リアルジャパンプロレス3.24.後楽園決戦直前インタビュー第2弾! 【“無我を追及する男”倉島信行(ドラディション)】

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3月24日(木)東京・後楽園ホールで開催される『初代タイガーマスク黄金伝説~LEGEND OF THE GOLD Ⅳ』で、“元総合格闘技DEEP王者&全日本サンボ王者”長谷川秀彦と対戦する倉島信行がリアルジャパン初参戦への思いを語った!

<シングルマッチ30分1本勝負>
長谷川秀彦(フリー)
vs
倉島信行(ドラディション)

――意外と言うか、倉島選手は3・24後楽園ホール大会がリアルジャパン初参戦になるんですよね。
「初参戦ですね。参戦の経緯は、(佐山サトル)総監の興義館に練習をさせてもらいに行ってて、おそらくそこで練習しているものからボクが求めているもの、ボクが追及しているものも含めて(自分の姿を)見ていただけたんじゃないかなと。それで今回につながったんだと思います」

――興義館で練習を始めたのは?
「ここ半年くらいですかね。興義館では主にグラップリングの練習、総合(格闘技)の練習をしています。ボクは(試合では)蹴りとかあまりしないんですけども、そういったものも教えてもらったりして。自分ができなければ相手の技をよけることも受けることもできない。そういう面ですごく勉強させてもらっています。ボクが行く日はグラップリングの選手が多く集まりますね」

――先日、参戦が発表された会見では誕生日間近の倉島選手にバースデーケーキがサプライズでプレゼントされました。すっかり溶け込んでいるなという印象を受けましたが。
「ホントに嬉しいですね。この歳になってケーキもなにもないですけど、その気持ちが嬉しいですね。ここ何年もそんなことなかったですし。(練習)仲間かなってボクのなかで思ってる人たちがそうしてくれるというのが、一番うれしいですね」

――倉島選手は藤波辰爾選手主宰の無我で1996年にデビューしました。
「そうですね。96年の10月5日ですか。今年ちょうど20年ですね」

――当時、倉島選手、MAZADA選手、竹村豪氏選手と3人の若手がいました。現在ではそれぞれの活動という形になっています。
「そうですね。竹村はもう引退してますからね。MAZADAはメキシコに行って肉づけをしてきた。自分に関しては、なにも変わらないですけど」

――そこが倉島選手らしいところですが。
「でもやっぱり年齢重ねていくことによって、なんて言うんだろう、少しずついろんなことに関しての考え方が変わってきているかもしれない。ボクが初めて藤波さんに出会ったのがいまのボクの年齢の藤波さんで、ボクが22歳くらいのとき。なんていうんでしょうね、藤波さんがあの当時始めた無我の気持ちがなんとなくわかったかなと思います。ホントにプロレスリングが好きだっていう。ボクは藤波さんのその思いを、藤波さんを見てきて、この世界に入って、それを追い続けてるからボクの試合は第1試合でいいですと。ある意味、ウチの団体(ドラディション)にとって門番でいたいなと、そういう気持ちは常に持っていますね」

――次のリアルジャパンの試合も第1試合での出場です。なぜそこまで第1試合にこだわるのでしょうか。
「ふつうだったらどんどん上に行きたいというのがあるんでしょうけど、MAZADAなんかはメキシコに行って自分で肉付けして帰ってきた。竹村も新日本で、自分で肉付けした。ただボクはその根本の部分を極めたいというのかな、いまその極めたいという気持ちがすごく強いですね」

――その気持ちは無我の時代から変わらないと。
「そうですね。それをやっていけばやっていくほど難しい。武道と通じるようなものがありますね。精神的なものですかね。それがボクのなかでの無我。」

――現在、倉島選手がある意味で唯一、無我を守っているのかもしれない。
「ボクは自分のなかではそう思ってますけど。やっぱり、肉付けして大きくなってほしいのは親心でしょうけど、ボクはそこをそのまま貫いていきたい」

