、約3カ月ぶりに日本での試合を行う。対戦するのは最近、WAVEマットで勢いに乗る春日萌花&長浜浩江&希月あおいのハッピーポシェットだ。しかも春日&希月のSO ON FLOWERは、4・17博多大会にてLas Aventureras(文子&山縣、以後ラスアベ)が保持するWAVEタッグ王座への挑戦が決まっている。前哨戦とも言える試合をどう闘うのか?

開始早々、掴まるフェアリーだったが「ちょっと待ってよ。この試合は自己紹介からはじまるのがセオリーなの」とハッピーポシェットの攻撃を制止。しかし自己紹介の途中で、文子&山縣がハッピーポシェットを奇襲してしまう。しかもラスアベの攻撃はフェアリーに誤爆!? フェアリーにとっては踏んだり蹴ったりのスタートとなった。

長浜vs文子となり、長浜がドロップキックで躍動。エルボーの打ち合いに発展する。しかし、文子も串刺しドロップキックを放つと、山縣が串刺しエルボーで続く。

山縣vs希月に続いて文子vs春日へ。文子のバックドロップはカウント2。SO ON FLOWERの連続ボディーアタックから春日がクリスト。ダイビング・ボディーアタックを放つも、文子がドロップキックで墜落させると、ムーンサルトプレスを投下。
キックアウトされると、山縣のバッククラッカー、文子の延髄斬りが決まる。ここでボーンアロー&フットスタンプを狙うラスアベだったが、文子の前にフェアリーがスタンバイ。ステッキを振りかざすも、後ろに控える文子の脳天を直撃してしまう。
これで流れを引き寄せたハッピーポシェットは、長浜がジャックナイフでフェアリーを丸め込み3カウント!

納得のいかないフェアリーは「ちょっと、ちょっと、ちょっと! WWFFの試合を楽しみにして大阪から夜行バスに乗ってやってきたのよ。文子、お帰りなさい。4月10日への説明いっぱいするから聞いておいてね。ユウ、なんで自己紹介……できなくて。あとでお説教するからね。浩江ちゃん、頭痛かったでしょ。あとで氷あげるよ。(文子も欲しがると)文子、丈夫だからいらないと思った。騒音おばさんたちは、(春日&希月が詰め寄る)そ、騒音さんは4月の博多に向けて私達のラスアベにかなうかしら? 4月17日博多大会に向けて首を洗ってお待ちになって。4月10日、後楽園アリーナ大会からフェアベンジャーズ始動します。Catch the WAVEの裏側で盛り上がるぞ。以上2試合目でした。ありがとうございました」

第3試合

2016-04-02WAVE_第3試合 第3試合は、水波綾&大畠美咲&藤本つかさvs小林香萌&朱崇花&山下りなの6人タッグマッチ。早速、藤本vs小林がスピーディーな攻防でファンを魅了。続く水波vs山下は熱いパワー対決で盛りあげる。

続いて大畠vs朱崇花へ。朱崇花のフロントネックロックに苦戦する大畠だったが、藤本&水波が助けに入り、トレイン攻撃。トリプル串刺しドロップキックを決める。さらに水波のナルシストラリアット、藤本のPK、張り付けドロップキックが面白いように朱崇花に決まる。

なんとか朱崇花が山下とチェンジ。パワー全開で巻き返しにかかる。水波のラリアット、山下のラリアットが交互に決まり、すぐさま山下がスリーパー。トレイン攻撃で水波を追い込んでいく。
水波もアルゼンチンバックブリーカーで小林を捕獲。そのままマットに叩きつけようとするが、着地で逃れる小林。ならばと水波はかんぬきスープレックスを放ち、ようやく自コーナーへ。変わった大畠が低空ボディーアタックで追撃する。

AvidRivalの連係に掴まる小林。大畠のジャーマン3連発は朱崇花が滑り込みカットする。小林もマヒストラルを狙うが、大畠が切り返す。あきらめない小林が120%スクールボーイで丸めるが、これもカットに遭いカウント2。すぐさまロープに走る小林だったが、水波がカウンターのラリアット。さらに藤本がビーナスシュートで続き、大畠がジャーマンにつなげる。カットされると最後は花マルどっかん。で熱戦に終止符を打った。

