パンクラス10.4有明大会 ナムvs.アンディのフェザー級K.O.P、レッツvs.鈴木のウェルター級K.O.P

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PANCRASE 270
日時:2015年10月4日(日)
開始:15:00
会場:東京・ディファ有明
観衆:2022人(超満員)

本戦第二部

▼第1試合 ライト級 3分3R
○太田駿平(P’sLAB世田谷)
3R終了 判定3-0
●林 源平(和術慧舟會IGGY HAND’S GYM)

▼第2試合 ストロー級 3分3R
北方大地(パンクラス大阪稲垣組)
ノーコンテスト
リトル(GUTMAN)
※3R、北方が肩固めを決めたが、計量オーバーのためノーコンテストとなる

▼第3試合 バンタム級 3分3R
●なおKING(OOTA DOJO)
1R 2分22秒 KO(ハイキック)
○神田T800周一(T-BLOOD)

▼第4試合 バンタム級 3分3R
●CORO(和術慧舟會TLIVE)
2R 2分59秒 TKO(グラウンドのパンチ)
○瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト)

▼第5試合 フライ級 5分3R
●荻窪祐輔(K-PLACE埼玉格闘技道場)
3R終了 判定3-0
○清水俊一(総合格闘技宇留野道場)

▼第6試合 ウェルター級 5分3R
○村山暁洋(GUTMAN)
3R終了 判定3-0
●窪田幸生(坂口道場一族)

▼第7試合 フライ級 5分3R
●古賀靖隆(Lotus世田谷)
3R終了 判定0-3
○神酒龍一(CAVE)

▼第8試合 バンタム級 3分3R
○コリーン・シュナイダー(CSW)
3R終了 判定3-0
●ブリアナ・フィソリ(UFC Gym BJ Penn)

▼第9試合 バンタム級 5分3R
○ビクター・ヘンリー(CSW)
1R 4分32秒 フロントチョーク
●福島秀和(BLOWS)

▼第10試合 ライト級 5分3R
○石川英司(GRABAKA)
3R終了 判定2-1
●ドミニク・ロビンソン(Goon Squad)

▼第11試合 ライト級 5分3R
○アキラ(久我山ラスカルジム)
3R終了 判定3-0
●ジョン・スミス(Subfighter)

▼第12試合 フェザー級 5分3R
●ガイ・デルモ(GUTMAN)
2R 0分34秒 TKO(デルモの怪我によりレフェリーストップ)
○牛久絢太郎(和術慧舟會TLIVE)

▼第13試合 ウェルター級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分5R
[王 者]●レッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会)
2R 3分56秒 チョークスリーパー
[挑戦者]○鈴木槙吾(ALLIANCE)
※第7代王者のレッツ豪太が防衛に失敗。鈴木が第8代王者となる。

▼第14試合 フェザー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分5R
[王 者]●ナム・ファン(パラエストラ八王子)
4R 1分18秒 三角絞め
[挑戦者]○アンディ・メイン(Pure MMA)
※第4代王者ナム・ファンが防衛に失敗。アンディが第5代王者となる。

本戦第一部

▼第15試合 ストロー級 3分3R
●田丸慶輔(総合格闘技宇留野道場)
3R終了 判定0-3
○児玉勇也(和術慧舟會トイカツ道場)

▼第16試合 フライ級 3分3R
●小林 優(P’sLAB吉祥寺)
3R終了 判定0-3
○渋谷和樹(NEXUSENSE)

▼第17試合 フライ級 3分3R
○上嶋佑紀(BRAVE)
3R終了 判定2-1
●中村龍之(Lotus世田谷)

▼第18試合 バンタム級 3分3R
●田中千久(パラエストラ八王子)
2R 2分46秒 チョークスリーパー
○論田愛空隆(総合格闘技 心技館)

▼第19試合 バンタム級 3分3R
○村田康大(パラエストラTB)
3R終了 判定3-0
●大橋悠一(P’sLAB大泉)

▼第20試合 バンタム級 3分3R
○小宮稔大(パラエストラ八王子)
1R 2分05秒 TKO(スタンドのパンチ)
●志水悠生(パラエストラTB)

▼第21試合 フェザー級 3分3R
○渡慶次幸平(P’sLAB吉祥寺)
1R 2分05秒 TKO(スタンドのパンチ)
●林 太陽(CAVE)