――ベルトとかにも欲はないですか。
「やる機会があれば。闘ってる人間ですからね、やりたいって気持ちは(ある)。ドラディションだったら別に第1試合にこだわらなくてもいいんでしょうけど、リアルジャパンだったら第1試合とか、何回も第1試合でボクの試合を見て、そしたら上に行きたいというのはありますからね。べつに許されるのならば、第1試合でチャンピオンにチャレンジするとか」

――根本は第1試合で自分のスタイルを極めることにありますか。
「そうですね。レスリング、プロレスを極める」

――第1試合からメインイベントというプロレスの興行において、第1試合の重要性というものを意識においているのでしょうか。
「ボクはそれが一番。だから第1試合にこだわるんです」

――第1試合が興行の流れを作る?
「そうですね。だからボクは昔と変わらない、怖い闘い。これが闘いであって、そういったものをやりたいですね。リアルジャパンには武道の匂いがするんです」

――3・24後楽園では長谷川秀彦選手と対戦します。プロレスというよりも格闘家(長谷川は昨年6月にプロレスデビュー)との対戦となるのでしょうか。長谷川選手はプロレスのリングでは4戦目になります。異種格闘技戦的な感覚なのでしょうか。
「相手がなんであってもボクはプロレスラーなので。あとは、プロレスって3カウントがあるじゃないですか。でも、総合にはそういうものがない。だからちょっとした隙を突いて(ピンフォールを)取るのもプロレスラーの闘い方ですよね。プロレスの闘い方で、誰が相手でも昔からやってるボクの闘い方をそのままぶつけますね」

――長谷川選手は元DEEPウエルター級王者。倉島選手も2004年にDEEP参戦がありますね。
「ありますね。ただ、あれはルールがイマイチよくわかってなくて、背中向けたらそこで止められちゃったんですよ。なんでこれで止めちゃうのって思って。そこの理解をもっとしてれば全然違う試合になったと思うんです」

――時期は違いますけでも、DEEPという共通点がある。さらには、おふたりとも柔道のバックボーンがあります。
「ハイ、そうですね。ボクのなかでは柔道プラス無我で習ったこと。スネークピットでもキャッチレスリングを教えてもらって練習しているので、そういったものを出したいですね」

――長谷川選手にはどんなイメージを持っていますか。
「(リアルジャパンで)タカ(・クノウ)さんとの試合を見ましたね。昨年12月の試合を見て、関節技とか巧いですよね。スッと入っていける。ボクらはそれをどういなして、どう極めるか、もしくは3カウントを取るか。プロレスラーとしてはピンフォールを狙いたい、関節とかじゃなく」

――警戒する部分は?
「足取りが巧いし、足の関節技ですね。あの動きを見ているとサンボが入っているような気もするので、バックを取ったときの足の返され方とか、その辺を気をつけないとちょっと怖いですね」

――今回初参戦になりますが、継続参戦を希望されますか。
「出られるのであれば何回でも。ボク自体も試合が少ないですからね、いまドラディションだけですから。それでは無我でやってきたものがなにも伝わらないし。ボクの試合、あのときの無我って、こう言ってはあれですけど、お客さんをあまり意識してなかった」

――それだけ対戦相手に集中していたと。
「ボクらがやってたときの無我ってお客さんがシーンとしてるんだけども、試合に見入ってくれた」

――そうですね。細かい攻防に見入る印象があります。
「そういう試合を必要だと思ってくれる団体、あとは考え方が合えばボクは出たいと思いますし。それを必要とするところがあるかどうかですね」

――無我的なものを前面に出す選手が少なくなったような気もします。
「そうですね。それはありえますね。だからあのときの無我はブランドになってましたね。その大切さをボクは大事にしていきたい」