「Catch the WAVE2016」のブロック分け発表

2016-04-02WAVE_インフォメーション 二上美紀子社長&野中美智子リングアナがリングへ。観衆を183人と発表したあと、山縣優がリングに上がる。9・18大阪にて自身のデビュー15周年記念大会の開催を発表した。

山縣は「私事ですが、去年の2015年、デビュー15周年迎えたわけですが、ちょっと遅くなりましたが、9月18日(日)15周年大会を大阪でやることになりました」とマイク。場所は大阪市立西区民センター(午後1時開始予定)。チケットは6月下旬から販売される。

続いて、二上社長が本日(4月2日)ニコプロ生放送で公表された「Catch the WAVE2016」のブロック分けを改めてファンにアナウンス。ブロックは以下の通り。

【イタリアンレッドブロック】桜花由美、尾崎魔弓(OZアカデミー)、長浜浩江、Sareee(ディアナ)
【ポンパドールピンクブロック】春日萌花、藤本つかさ(アイスリボン)、チェリー(DDT)、ラビット美兎(JWP)
【マンダリンオレンジブロック】宮崎有妃、朱崇花、ハイビスカスみぃ(琉球ドラゴン)、DASH・チサコ(仙女)
【クロムイエローブロック】水波綾、永島千佳世、希月あおい(フリー)、田中盟子(ディアナ)
【アフリカンバイオレットブロック】小林香萌、山下りな、米山香織(YMZ)、志田光(フリー)
【レガッタブルーブロック】飯田美花、Leon、つくし(アイスリボン)、メラニー・クルーズ
【オリオンブルーブロック】大畠美咲、中森華子(JWP)、真琴(REINA)、優華(アイスリボン)
【シルバーグレーブロック】浜田文子、下野佐和子、花月(フリー)、世志琥(SEAdLINNNG)

開幕戦となる4・10後楽園は、桜花vsSareee、藤本vsチェリー、宮崎vsチサコ、水波vs希月、山下vs米山、飯田vsLeon、大畠vs中森、花月vs世志琥がおこなわれることも発表された。公式戦はすべて15分1本勝負、通常のプロレスルール。場外カウント10カウント。勝ち2点、負け0点、あらゆるドローはキャリアが1日でも若い選手に1点が入る。

第4試合

2016-04-02WAVE_第4試合 下野佐和子、チェリー、飯田美花、志田光の4選手が「8時だヨ!全員集合」の裏番組「オレたち○○○」のキャラクターに変身して登場。ナンデスカマンに下野、知っとるケにチェリー、ホタテマンに飯田美花、タケちゃんマンに志田光(ケンちゃんマンとコール)がそれぞれコスプレした。

開始早々、クオリティーの高い“知っとるケ”チェリーが笑いを誘う。“ホタテマン”飯田も受けて立ち、会場を盛りあげる。続く“ナンデスカマン”下野はひたすら「何ですか!?」を連発。イラッときた“ケンちゃんマン”志田がエルボー連打。下野をロープに振るも、下野がショルダータックルからの「何ですかーーー!」とカバーする。

ケンちゃんマンになりきれない志田が攻め込まれる展開。味方の“ホタテマン”飯田に助けを求めるが、貝殻が大きすぎてロープの間をすり抜けられず。絶体絶命のケンちゃんマンだったが、ヒップアタックを放ってようやくホタテマンと交代。ホタテマンのテーマ曲が流れるなか飯田が串刺し攻撃で反撃を開始させる。

しかし、“知っとるケ”チェリーが“再びケンちゃんマン”志田を捕まえ「ギブアップかコマネチ、どっちか好きな方を言え!」と卍固め。するとケンちゃんマンは迷わず「ギブアップ!」を選択する。しかし、これは“ホタテマン”飯田がレフェリーの耳を塞いで妨害。味方のホタテにも裏切られ、やけくそになったケンちゃんマンは「そんなに見てぇならな、やってやるよ!」と渾身の「コマネチ!」。すかさずロープに走るも、“ナンデスカマン”下野がカウンターのスクールボーイでクルリ!