第1試合

2015-10-4パンクラス270_第1試合ここ何年も新弟子の入門がなく、選手の引退も相次ぎ、存続の危機にさらされていた高齢化するパンクラスism。しかし、高橋義生が指導するP’sLAB世田谷のオープンと同時に、太田駿平が所属することになった。横浜道場でism所属の選手たちとも練習し、パンクラスの名を継ぐ選手として大いに期待されている。既にパンクラスでは10戦を経験しているが、今回は新たな出発。白星で飾ることができるか。
1R、太田はタックルから金網へ押し込む。投げてバックを取り、金網へ押すと殴ってテイクダウン。林は立ち、ヒザを打ち込む。レスリングを得意とする太田は倒して殴る作戦。何度も金網へ押し込んで終了。
2R。組みにいった太田。林はローキックを放つが、これがローブローとなってしまう。苦しげに顔を歪める太田。新ルールでは、ローブローの場合、最大5分までインターバルを取ることができる。5分休んだ太田は、まだ苦しそうだが試合を再開。林は少しずつ手数を増やし、ボディブローやヒザを入れるが、太田はブレずに倒しに行く。林は立つが、太田は片足を取る金網へ押し込んでいく。林がボディを打ったところでゴング。
3R、ゴングと同時に太田にドクターチェックが入る。太田の額右にキズができており、出血している。再開すると、林はローキックやヒザで攻める。太田は何度も金網へ押し込み、太田のペースで終了。
どちらにも決め手はなかったものの、作戦がブレず、相手をコントロールした太田が判定3-0で勝利した。

第7試合

2015-10-4パンクラス270_第7試合古賀は2012年ネオブラッド・トーナメントで優勝(スーパーフライ級)し、現在10戦8勝1敗2分の2位。TTF CHALLENGEでは2敗を喫したが、パンクラスでは2連勝中。神酒はこれまでで最もキャリアのある相手。一気に名を上げるチャンスだ。
一方の神酒は修斗第4代バンタム級王者で、パンクラスには初参戦。昨年のVTJトーナメントでは前田吉朗に勝利するも、準決勝で敗退。大晦日のDEEPDREAM IMPACT 2014では和田竜光にチョークスリーパーで敗れ。また、今年5月、修斗で菅原雅顕に敗れタイトルを失った。崖っぷちに立った神酒は、新天地パンクラスではどのような闘いを見せるのか。
1R、古賀はステップでリズムをつけながらパンチを出して行く。身体を振ってプレッシャーをかける。神酒はシングルレッグから金網へ押すが、古賀はパンチを振って離れる。古賀は飛び込んでいくが、神酒はかわし、ローキック。古賀のタックルに付き合わない。終盤、古賀のローがローブローに。再開後も神酒は組みに付き合わず、左ハイキックを放って終了。ジャッジは三者、神酒を支持。
2R、神酒がタックル。古賀は尻もちをつくが、こらえて立つ。逆に古賀がタックルからテイクダウンを奪が、神酒はすぐに立つ。神酒はロー、古賀はパンチを打ち合う。古賀のパンチで神酒がフラッシュダウン。しかし、神酒はすぐ立つ。終了直前は古賀は金網へ押し込む展開で三者とも古賀を支持。古賀は五分に戻した。
3R、古賀は組んで金網へ押し込む。お互い入れ替え合うが、展開なくブレイク。神酒は古賀に付き合わず、ロングのパンチから金網へ押し込む。しかし離れると、神酒はダブルレッグからテイクダウン。古賀はすぐに立ち金網へ押す。古賀はタックルを切られ、最後は金網に押し込まれて終了。
3Rは三者が神酒を支持し、28-29×3で神酒がパンクラス初勝利を挙げた。

第13試合

2015-10-4パンクラス270_第13試合①今年5月に対戦した2選手のリマッチ。前回はノンタイトル戦ながら、鈴木が激しいパウンドの洗礼で鮮やかなTKO勝ちを収めている。今回はレッツが名誉挽回するのか、それともタイトルが移動するのか。
1R、王者が左ミドル、ローキックからタックル、テイクダウン。しかし鈴木はすぐに立つ。鈴木が前に出始めると、レッツは左にサークリング。それを鈴木が追う形に。時折、小走りになり逃げるレッツ。鈴木は追いながらパンチを出すが、ダメージを与えるところまではいかない。ジャッジは2者が鈴木、1人がレッツを支持。
2015-10-4パンクラス270_第13試合②2R。レッツは左ミドルから単発のパンチを出しながら回る。鈴木はタックルに行けず。レッツが回りながらパンチを出し、タックル、タイクダウン! しかし鈴木はすぐに立つ。逆に鈴木がテイクダウンすると、レッツもすぐに立ち、金網へ押し込む。鈴木が追いかけると背中を見せて小走りに逃げるレッツ。いささか王者らしくない。鈴木が追って殴ると顔面にヒット、レッツがダウン! 鈴木はすかさずパウンド。マウントになり、次いでチョークスリーパー。レッツがタップ! 終始冷静に試合を進めた鈴木が新王者となった。
2015-10-4パンクラス270_第8代ウェルター級KOPとなった鈴木槙吾ケージには師匠の高阪剛、UFCファイター菊野克紀らチームメイトが上がり、新王者を囲んで祝福した。
鈴木「今は嬉しいです! 長い歴史をもつこのベルトを巻いてチャンピオンになれましたけど、まだまだランカーに強い選手がいますし、負けている選手、もいます。村山(暁洋)さん! お願いします!」

