永島勝司 ゴマシオ親父のつぶやきR[第22回]

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我戦友、大仁田厚が千葉県の袖ケ浦市長選挙に立候補するという仰天情報が入ってきた!

瞬間的に、まだあいつ政界に未練があるのか?と、思うと同時にいかにも、らしいな、と思ったねぇ。元参議院議員で8年振りに政界に打って出るという邪道・大仁田の素晴らしい欲望だ。大仁田は、ずっと地方創生をキャッチフレーズにして闘ってきた男だけに彼にとっては最後の挑戦だろう。当選するか否かは別にして凄まじい男のそれこそこれを執念というんだろうね。議員の時にやり残した事が一杯あったんだろう。


思い起こせば、俺と大仁田の付き合いはそれこそ半端なもんじゃなかった。猪木との対戦を俺に訴えてきて俺も色んな事を画策した。同時に東京スポーツの記者を通じてあの手この手で攻めてきた。俺も色んな事を計画しながら、多摩川で猪木との遭遇を企画したり、本当に対戦の一歩前までいったんだ。
最終的には大仁田の鉾先を長州に変える事で方向転換をしたのも俺だった。それが、対長州という新たな目標を彼に与えたんだよなぁ。メディアを使いながら色々な煽り戦術をやって最終的には長州との電流爆破マッチを実現させたんだけれども、彼の邪道という戦術に俺は乗った。それが、横浜アリーナでの長州との電流爆破マッチというファンには信じられないカードを実現させてしまった。猪木はこの試合に対して大反対だった。

「俺の毒より数百倍の毒を持っている男だぞ。その毒を飲む勇気が永、お前にあるのか?」猪木の言葉は俺に凄いプレッシャーを与えた。それが大仁田の戦術だったと知りながら、俺の頭の中はあくまでもビジネス。それしかなかったんだよね。長州が「またぐなよ」という名セリフを残したのも今はいい思い出だねぇ。長州は一回も電流に触る事無くこの試合を終えた時、「親父、これで俺は思い残す事は無い。」と、言った大仁田の言葉は直ぐに裏切られたね。言って見れば俺が長いプロレス生活の中で唯一“はめられた”時だった。

愛すべき男よ。それが、舌の根も乾かない内にプロレス界にカムバックしながらここまでやってきた大仁田厚。元々彼が国会議員に当選するなんて誰も信じていなかったと思う。WJの時も積極的に協力してくれた。俺は正直、心から嬉しかった。
そんな大仁田が再び、市長というものに挑戦する気概は尊敬というより激励の気持ちが強い。色々な自分の理念を邪道流のやり方で達成しようという、良い悪いは別にして最大の応援をしたい。大仁田厚という男がプロレス界に残した軌跡を結実させようという魂は凄いなぁ。
このコラムが出る時に結果がどう出るかは解らない。只、こんな男の挑戦が今弛みきってる日本の政界に一石を投じる事に期待したい。大仁田厚のプロレス人生の中で彼がやりたいと思っている地方創生という一翼を担えばそれこそ安倍総理も心を動かすんじゃないか。あの長崎出身の邪道がこれからどんな人生を歩むのか、大いに注目したい。今まで様々な困難を身体を張って乗り越えてきた男だけに何かをやってくれると、心より期待したい。

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