試合後、山縣がリングに上がり「ケンちゃん、今やるか? 今やったら記憶に残るぞ。どうですかお客さん!」とタイトルマッチをあおるが、志田はZAN1ベルトを握りしめながら「山縣さん……いまやるわけねーだろうが、バカか!」と拒否してリングを降りた。

第5試合

2016-04-02WAVE_第5試合 メインイベントは誕生日を迎える桜花のHAPPY BIRTHDAY WAVE。桜花が対戦相手に選んだのはアイスリボンのセクシータッグチーム“らぶりーぶっちゃーず”だった。

らぶりーぶっちゃーずが片ヒザをついて握手を求めると、桜花&宮崎も応じる。早速もちが「私達を選んでいただいてありがとうございます」と桜花にプレゼントを渡すと見せかけて、ガットショット。先制のセクシーポーズで戦意を喪失させる。
まんまと桜花を捕まえたらぶりーぶっちゃーずは、年の数だけ桜花の頭をお腹で餅つき。さらに、サンドイッチ腹ウォッシュで追い込んで行く。

桜花はダイビング・サンマドロップでやり返すもハム子がボディーアタック、逆エビ固めでステップオーバー。宮崎がカットに入るが、ハム子が「はぁーい」と受けきり、宮崎の戦意を喪失させる。
自力でエスケープした桜花は、クロスアーム式バックブリーカーで反撃。バックドロップでカウント2。続く宮崎が恥ずかし固めの体勢に入るが、ハム子、もちを却下。「誕生日だから」と桜花も名乗り出るが、「ババアにはしねーんだよ!」と桜花を投げ捨てる。ならばとハム子から宮崎に「大好きだ!」と抱きつき式ボディーシザース。宮崎は叩きつけて脱出する。

ハム子→もちがシャイニング式腹アタックを放てば、宮崎もミサイル弾で反撃。ムーンサルトにつなげるが、かわしたもちがリバーススプラッシュ。ならばと宮崎もハリケーンボムから桜花がビッグブーツで跳び込みカウント2。顔面蹴り、バッククラッカー、宮崎のムーンサルトプレスを挟んで、桜花がブレーンバスター。これはハム子がカットする。

攻守を入れ換えたらぶりーぶっちゃーずは、もちハムバーガーからツープラトンのバックドロップにつなげるも、決まらない。逆に宮崎の雪崩式フランケンから桜花がビッグブーツを放つ。一方、らぶりーぶっちゃーずはハム子のダイビング・ボディープレスから、もちの棚からぼた餅→もっちりバディ・シザースで王手をかける。
だが、桜花がカウンターのネックハンギングボムで流れを変えると、顔面蹴り、カカト落とし、ビッグブーツと畳みかけて3カウントを奪った。

エンディング

2016-04-02WAVE_エンディング 試合後、桜花が「おい、もち、ハム子。今日は私がどうしても2人とやりたいと、もちとやりたいと志願した試合でした。今日はすみません、ありがとうございました。もう1回やりたいと思います。ぜひまたWAVEに上がってください。ありがとうございました! 宮崎さん、ありがとうございました!! 同世代? 37歳になってもまだまだ女子プロレス界の中心でいたいと思います。よろしくお願いします」とマイク。そして、恒例の顔面ケーキで4日生まれの桜花、12日生まれの旧姓・広田さくらをみんなでお祝いした。

抱負を聞かれた広田は「38歳の抱負は、やっぱりすぐに産み落として早く復帰して、家計を助けたいと思います。あと今日作ったコスプレは、私が作りましたので皆様、コスプレ募金がありましたね。今日はぜひ、募金のほうよろしくお願いいたします」とコメント。最後を任された桜花が「あと2日で37歳になります。この年までやってるとは……と毎年思うんですが、今年15周年、いい節目になると思いますので、これから夏を育てていきたいと思います。それではエンディングのほうに参りたいと思います。今日は本当にバカな試合がたくさんあったんですけれども、4月10日からCatch the WAVEという遊べない試合が出てくるので今日くらいみんなさん笑って、4月からみんな頑張っていきたいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします。いつものアレで締めたいと思います。これがWAVEだ!」と締めると、「8時だヨ!全員集合」のエンディングテーマが流れ、選手一人ひとりが思い思いの一言コメント。最後までファンを楽しませた。