<試合後コメント>
鈴木槙吾
「思った通りの展開だった。前回のイメージがあったのかも知れない。開始してすぐ、僕のいいのが1発当たったので、それもあったと思う。レッツ選手が回って僕が追う展開になると思っていた。
寝技でのフィニッシュになったのは、セコンドから「サブミッションmp狙えるぞ」という声か聞こえたから。レフェリーがパウンド止めなかったので、楽に決められそうな方を取った。セブミッションで勝ったのは3年ぶりくらい。
これで王者になったが、守りには入らない。次は防衛戦をやりたい。
ベルトを巻いたときは本当にうれしかった。試合前、本当負ける夢をすごく見て、目がさめて「ああ、夢だった、よかった」ということが多かった。負けるのは本当に怖かった。
(リラックスして見えたが?)試合前の行事や、ケージ練習のときは普通にしている。試合直前、15分くらい前までは、後輩としゃべりながらマスをやったりしている。何日も前から入り込むと良いことはない。直前まで意識してリラックスするようにしている。
ここからが始まり。精進したい。
(UFCを目指す?)僕が目標というにはおこがましい気がする。視界の端には入っているけど、まだまだ、おこがましい。パンクラスで防衛を重ねてから考えてみたい」

第14試合

2015-10-4パンクラス270_第14試合①王者・ナムと挑戦者・アンディは付き合いの長い友人同士。アンディがパンクラスに初参戦したときは「チーム・ナム・ファン」の1人として上がったほど。しかし今は、友人同士の感情は捨てて、ベルトを巡って闘う。また、今大会からタイトルマッチが5分5ラウンドとなった。試合は未知の領域にまで進むのか、早くに決まるのか。
1R、アンディが片足タックル。投げてテイクダウンし、バックを奪う。ナムは返せない。アンディは上に乗っていき、側頭部を殴る。ナムは殴られながら背負う形で立つが、アンディは下りて金網へ押し、倒す。ナム立つが、再びバックを取られ、脱出できないまま終了。ジャッジは3者アンディ。
2Rは打撃戦で始まる。右ハイキック、ボディなどナムがやや攻める。しかし、アンディがシングルレッグでテイクダウン。バックに回り、立って金網に押し込む。アンディは右ミドル、パンチ、ヒザを打ち込む。ナムに焦りの色が見えるか。
ナムは離れるが、アンディ再びシングルレッグでテイクダウン。すぐ立ったナムに、アンディがヒザを打ち込む。ジャッジは三者アンディ。
2015-10-4パンクラス270_第14試合②3R。ナムは頭を振ってパンチを出すが、アンディは前蹴り、パンチからシングルレッグでテイクダウン。すぐにバックにつき、カカト、ボディ連打。ナムは効いてきたか。しかしアンディは立たせず、残り30秒で首を狙う。ナムがなんとか脱出したところでゴング。ジャッジはまたもや三者アンディ。まだ余裕がありそうなアンディに対し、スタミナが切れかけているナム。
4R、ナムが先手をとってタックル、金網へ押し込む。アンディはバックを取ろうとするが下に。しかし、そのまま三角絞めに。これがガッチリ決まり、ナムがタップ。アンディが寝技でナムを封じ込め、新チャンピオンに輝いた。

2015-10-4パンクラス270_第5代フェザー級KOPとなったアンディ・メインアンディのコメント「今回、UFCファイトパスで中継される中、勝ててうれしい。以前UFCからオファーがあったが、出られなかった。しかし、今回放送されることでまたチャンスがあると思う。
1Rはコーチのアドバイスが耳に入らず苦戦したが、2Rや4Rは相手の攻撃をもらいながらも自分のぺースに持ち込もうとした。最終的に、一番いいポジションに決まってよかった」

<試合後コメント>
アンディ・メイン
「今までで一番タフな試合だった。ナムさんは友だちだし、とても強かった。1Rは肉体的にも疲れてしまし、厳しい展開になったが、リズムが取れるようになって決められたのでよかった。
グラウンドの展開には自信があった。しかし、ナムさんはタフでゲームに付き合う気がなかった。しかし、自分は柔術がベース。展開を変えられてよかった。
このベルトは非常に重い。世界を肩に載せているような気持ち。これまで、シャムロックやバス・ルッテン、ジョシュ・バーネットらレジェンドが巻いてきたベルト。まさに自分の夢がかなったという気持ち。
防衛戦は誰が相手でもいいけど、ISAO選手とかトップ選手とやりたい。防衛すれば、UFCへの道も拓ける。パンクラスのベルトを防衛しながらUFCでも闘いたい」

【写真・文/佐佐木 澪】

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