――倉島選手が追及するのは、発足当時のあのころの無我?
「あとの無我は違うというか、ボクには“?”ですね。当初の無我がボクのプロレスラーの肉づけをする前の段階。それが極められればボクの肉付けになるし、骨格になる」

――では、リアルジャパンで興味ある選手、闘ってみたい選手は?
「やっぱりまず、スーパー(・タイガー)。以前、北海道でやられてますから。大阪では記憶飛ばされてるんで。ドラディションとレジェンドで闘ってます。その借りはやっぱり返したいですからね」

――そのためにも、次の長谷川戦で勝ってコマを進めたいですね。
「そうですね。ただ、スーパー(・タイガー)だとなかなか第1試合ってないでしょ(笑)」

――それは状況次第ではないですか。倉島選手がこだわりの第1試合をつよく主張すれば、メインクラスのカードでもその位置で実現するかもしれません。
「その試合が必要だと思ってリアルジャパンさんが組んでくれるのであれば、何試合目でも構いません」

――リアルジャパン初参戦後には3月29日にドラディション後楽園大会も待っています。
「ボクは三州ツバ吉と(シングルで)対戦します。アマゾンを走ってきたおかしいヤツです、ホントに(笑)」

――ドラディションの大会はどんなモチベーションで臨みますか。
「やっぱり自分の大会ですからね。ただそこでも変わらないですね、第1試合で。それをずっと続けてきてるわけで。ボクもこうやって話す機会がないから誰もわかってくれていないですけど、藤波さんくらいじゃないですかね。だからいつも第1試合にボクを置いていてくれる。ボクはそう思ってますけどね」

――では、あらためてリアルジャパン参戦への意気込みをお願いします。
「無我で培ってきた、“無我”を貫き通したい。倉島の試合をリアルジャパンのファンの人たちにどこまで見せられるか。なおかつ、長谷川選手からどうやってピンフォールを取るか。なるべく関節技とかではなく3カウントで勝ちたいですね。彼の関節技も怖いし。ただ、クイックなら3カウントを取ることもできますから。彼はたぶんそういうのを味わったことはない。ボクが持っているもので彼をどういうふうにするか。まあ、彼の思うようにされないよう気をつけながら次回につなげられるような試合にしたい。リアルジャパンから必要とされるような、そういう試合をしたいと思います」

リアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク黄金伝説~LEGEND OF THE GOLD Ⅳ』
日時:3月24日(木)
会場:後楽園ホール
試合開始:18時30分

▼第1試合 シングルマッチ30分1本勝負
長谷川秀彦(フリー)
vs
倉島信行(ドラディション)

▼第2試合 バトルロイヤル10選手参加
スーパー・ライダー(リアルジャパン)/グラン浜田(フリー)/間下隼人(リアルジャパン)/山本SAN(COMBO)/“力道山3世”力(リキエンタープライズ)/LEONA(ドラディション)/小笠原和彦(PRO-KARATE 押忍闘夢)/フリーダム・ウォーレス(Battle Arts Academy)/戸井克成(邪道軍)/松崎和彦(邪道軍)

▼第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/那須晃太郎(フリー)
vs
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)/折原昌夫(メビウス)

▼第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
藤波辰爾(ドラディション)/石川雄規(Battle Arts Academy)/アレクサンダー大塚(AODC)
vs
田中稔(WRESTLE―1)/柴田正人(フリー)/ベアー福田(SECRET BASE)

▼セミファイナル 6人タッグマッチ60分1本勝負
船木誠勝(フリー)/鈴木みのる(パンクラスMISSION)/川村亮(パンクラスMISSION)
vs
スーパー・タイガー(リアルジャパン)/タカ・クノウ(チーム太田章)/佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼メインイベント レジェンド選手権試合60分1本勝負
【王者】関本大介(大日本プロレス)
vs
【挑戦者】長井満也(ドラディション)
※第9代王者、初防衛戦

(記事・写真提供 リアルジャパン)

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