<試合後コメント>
桜花由美
――今日はなぜらぶりーぶっちゃーずを?
「ハム子とは何回か対戦してたんですけど、もちとは対戦したことないんです。で、もちとの出会いっていうか、会場では挨拶程度してたんですけど、ウチの歌舞伎町女子プロレスバー・ちゃんすで知り合いともちが来ていて、私たまたまそこにいて、もちが誕生日だからとシャンパンとケーキ出そうかって出してそこからいろいろプロレスの話だったり、女の子の話だったりいろいろしてたら、もちがいろいろ考えてくれたのか、メールのやりとりだけしてて、プロレスやりたい、一緒に試合したいねって言ってたのが2年前です。2年間やってないので、約2年、GAMIさんにもちと試合したいんですって言ったら『いまじゃないね』って言われていて、誕生日だったのでわがまま聞いてもらおうかな、と」

――らぶりーぶっちゃーずがWAVEに出たいと言っていたのは知っていた?
「あっ、そうなんですか?」

――でもメインだったので逆に緊張したみたいですが
「ぜんぜん、緊張しているように見えなかったですけどね。面白いですね、あの2人」

――やってみてどうだった?
「面白いです。まだまだのびしろはたくさんある2人だなって思います」

――第1試合では夏との14年の夏以来の対戦となるが
「欠場中、夏は頭でっかちな……プロレスに対してもこんなこともやりたい、こんな風にやりたいみたいな頭でプロレスを考えていて、いざ復帰してみたらカラダが思うように動かない。やりたいこととできることの違いに悩んでいて、下剋上って言ってても下剋上の意味がわかってないのか何か迷いがあるというか。別に強くなれとは言わないから、夏のいままでの生きてきた生き様を見せてくれたらファンには届くと思う。やっぱり悩んでいる部分があったので、その悩みを取っ払ってあげたいなと思って、今日はちょっと強めにいきました」

――当たってみてどうでした?
「今日の夏はよかったと思います。それでも立ち上がってくるっていうのはお客さんが見て、感じてくれることなんですけど、いつもだったらもうちょっと早めに心が折れちゃうんじゃないかと思ったんですけど、夏の心も折れずに立ち上がってきたので、そういうところが見えたらきっと夏はもっとよくなると思います。頭で考えてプロレスはうまくもなれない、強くもなれないので」

――夏選手を女子プロ界に中心に育てるという発言もあったが
「これからは私にくっついてきてもらっていろんな世界を見たほうがいいのかなって。プロレス、OZであったり、やっぱりいろんなプロレスを見て学んで、いろいろ感じて欲しいなと思います。いままでOZはセコンドに付いてこなくていいと言っていたんですけど、まあ私のセコンドに付かなくていいから見においでっていう」

――一緒に組んだりは?
「すると思います。そういうのもすると思います。組んでサポートしていこうかな、と。潜在的な能力は持っているので、今日試合してみて、この子やっぱり身長高いし、見栄えがいいし、あとは気持ちとキャリア積んでいったらよくなると思うので、私は本当にWAVEのトップレスラーにしていきたいなと思います。いまじゃないですけどね。3年後、5年後にはもしかしたら夏が女子プロ界の中心にいるように私は育てていきたい。私でさえ、泣き虫で弱くてダメでっていう選手だったので夏がなれないわけがない。泣いてばかりいましたからね」

――だからこそわかる?
「そうですね。悩んで悩んで、でも悩みって悩んだら解決するもんじゃないので。あとは吹っ切るしかないです。もう自分はこれしかないんだっていう。吹っ切れたらもっとよくなると思います」

(記事・写真提供/WAVE)

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

月別

ページ上部へ戻る